772 名前:名無しさん@1周年 []: 2018/01/13(土) 23:36:20.98 ID:I/MfdEmt0 (3)
>>658
それはない
過去の身分制度の歴史的意味を考えれば明らか
元々は奴隷と主人の関係から始まった
資本というものすらない状態で、
労働力だけが事実上の資本という経済
それが農業の発展と共に小作農的な物に変わる一方で、
交易を通じて新しい分業制が現れてきた

更に近世に入ると次第に工業の原型の形が出来始める
フィレンツェなどの一部に原始的な資本主義が始まる
更に欧州で自然科学が発展し続け、
ニュートンの登場と共に物理学が文明社会の牽引役となる
これがきっかけに力学から電磁気学、そして応用科学へと歩み出す
最終的に英国で産業革命が起きると、
それまでの貴族社会が崩れ始める
新しい資本家たち(その多くが地方の地主)が現れ、
更には植民地へと向かい出す
貴族と領民から、資本家と労働者という形で新しいより複雑な分業制が現れる
労働者の中には、資本家より専門的な知識を持ったエキスパートが生まれ、
エンジニアという地位を確保する