https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-12-10/P0N6BQ6KLVR401

これは昨年12月の記事

僅か3ヶ月前の記事だけど債券市場参加者の予想が如何に間違っていたかを示す記事
なんと短期より長期金利が下回ると予想してたとこが結構多かった
そこまでいかなくても長期金利は2.2〜2.3程度しかならんと考えてた連中が実に多かった

考えて見れば米国のGDPが年率3%近くになり
しかもFRBが資産縮小を開始しているのに何故か長期金利はドンドン下がると予想してた人が多かった
市場参加者の大多数の期待や思惑とは違う結果が2月になってハッキリして今回の騒動になった
株式市場の混乱ばかり報道されるが債券市場の方が遙かに読み間違いの大混乱を起こしていた

何でこんな読み間違いをしてるのかが不思議な話だ
アメリカの経済指標はどれも良好なものであり、GDPなども概ね良好だった
しかも長期金利を押し下げていたFRBが資産縮小を開始をしているのに
根拠不明の長期金利は上がらない説が支持されてことになる

そう、市場参加者の多くの意見や思惑では経済は動いていない
理屈で言えば長期金利が上がる話なのにしばらく上がらなかったら
これがずっと続くと思い込んでた人が実に多かったということになる
エコノミストやアナリストという連中もこの手の間違いをよくしてしまう
期待や思惑だけで値がずっと維持できると勘違いしてしまうのだ