■日本政府は借金で財政破綻する?■国債1508兆円 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
このスレで「破綻する」と言われ続けてもうすぐ7年が経ちますが、本当に破綻するんですかね?
前スレ
■日本政府は借金で財政破綻する?■国債1507兆円
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/eco/1458464707/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 信用されてるとか信用されてないとかでどんな論理的相違があるんだろ? 刷り込まれてる意味無いデフレの恐怖
>ロイター企業調査:8割が「デフレ逆戻り」懸念、増税や円高で 企業はデフレは恐怖だよ
お気楽なナマポと立場が違うんだから デフレってのは原則的にはバブル崩壊後に起きるんだよ
で、デフレになったからって別に通貨高になるってわけじゃあ無い >>628
デフレって内需が落ち込んで不景気の状態だろ?
貯金するから市中からどんどんお金がなくなって、金の価値が上がっていく。
しかも内需がないと企業は海外で稼ぐから、輸出超過になって円高になるんじゃないか? >>629
普通はバブル崩壊とかデフレってなれば中央銀行が利下げするよね?
そうしたら内外金利差なんかと思惑で通貨安だって起きるよね?
ただし、その時に海外が同じ様に利下げしたら分からんけどね >>630
金利差だけで為替が動くなら、今年のはじめにアメリカが利上げして円高に動くわけ無い。
為替差で円安になるはずだ。為替は儲かるかどうかで動いてるだけだろ。
金利下げで調達コストが安くなった円を売って、投資利率の高い国の金融商品を買うために円売り外貨買いをやって、
円安が進行して、投資先の通貨高や株高が起き、円安でドル建て日経株価が割安になって、外国人投資家が買って、
株高になる。こんなところだろ。 かつて、国内貿易関連企業の黒字化の時期に膨大な外貨利益を円決済しまくり、さらに海外投資家たちもそのトレンドに乗り
円買いしまくって脅威の円高なる
国内貿易関連企業はこれだけ円高が続くと、日本国内製造の輸出商品は海外からはかなりの割高になるので日本製はどんどん物が売れなくなる
そこで企業は海外進出、グローバル化時代の幕開け
日本企業は安い賃金で現地の労働力を確保、同時に地元海外は雇用も増えて、経済的にwinwin状態
一方、日本国内では多くの貿易関連企業の一斉グローバル化によって、内需では産業の空洞化がおき、デフレ時代の幕開け
空洞化により国内企業は不景気をあおり、海外進出した企業の成功例を見習って、低コスト低賃金を打ち出す
低賃金で雇われる労働者などは、組合を作ったり、企業に対してデモや反発するわけでもなく、まるで飼いならされた家畜のように企業の提示する賃金に妥協する
日本人の性なのか、賃金コストに対して生産性が上回るという、海外ではありえない珍現象が日本で起こる 供給>>>>需要 いわゆる供給過多
消費は増えないが、低賃金によって低所得者層の労働力が生み出す効率性、効果的ともいうべきか、生産力によって、売り上げが年々落ちる企業は、さらなる低コスト低賃金を掲げる→ブラック企業の大繁殖
@低所得層が増え続ける→A消費が落ち込む→B企業は売り上げが落ちる→C企業はコスト削減、さらなる低賃金へ→@へ戻る
この抜けられない延々と繰り返す悪循環をデフレスパイラルという
長かった円高時代が民主党とともに終わりを告げる →自民党安倍政権発足 アホノミクス発動
アホノミクスによって、株式市場にGPIFが投入され、外資が勝ち逃げ、持ち逃げによって、日本株、円で儲けた売り上げ分を(円売り→ドルへ買い戻す)が起こり円安到来の時代へ ○兆円の富の流出ともいわれてるw >>631
金利差だけで為替が決定されるなんて言ってねえけど?
あくまでデフレになったからって別に通貨高だか通貨安だかに必ずなるなんて言えないって言ってるんだよ
通貨変動要因は様々だからね >>633
一番大きい要因は儲かるか儲からないかだと思うけどね >>635
金融経済プレーヤー
借金をしてる奴が金の流通を握ってる デフレスパイラルは脅し文句だな
円安でデフレは破綻だろうが
円高でデフレは悪くない現実だと思うけどな はぁ?通貨発行権がある時点で財政破綻はありえないし、デフレでは経済成長できなくて国民が貧困化するぞ。
デフレになるのは経済政策が失敗してることだってわかってるか? 経営者が賃金をケチってる時にインフレよりデフレがグッドだろ
今インフレを求める意味が理解できない 労働者がインフレを求めるとしたら
それは経営者側に洗脳されてる >>641
デフレで給与がさらに減るって理解できないのかな? >>642
まさか際限のないインフレで食料品をかなくなるなんて想像してないか?
