>>255
教皇フランシスコ、バチカンの各団体に9月30日までに全資金をバチカン銀行へ移すよう指示


ローマニュースルーム 2022年8月23日 / 05:51 am

教皇フランシスコは、ローマカトリックとその関連団体に対し、すべての金融資産をバチカン銀行として一般に知られている宗教事業研究所(IOR)に移すよう命じた。

8月23日に出された教皇の詔書は、3月に公布されたローマ教皇庁の新憲章「プレディケート・エヴァンゲリウム」の一項の解釈を明確にするものだ。

フランシスコの詔書によると、IOR以外の銀行に保有する金融・流動資産は、2022年9月1日から30日以内にバチカン銀行に移管しなければならないという。

バチカン市国に本拠を置くIORは、110人の従業員と14,519人の顧客を抱えている。2021年時点で52億ユーロ(約5600億円)の顧客資産を預かっている。