>>646 つづき

ここでは数学的な話をしてきましたけど、
「楽譜(聖、霊)と演奏(俗、肉)」
なども同じような関係になっているわけです。

演奏ついでに言えば、
「指揮者(聖、霊)と演奏者(俗、肉)」
という関係もある。

「作曲者(父)、指揮者(子)、演奏者(聖霊)」
という対応もある。

このように、聖俗の秩序があって物事は成り立っていくわけです。


で、全世界を支配している聖俗の秩序というのが、
父・子・聖霊の三位一体の神であるわけです。

父・子・聖霊は三位一体ですから、
「聖霊は俗」という言い方はおかしいと言えばおかしいわけですけど、
神からすると俗であり肉である人間に直接働きかけるのは、
聖霊ということになります。

そして、人間が何かを成そうというときには、
その事柄を、子なるイエスの方に上げないといけない。

これは、俗には「考える」とか「祈る」などと言われている行為ですね。

そうすると、正しくすれば、しかるべき結果がもたらされてくるわけです。
(つづく)