大機小機 重み増すリフレ派の責任
                               2018/2/20付日本経済新聞 朝刊

>  次期日銀副総裁候補の一人である若田部昌澄早大教授は今回退任する
> 岩田規久男副総裁と並ぶいわゆるリフレ派の論客だ。リフレ派が日銀批判を強めるのは
> 2000年8月のゼロ金利解除辺りからだが、その頃の彼らは「我々の言い分が通じない」と
> 叫ぶ被害者意識が強い集団でもあった。
>
>  リフレ派の「経典」と称されるのが、岩田氏が編者である「昭和恐慌の研究」(04年)だ。
> 岩田氏、若田部氏のほか当時は民間エコノミストだった原…

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