需要インフレであれば、企業業績がよくなる形でインフレが起きるんだぞ。
労働分配率にもよるが、給与だって増える。 >>642
デフレが続いてたら会社が潰れるって分かってんのかね? >>647
インフレでは潰れた例はあるだろうが
デフレで潰れた例があるか >>646
給与は物の値段の後追いだとするとどっちが得か
デフレだろう >>648
これは国と取り違えた
会社はデフレインフレ関係なく潰れるな >>650
会社はデフレでも潰れます。売り物やサービスの値段がどんどん下がっていくんだからな デフレに良いデフレなんてない。景気が悪い状態でしかないんだからな。
インフレは別で良いインフレと悪いインフレがある。あなたはそれを混同しているんだろう。 デフレインフレ関係なく、実質賃金が増えれば良いわけで。 本来は生活という視点では「物価安」が真の姿だよ(あたり前)
競争社会において誰でも均等に賃金が上がるわけではないし、
それどころか安定という保証さえない
また今後増加する一方の年金生活者にとっては限られた生活費の中で、
「物価安」「低経費」は暮らしやすさと言う観点では絶対的条件で外す事は出来ないものだ
つまり物価と必要経費が安値安定した社会は庶民の将来への不安を払拭し、一番の「安心感」をもたらす
そこで問題なのは高価格(高付加価値)の流通が経済的繁栄にとっては重要だと言う点
いわゆる良性インフレ
自由主義経済での勝ち組がどんどんお金を循環(投資・消費)させ、それに引きずられて
中間層も追随していく
また低所得層でも普段は節約しながらも、たまには贅沢に消費を堪能できる安心社会
それは他ならぬ物価安(良性デフレ)と良性インフレが共存する理想経済なのだ
社会的格差解消にもつながる
それを実現させるには消費税はいらないし、早期にアベノミクスの失敗を認め、
原点に立ち返り景気好循環を目指す政策に方向転換すべきだろう >>655
長文ご苦労様、時間がなく読めませんでした。
勝ち組は生活保護者でしょ、横着者の不労働者がパチンコ通い出来るナマポ。
負け組は善良な国民が額に汗して働けば働くほど、稼げば稼ぐほど累進課税で
強制搾取する所得税。いくら働いても病気になれば費用自分持ち。 貨幣活動が成長と拡張を宿命とするメカニズムである限り良性デフレなんて無い >>653
技術革新で電卓などが安くなった例を挙げるなら、同じ時期に給与水準が上がっていることも示すべきだ 宇宙人側からの申し入れは、とにかく核の利用と戦争をやめなさい、もう一つは宇宙人の存在を公表しなさい。
ロシアという大国の首相がね、あれは冗談だよでは済まないですね、しかも2回も言ってるんだからね。
https://www.youtube.com/watch?v=FIRXKetUkq8
マイト★レーヤが世界に向かって話をする準備は良好に進行しています。この時、初めての本当の身分を明らかにされます。
25分か35分くらいかもしれませんが、歴史上で初めて、世界的規模のテレパシーによる接触が起こるのです。
14歳以上のすべての人々はマイト★レーヤの言葉を彼らのマインドの中で、自国語で聞くでしょう。
テレパシーによる世界演説は英国BBCが放送
https://www.youtube.com/watch?v=6cOvo6n7NOk
【スーパーサヨク覚醒】 ついにマイト★レーヤ出現 【ゲスウヨ、親米ポチ、理研は命乞いしろ】
日本から始まる世界的株式市場の大暴落
日本がアメリカ国債の25%を引き出すと世界経済が破綻し、マイト★レーヤは出現するでしょう。彼は「匿名」で働いております。
非常に間もなくマイト★レーヤを、テレビで見るでしょう。マイト★レーヤは毎日テレビに現れ、質問に答えるでしょう。
彼は日本人ではありませんが、日本語で話すでしょう。彼は、非常に物静かなやり方で話します。
彼の最初の控えめな態度に混乱してはなりません。マイト★レーヤが公に現れるにつれて、UFOが姿を表すでしょう。
最初になくなるのは世界の株式市場でしょう。
差し迫る株式市場の暴落は、他の人々が飢えている間にお金を儲けることの結果です。かれらは自分の財産を隠し、犯罪的雰囲気さえも創出しています。
