副島隆彦です。今日は、2018年11月24日です。
やはり、ケインズが、天才なのだ。
カール・マルクス と同格の、大天才だ。
ケインズが、どれぐらい、天才であるかを、分からないような人間が、経済学を、言うな。
マルクスの、サープラス・ヴァリュー(surplus value 、剰余価値)の研究も、余剰(サープラス)を研究したのだ。
このことの、大天才ぶりを、私たちは、150年後の今、噛みしめるべきなのだ。
あとは、凡人たちだ。



副島隆彦は、新刊でリバタリアン・ケインズ・マルクスと言って、共産と言ったり反共産と言って、主張がゴチャまぜだ。
結局は、何が言いたいのか?。

副島がアメリカ視察(正しい日本語では物見遊山)に行ったときに、
各シンクタンクが全く相手にしなったところ、リバタリアン系のケイトー研究所だけが
相手にしてくれたので、それからリバタリアンを標榜するようになった。

ただ、最低賃金の廃止や麻薬取り締まりの停止などヤバい政策を提言している。

財政についてはシカゴ学派のケイトー研系ではなく、ケインズ経済学を
主張する副島はリバタリアンではない。ケインズ経済学の延長線上にあるのは
ニューディール政策に代表されるやりかた。税金が嫌いな副島はそのモデルに
耐えられるのか。

要するに、「自分に都合のいいところだけ」をつまみぐっている。
自己流で勉強したために支離滅裂になってしまった人の典型。