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極めて重要なことに、アメリカは、イランと中国に対する「戦争」で益々孤独だ。
最も信頼できる同盟ヨーロッパは、中国とイランに対し、既に異なる路を進んでいる。
ワシントン・ポストさえ報じるように、アメリカは既に、イラン-中国連合に、効果的に挑戦するため自由に使える十分な力がない「一国連合」だ。
アメリカがイラン制裁問題を巡って首を絞めようとしていた国連は、既にソレイマーニ大将殺害を「違法」と宣言し、自身に有利なよう出来事の結果に影響を与え、具体化するアメリカの能力を低下させている。

アメリカは益々国際的孤立に面しており、冷戦終結以来の世界体制のアメリカ一極支配に対する直接の打撃だ。
この増大する孤立化の理由の一部は、アメリカ自身の頑固な態度なのだが、この孤立化の決定的な理由は、世界が既に変わり、多極システムに成熟していることだ。

この文脈で、イランと中国がまとまるのは、中国の一帯一路が更に拡大し、強化するだけではない。
それは、アメリカの一極支配体制が、今日の多極世界で、益々、無意味で、いかに、ばかばかしくなっているかを示している。
アメリカの制裁は、称賛されないのみならず、ヨーロッパにも中国にも、終始、無視されている。