>>700
その金融緩和も、実際、今でこそかなりの規模になっているが、消費増税直後から半年以上様子見をして、今の規模の量的緩和になったのは10月31日(俗に言うハロウィン緩和)まで待つ必要があった事は記憶に新しいはず。

リフレ派で、条件付き消費増税容認に回った連中は、
政治的に消費増税回避不可能であり、それならば
消極的に消費増税を認めた上で、間髪入れずに
消費増税によるマイナス効果を相殺するような
追加金融緩和を行うべきだと条件をつけている。

これもまた、記憶に新しいはずだ。つまり、この
間髪入れずに追加緩和をしろ、と言う条件を設定した
にも関わらず、それは極めてゆっくりと為された事に
多くのリフレ派も失望したものだ。

金融緩和の効果を疑問視する者の多くは、金利や
時間観念についてあまりにも薄い理解しかないような気がする。

金利とは、時間観念を伴っていないと正しい理解は出来ない。