>>170 >>171 >>172

説明しやすいから MBやMSを使わせてもらうよ。

MSは増加しているよ。

給付型ではないだけで 銀行が投資融資する つまり 新たな負債を発生することと同じで。
その負債が不良化しないで、将来 完済されることで あらたな資産価値(私有財産)となる。
つまり、資産価値(物、技術やサービス)の増加と資金の増加が一致していれば
通貨価値が維持され インフレにならないと。 だから、インフレでない資金の増加は
利益であり、それが 国民の間で再分配すると 国民の中身が増えることとなる。

2016年前期の金融機関による日銀の預金からの出金は 10兆円になり
その後も 増加し続けている模様で。現状、投資融資のため年20−30兆円程度で出金
さらに 30兆円以上の資金で 政府国債(予算不足分)を再購入しているから
全体額で 50−60兆円くらいの資金が あらたな資金として増加していると。

金融緩和は 最大50−80兆円に設定され 今後も80兆円/年の資金化が予想され
これは 資金による国債の再購入や 投資融資資金として 十分である。
資金の増加は 資金余裕としてあらわれ 株価上昇や 株価連動した年金資金の確保にも
プラスになっている。 結果は 2013年から現在に至るデータとそれ以前のデータの違いを
見れば明白で。この資金余裕がもたらした結果である。

MBとMSの結果は必ずしも一致しない。なぜなら MSの増加は新たな負債の増加とも言え
負債が増えることは 資金の増加を意味し、通貨価値に影響しインフレ圧力になる。
たとえ、日銀が通貨価値を維持しても 市中における負債の増加は局部的に
インフレ圧力となり バブルの原因となりうる。 そのバブルの不良化が
バブル崩壊後 不良化債権処理というもので。その後の 失われた20年と呼ばれている。
このようなバブルを防ぐために、 不良化負債の防止や 資金供給の制限など
負債の増加しすぎ (資金の増加しすぎ)を防ぐ努力が MSの制限であると
認識すべきであると