三橋貴明の言うことなんて間に受けては駄目、普通の経済学者は彼の言う事
など誰も相手にしていない。
社会をよく知っているビジネスマンや起業家だって、彼の主張を真に受ける人などいない。
恐らく説明が分かりやすく、日本人にとって非常に耳障りの良い事ばかり並べ立てるので、
素人やB層から支持を得てるんだと思う。ある意味宗教の教祖に近い。

三橋の主張する「公共事業を行なって、内需を拡大することで、デフレは改
善できる」という理論。
この理屈はあくまで人口が増え続けて、社会インフラがまだ未整備の経済成長が著しい新興国に有効な手段。
今のインドがこれに当たる。

そもそももしこの理屈が本当であれば、公共事業バカの自民党がとっくにバ
ラマキで実行しているはず。
公共事業で喜ぶ連中など沢山いるし、現に自民党はそういう連中への利益誘導にために、
過去に散々バラマキで公共事業を行なってきた。だが効果は限定的なものだった。
人口が減り続けている日本では、今度は逆の政策を取る必要がある。
もちろん必要な公共事業もあるので誤解のないように。