スワップ協定ってのはあくまで短期の金融危機、為替の急変動に対応する資金融通の相互協定だからね。
長期で貸しっぱなしなんて想定していない。第一、仮にそんな長期で金借り続けてもし為替が戻らなかったら
中央銀行が膨大な為替差損を追う事になり、それこそ債務超過、中央銀行の実質破綻=ハイパーが起きる。
そもそもスワップ協定だって慈善事業じゃないんだから基本は相互扶助。日本の財政がいよいよ
危ういとなれば、各国が一方的に日本の救済事業をするなんてありえない。その時点でスワップ協定も終了だよ。

日本人は集団主義だから、一度方向性が決まれば一気に流れが逆流する。リーマンショックでも一番関係ない
日本株が一番暴落した。個人2000兆円、民間企業1300兆円の日本の金融資産が一気に動いたら、
日本、EU、スイス、アメリカ、カナダ、イギリスの外貨準備総動員しても一溜りもない。
終わりだよ。ハイパー、日本のアルゼンチン化。日本はアルゼンチンとは違うと言い続けている間に、
いつの間にか、個人は高齢化し、企業は競争力を失い、国民は政府にバラマキを要求し続け、
稼ぐ力もないのに放蕩だけは一人前の愚民化して、アルゼンチン同様の三流国に落ちぶれちまったと。
と言えば言いすぎか。アルゼンチン化する目前が今の日本って所だな。あのアルゼンチンも
大戦前には先進国だったんだからなあ。時代の流れについていけない愚か者は、栄枯盛衰、
諸行無常の響きあり、驕れるものは久しからずという話よ。