>>399
政府支出が制約されるべき5条件についても、例えば「過度なインフレ」に関する感覚がMMTとその他のエコノミストの間では大きく乖離している可能性がある。
というのはレイ氏が次のように語っているからだ。「年率40%未満のインフレ率から経済への重大な悪影響を見出すことは困難である」(p445)。
「MMT」(著:L. Randall Wray)

 これを文字通り受け止めると、仮にMMT派に経済政策を任せた場合、年率20%〜30%というインフレになっても「大丈夫、問題ない」と言われてしまうことになる。
むしろMMT派の論理自体よりも、この感覚の乖離の方が重大かもしれない。

http://takenaka1221.livedoor.blog/archives/20959594.html