国民を裏切ると、自殺につながります。(安倍危うしwww)
新しい政権は民意を反映し、先に食物と住宅、次に健康と教育、最後に防衛を、あるべき政策順位とするでしょう。
マイト★レーヤは緊急援助計画を提唱するでしょう。
例えば、世界の原始林はもちろん、今日の製薬産業によって「盗まれている」薬草も保護されるでしょう。 俺は年金暮らしだからインフレは困る。
マクロスライドとか横文字で分けわからなくしてるけど、
要するに、年金減額制度。
おまけに100年安心のはずが、10年先はわかんない制度。
さらに、年金の積み立ては、賭博場で大損。 日本は構造的に超デフレ国だから、
インフレなんて起こらんよ。
100年安心 政府のバランスシートは貨幣発行と凍結の記録にすぎない
政府が通貨発行権を持っているという時点で、政府とその通貨発行の代理機関である日銀の貸借対照表と損益計算書は、
すべて、通貨発行に関するメモ書きにすぎないものとなります。
しかるに、企業会計の書式を使っているために、債権や債務が、企業のそれと同じ意味を持つかのように錯覚されています。
その結果、政府債務は税金の増収によって返済する以外に無いとか、これ以上債務が増えれば政府財政が破綻するとかの誤解が生まれて来るのです。
これに反論する側もまた、政府債務を企業の債務と同じように考えている者が多く、「政府をバランスシートで見れば、政府も沢山の資産を持っており、
これらの資産を売れば、負債のかなりの部分を返済することができる」といった、まことに陳腐な反論しか出ていません。
この反論者は、まじめに言っているのかどうかは分かりませんが、いずれにせよ、国民を混乱させるだけなので、このような陳腐な反論は止めるべきです。
この時、どうして、政府債務は企業の債務とは異なるということを説明出来ないのか、知恵が足りないと言わざるを得ません。 このような反論では、たとえ債務が大したものではないという理解が得られたとしても、政府債務は企業の債務と同じものであることを認めているのですから、
核心に触れられず、財政均衡に対する黒魔術の如き信仰を止めることは出来ません。
財務省は、自らのホームページで、平成21年度の財務諸表を例に挙げて、これらの資産が売却不可能であり、借金の返済に充てることが出来ないことを説明し、
政府債務と政府資産を相殺するというアイデアを軽く一蹴しています。
『(政府の説明)
【政府のバランスシート】平成21年度
(負債の部)
政府短期証券96.8兆円、公債720.6兆円、借入金21.9兆円、預託金8.8兆円、公的年金預り金130.4兆円、退職給付引当金等12.4兆円、
その他の負債28.1兆円、負債合計1019.0兆円、資産・負債差額▲372.0兆円、負債および資産・負債差額合計647.0兆円
(資産の部)
現金・預金18.8兆円、有価証券91.7兆円、未収入金等14.4兆円、貸付金155.0兆円、運用寄託金121.4兆円、貸倒引当金▲2.6兆円、
有形固定資産184.5兆円、無形固定資産0.3兆円、出資金58.2兆円、その他の資産5.3兆円、資産合計647.0兆円
https://www.mof.go.jp/faq/seimu/03.htm
国においては、企業会計の考え方を活用して貸借対照表(バランスシート)を作成しており、平成21年度末時点では、
1,019兆円の負債に対し、647兆円の資産が存在しています。しかしながら、これらの資産の大半は、性質上、
直ちに売却して赤字国債・建設国債の返済に充てられるものでなく、政府が保有する資産を売却すれば借金の返済は容易であるというのは誤りです。 代表的なものをご説明すると、(1) 年金積立金の運用寄託金(121兆円)は、将来の年金給付のために積み立てられているもので、
赤字国債・建設国債の返済のために取り崩すことは困難です。
(2) 道路・堤防等の公共用財産については、例えば国道(63兆円)などや堤防等(67兆円)などとして公共の用に供されているものであり、
また、収益を生むわけでもないので、買い手はおらず、売却の対象とはなりません。
(3) 外貨証券(82兆円)や財政融資資金貸付金(139兆円)はFBや財投債という別の借金によって調達した資金を財源とした資産であり、
