田中秀臣 ?@hidetomitanaka 2014年5月8日
財政政策が景気対策や停滞脱出に無敵ならば、こんなに苦労しないって 笑。
リフレ派の目的は停滞脱出。それに財政政策がきわめて限定的な効果しか出せないためにこんなに苦労してんですよ。 それがどうもわからない人が多い。

田中秀臣 ?@hidetomitanaka
いま再読している『エコノミスト・ミシュラン』の93頁に野口旭さんが、財政政策中心主義や、また単にオールドケインジアン的な財政と金融政策のポリシーミックスでも、
日本のデフレ停滞には効かかったこと、これからも効かなそうなことが丁寧に1頁にわたって書かれている。

田中秀臣 ?@hidetomitanaka
この93頁を読めば、例えば中野剛志氏が『レジームチェンジ』という本で、金融政策のスタンス変更を中心とするのではなく、財政や政治力の転換中心での期待転換を主張し、
インフレ目標などを否定したその欠点と無自覚性が書かれているともいえる。ちなみに03年には中野氏も藤井氏も論壇にはいないが

田中秀臣 ?@hidetomitanaka
なぜ公共事業にこだわり、直接雇用(医療、福祉、そのほか)を増やすことに消極的なのかわからない。同じ雇用増でしかも後者の方が確実に増える。
前者は1)マンデルフレミング効果、2)ミクロ的な供給制約などで効果が不定。ちなみに金融緩和すれば失業率はかなり低下するわけだがw

田中秀臣 ?@hidetomitanaka
というか、国土強靭や耐震や生活保護の捕捉率よりも、長期停滞を解消したほうが自殺率は有意に低下すると思う。
何度も書いてるけど長期停滞の解消策としては国土強靭は不適切な政策。社会資本整備の更新の意味しかないと思う。複数の判定基準(実際道路なんかはそうなってる)でC/B中心で判断。

田中秀臣 ?@hidetomitanaka
ちなみに前も書いたけど、本当に「必要」ならば、公共事業をやればいい。景気対策効果なんかある意味なくたっていいわけ。なぜか、
僕が公共事業には景気対策でいままでめぼしい効果がない、というと「田中は公共事業を全否定」と騒ぐ匿名素人さんがいるが、正直、頭がいかれてるようにしか思えない。