デフレ脱却は雇用の改善が目安。
雇用が十分すぎるほど行き渡ってようやくデフレ脱却になる。
雇用の改善が進んでいればインフレ傾向、雇用が悪化してればデフレ傾向に物事が進んでいると見れば良い。

深刻なデフレが、働きたいのに働けない人が多数、働くことを諦めた人も多数の状態だとして
多少改善に向かった現状の軽度のデフレの状態は、働くことを諦めていた人達が仕事を求めて動き出している状態。
これらの人に雇用が行き渡ればデフレの本格的な脱却に向かう。
とにかくデフレ脱却には改善方向に向けてアクセルを踏み続けるしかないし、
どのタイミングにインフレに転じるかは失業者の数(デフレの深刻さ)次第。
早く脱却したいなら金融をもっと吹かすなり、減税や給付金や必要な公共事業の実施等による財政出動を行えばより速く改善に向かう。

何かをやればいきなりデフレが脱却できるというものではなく、物事が徐々に改善した結果、ついにはインフレに転じるというもの。