これらの借金の返済に充てられるものであるため、赤字国債・建設国債の返済に充てることはできません。
(4) 出資金(58兆円)は、その大部分が独立行政法人、国立大学法人、国際機関等に対するもので、これらに対する出資は、そもそも市場で売買される対象ではありません。』
この財務省の説明の通り、政府資産が売買される対象ではないことは確かですが、あまりにも、淡々と、売るのが困難なことを説明しているだけです。
もっとも、財務省としては、「ゆえに税金で返済しなければならない」という結論に繋げたいだけですから、その程度の軽い反論で事足りるわけです。
しかし、所得再分配が大事と思うのなら、もっと、熱意を込めて、「たとえ、売買可能であっても絶対に売買されてはならないものである」と、
しっかり保持する意思を示す言い方に変えるべきだろうと思われます。 なぜなら、資産の部にあるものは通貨発行権によって行われている所得再分配そのものだからです。
売却すれば、所得再分配機能が政府の手から買い取った者の手に移ることになります。つまり、レントシーキングになるわけです。
負債の部にあるものの内、公債については、日銀からの借入が含まれていますが、何度も言うように自分と自分との貸借はありえず、
これは純然たる貨幣発行という意味になります。しかし、バランスシートの書式で、貨幣発行は、無から有を生み出したということでもなく、
資本でもなく、負債とするという約束事になっているだけなのです。
政府が財政政策において、国債を発行すると共に、金融緩和によって日銀が国債を間接的に引き受けた場合は、
実質は純然たる「流動性の高い貨幣発行」であるにも関わらず、日銀保有国債として政府債務にカウントされます。
政府と同一人格である日銀の保有国債が政府債務になるとは驚くべき理屈です。
また、政府の負債の項目の内、日銀からの借入以外のものは、公債(対民間)、政府短期証券、借入金、預託金、公的年金預かり金、
退職給付引当金、その他の負債というように分けられていますが、これらは全て国債(低流動性)と代替出来ます。
よって、政府の負債とは、対日銀国債(貨幣または高流動性)と事実上の対民間国債(低流動性または流動性の凍結)の発行高の合計と言うことが出来ます。
政府が貨幣(高流動性)を発行するときに、流動性を留保された民間の貨幣が国債(低流動性)の形式になっていますから、それが表現されています。
民間の流動性が留保されたときに、必ず同額の貨幣(高流動性)が発行されています。
その現象面の動きが、あたかも、国債によって民間から貨幣を借り受け、政府支出に使われたように見えるのです。 政府の負債の項目の内、日銀からの借入以外のものの全てが国債(低流動性)と代替出来るということは、
これらが民間の流動性を留保した記録に過ぎないということです。
付言しておけば、政府の負債の項目が、政府短期証券、公債、借入金、預託金、公的年金預かり金、退職給付引当金、
その他の負債というように分けられていますが、それぞれの債権の保有者が、日銀か民間かで、
高流動性の貨幣(貨幣そのもの)の発行の記録か、低流動性の貨幣(国債)の発行の記録かが判別されますから、
むしろ、これらの項目は保有者で区分されたほうが有意義かと思われます。
税金によって国民から回収した貨幣は、本来、バランスシートの資産の部に現金として表示されるべきものですが、
ただちに消滅させるので会計年度のバランスシートには表示されません。
ただし、同時に、政府債務の拡大を削減すれば、あたかも、税収によって政府支出を行っているかのように見えるし、
税収によって政府債務を返済しているかのように見えます。
しかし、税収があろうと、なかろうと、貨幣発行によって政府支出が出来るのですから、必ずしも、税収は無くても良いし、
政府支出の財源であるということでもありません。それは錯覚であり、税収の役割は、市場の貨幣を減らし、インフレを防止するだけのことにすぎません。
政府および日銀の新規に発行された貨幣で、国民に対する政府支出つまり所得再分配政策が行われますが、
この中で、個人所得となったもの以外の、つまり、賃金や一般支出以外の、誰のものでもない国民共有の資産となったものが、
