>>281

そのインタビュー見てさ、俺はハマコーの理論は
全然間違ってないのに、ハマコー自身が騙されて
ることに哀れさを感じたよ。
つ、ま、り、
財政政策がニュートラルであれば、
金融政策だけで十分にインフレターゲットは達成
出来ただろうに、政府は巧妙に嘘をついているからな。
消費増税がインフレ達成に届かない原因と考えられて
いたが、消費増税自体は増収分と同額を財政出動すれば
マクロ経済学的にはニュートラルであり、消費を
冷え込ます効果はあるものの、正しい財政政策の為の
消費増税であれば、ここまで景気停滞が長引くはずがない。

実は、消費増税による税収増は、増え続ける社会保険料に
ほとんど割り当てられず、8割は国債の償還に回されていたって事は、この前の安倍総理の公約説明の時に口についた言葉で記憶に新しいところだろう。
全然ニュートラルではないのだ。所謂緊縮財政という行為を平然と行なっていたわけだ。こんな事をやっていては景気を大幅に冷え込むに決まっている。

更に、給与所得者にとっては税金の様に強制的に徴収される社会保険料の値上げ。これは消費増税以上の負担感を気付かないうちに給与所得者に与えていたわけだ。

こんな仕打ちを受けながら、景気が横ばいで済んでいただけで、金融政策の威力、おそるべし、だったわけだ。
ハマコーに説明した財務省の役人の姑息なやり口だと言わざるを得ない。

ハマコーがインタビューの際にあのような返答をしたとしても、それでリフレ理論が崩れた訳では断じてない。
それは、算入すべき要素(財政政策でマイナスに舵を切っていた事実)をハマコーに伝えていない財務省の小役人が悪いだけ。