日本人の思う悪魔というのは化け物としての悪魔ですよね。


しかし、キリスト教で言う悪魔とは、堕落した天使を指し、人間を神に背くように仕向けます。

この「神に背く」というのが曲者で、サタニストにとってはむしろ神に背くことによって知識の追求ができ、神になれると言う論理を主張します。

実際、旧約聖書では悪魔がイヴに禁断の果実を与えた時に「それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」と言ったように、悪魔は知識を与え、人間が神になるように仕向けます。

永遠の知識を求める者にとっては崇拝すべきものなのです。

そこを勘違いするとサタニスト、悪魔崇拝の意味を勘違いしてしまいます。