トランプの功績(伊藤貫氏による要約) https://www.youtube.com/watch?v=u9nKYItOqj8&;t=3292s

1. トランプ用語では「ディープステート」、普通の表現では米国外交・軍事・経済政策決定(FBI, CIA, 国務省、司法省等)は一部のエスタブリッシュに寡占され彼らが意志決定を行い、自国の選良の大統領といえども意に従わなければ、エスタブリッシュは存在しない「ロシアゲート」疑惑を違法にでっちあげてでも失脚させる、そのような利益集団の存在を表に出したこと
2. 米国主流マスコミは 100 % 嘘を突き通す存在である事実が公に証明されたこと、民主党員の40%、共和党員の90% は米国大手マスコミを信用しない覚悟を決めた‥‥
3. 米国大手情報産業=GAFAM がいかにムチャクチャであるかが公に証明されたこと、twiter, youtube, facebook, amazon の言論統制は全体主義国家レベル、youtube は他国の動画ですら削除しまくっていた、これって中国よりも非道でしょう、各国は自国憲法で保障された言論の自由、報道の自由を土足で踏みにじる米国情報企業の投資を規制するべきでしょう
4. 共和党エスタブリッシュメントは「ディープステート」の意のままに動く操り人形であったことが明白になったこと、すでに空洞化が明白になったことで、すでに共和党内では再編が進んでいる模様
5. 米中キッシンジャー路線を叩き壊したこと、トランプは単なる無自覚・無知ではあったが、結果として米国対中政策批判層を掘り起こし結集させたこと
6. 米国民主主義は仮想現実であり「The system is rigged.」「アメリカの政治経済社会システムは最初から仕組まれており、勝つ奴は最初から決まっている」(バーニー・サンダース)ことを米国一般庶民ですら確信するようになったこと

今後当面は米国はネオリベラル=米国経済覇権、とネオコンサバ=米国軍事覇権、により対露介入、中東介入を進める一方で東アジアからは撤退するでしょう
21世紀半ばには米中で新「トルデシリャス・サラゴサ条約」が締結されるでしょう