中国住宅市場の冷め始めた熱、忍び寄る暗雲 WSJ
http://jp.wsj.com/articles/SB12404974170281193886104583642551342524608

▲巨大都市部で不動産価格が下落、売るに売れない所有者

中国2大都市圏である北京と上海などのメガシティーでは住宅販売が
失速し、価格が下落。劇的な落ち込みを見せているところもある。

中国ではこれまでも不動産価格が一時的に下落する局面はあった。
だが今回はブームを支えてきた膨大な債務が積み上がっているため、
中国経済と当局にとって大きなリスクになっている。

政府の最新データによれば、北京と上海の住宅価格は11月に
前年比で0.3%下がった。下げ幅は小さいが、1年以上にわたって
2桁の伸びを見せていたことを考えればこの反転は大きい。

中国の国民は住居や投資先としてマンションを購入する際、
高額でリスクの高いローンを組んでいる。価格の下落により、
住宅を手放して得られる金額よりも大きな債務を抱える所有者が出る可能性がある。