>>775
2017/11/02
【社会】日本の大卒女性の正社員率は、母親世代では中東レベルの低さ
http://egg.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1509611259/

冒頭の「女子学生亡国論」は過激な議論だが、日本の大卒女性の就業率はどれくらいなのか。
<図1>は、正社員として勤務している大卒女性の割合の年齢カーブだ。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/2017/11/01/maita171101-chart01.jpg
卒業して間もない20代前半では男女とも同じくらいだが、年齢が上がるにつれて乖離していく。
同じ大卒でありながら、女性はどんどん非正規(無職)に追いやられる様が見事に描かれている。
「女子はどうせ家庭に入る」という一般的な傾向があるのは事実だが、それは決して自発的なものではないだろう。
結婚・出産・介護といった家庭の事情に起因していることは明らかだ。

横軸にパートタイム就業・専業主婦、縦軸にフルタイム就業の率をとった座標上に、調査対象の65カ国を配置すると
<図2>のようになる。「瑞」はスウェーデンをさす。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/2017/11/01/maita171101-chart02.jpg
2つの指標はほぼ表裏なので、「斜め」の配置になる。左上は高学歴女性の社会進出が進んだ国で、
ポーランドやスロベニアなど旧共産圏の国が多い。国民皆労働の伝統が強いためだろう。
日本は右下にあり、宗教的な理由で女性の社会進出が制限されている中東諸国と同レベルだ。
日本と同じように少子化が社会問題となっているドイツがこの近辺に位置しているのも興味深い
(ただしドイツはパート就業が多く、専業主婦は少ない)。
斜線は均等線で、このラインより上にあるのはパート・主婦よりフルタイム就業の率が高い国だが、
数としてはこちらが大半を占める(53カ国)。日本は国際標準から大きく外れている。
日本では、高学歴女性の才能が活用されていない。労働生産性の低さは、このこととも関連しているのではないか。