フランスのマクロン大統領が徴兵制度の復活を宣言しました。報道記事によると、
1月19日にマクロン大統領はトゥーロンの海軍基地で演説を行い、
「すべての国民を対象にした徴兵制度に向けて取り組み、実現させる」と述べ、徴兵制度の復活に言及したとのことです。

徴兵制度を復活した背景には相次ぐテロ攻撃や兵士の不足があり、
18歳から21歳の男女を対象に1ヶ月間の兵役を義務付けると見られています。
フランスでは2002年に徴兵制度が廃止されており、
それから16年ぶりの復活という形になりそうです。徴兵制度の導入はマクロン大統領の選挙公約でもありました。

北欧諸国でも徴兵制度の導入や復活が相次いでいる状態で、
欧州の緊張状態がジワジワと高まっていると言えるでしょう。


徴兵制復活へ 仏大統領表明 18〜21歳の男女対象
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180120/k10011295281000.html