マイナス金利政策にもかかわらず、肝心の企業の設備資金需要は勢いを欠く。
頼みの個人向けについてもアパートローンは人口減が進む地域で供給が増え、
将来の空室増が心配。カードローンに関して地銀は審査ノウハウの蓄積に乏しく、
安易に拡大し続ければ貸し倒れリスクが高まる。

 マイナス金利を通じ企業や家計が温まり、物価も次第に上昇する――。現時点では期待した効果より「お手軽融資」のツケが怖い。

人口減少を上回るアパート建設してたのは、流行りの熱病みたいなもんか