>>700
> それを政府が支出したら再度流動性の高い負債(貨幣)は民間金融機関に保有されるんだから、
> 民間金融機関が保有する流動性の高い負債(貨幣)を凍結する事にはならないよね?

この点に関しては、ここで答えてますね。

政府支出は民間への貨幣の供給を意味しますが、同時に、同量の民間の流動性の高い貨幣を凍結(政府債務の拡大)を行って、
市場の貨幣の量は増やさないようにすれば、インフレになりません。対民間の政府債務の拡大もインフレ防止策なのです。
日銀が民間保有国債を買い取る金融緩和政策は、政府債務の返済であり、一旦凍結していた貨幣の流動性を解除することですから、

通常は、それだけで、民間の流動性が増え、これはインフレを招きます。
金融緩和(日銀による国債引き受け)と積極的な財政支出(政府債務を拡大して行う財政支出)を同時に行えば、流動性の凍結なしで、
単純に貨幣発行によって政府支出を行うということになりますから、市場の貨幣の量がダイレクトに増え、積極的なインフレへの誘導政策になります。