期待や思惑での値動きというのは
現実が伴わないと値が維持できなくなるという性質がある
意外とこれを理解できない人が多い
特に日本の自称アナリストと称する煽り屋は
期待感やら思惑といった要素をやたらに口に出すが資産形成には百害あって一利無し
日本人がチャート分析を好むのは期待や思惑という同調性を満足させているだけ
現実の経済の展開は大多数の思惑が現実化していくわけではない
今回の株価急落の要因になった米国長期金利の急騰なんて起きるわけがないと大多数は根拠無く信じていた
考えて見ればほぼ1年近くGDPが2%台後半をキープしてるのに長期金利が2%そこそこままであるわけがない
市場の期待や思惑だけでは値が維持できなくなり長期金利が急騰する結果になった
重要なのは市場の大多数の思惑や期待を知ることではない
その思惑や期待が本当に実現するかを考えた方が遙かに個人投資家には有益だ