政府の資産の部に列挙されます。
普通の企業取引において、企業が債務を起こした場合は、債務の返済は、企業が生産して、それを市場で売って、貨幣を手に入れて返済します。
これが民間の経済活動のルールです。貨幣を抜いて考えれば、企業は物資を借りて、物資で返す、物々交換のルールで返済していることが判ります。
したがって、企業には生産がうまく行かない場合はデフォルトがあり得ます。 政府債務の返済は、政府の生産物をもって行われるわけではありません。行政サービスが生産されるということはありますが、
政府サービスとは、例えば、徴税、規制、警察、都市計画といった、多くは懲罰に関するもので、国民にとってはマイナスの業務であり、
販売するようなものではありません。販売出来ないものでは物々交換は成り立たず、それによって返済することは出来ません。
政府のバランスシートの資産の部にあるのは国民共有の資産であり、負債の部にあるのは、国民共有の資産を作るために、
貨幣発行を行った「日銀保有国債」つまり貨幣発行記録と、貨幣発行する代わりに国民の貨幣の流動性を凍結した「民間保有国債」
つまり民間の貨幣凍結記録を合計したものに過ぎません。
その「民間保有国債」も、物価の上昇が問題の無い経済状態にあれば、いつでも、流動性の高い正真正銘の貨幣を発行し交換できます。ただ、それだけのことです。
政府債務は、企業会計の書式を利用したことで、形式上、債務と呼ばざるを得ない事態が発生しているにすぎないのです。
債務とは言えない債務であり、債務超過であろうと破綻状態であろうと、何の意味もありません。
それゆえ、政府のバランスシートは貨幣の発行と凍結の記録にすぎないと言っているのです。 日銀のバランスシートは貨幣発行の記録にすぎない
日銀のバランスシートも「貨幣発行」に関するメモ書きにすぎません。前出の政府のバランスシートは平成21年度のものを転載しましたので、
日銀のバランスシートも平成21年度のものを転載します。http://www.boj.or.jp/about/account/zai1005a.htm/
【日銀のバランスシート】平成21年度
(負 債 の 部)
発行銀行券77.4兆円、当座預金等23.5兆円、政府預金3.0兆円、売現先勘定11.7兆円、退職給与引当金0.2兆円、
債券取引損失引当金2.2兆円、外国為替等取引損失引当金0.8兆円、負債の部合計118.8兆円
(資 産 の 部)
金地金0.4兆円、現金 0.3兆円、買現先勘定5.0兆円、国債73.1兆円、社債0.2兆円、金銭の信託(信託財産株式)1.4兆円、
貸出金35.8兆円、外国為替5.0兆円、有形固定資産0.2兆円、その他資産0.4兆円、資産の部合計121.8兆円
(純 資 産 の 部)
法定準備金2.6兆円、当期剰余金0.4兆円、純資産の部合計3.0兆円
負債および純資産の部合計 121.8兆円
「発行銀行券」とは、「貨幣発行と言う行為」を表わすものです。発行銀行券という名称は国語的には貨幣を意味しています。
企業会計の書式を用いていることから、たまたま負債の部にあるので、日銀が貨幣と言う借用書を出しているかのような錯覚をしている人がいますが、
借用書ならば、どうやって、その債務を返すのでしょうか。意味が分かりません。
少なくとも、日銀は延々と貨幣と貨幣の交換を繰り返すだけで、モノやサービスとは交換してくれません。
これが債務なら、債務を債務で返済するというふざけた話になります。
企業ならば、債務が債務として負債の部に上がることは、誰かに借りて来た事実があり問題ありませんが、日銀はどこからも資金調達せずに、
自分で貨幣を印刷するのですから、これを債務と呼ぶのは違和感があります。事実と異なるのです。
これは、自分を印刷する行為を表すものであり、無から有を作り出す貨幣発行のことですから、よって、以下、「発行銀行券」は(貨幣発行と言う行為)と解釈します。 日本では、貨幣発行を企業会計の書式で管理することが、日本銀行法第五十二条第一項で定められていますから、
そのため、貨幣発行という行為を表現するときに、負債の部に「発行銀行券」などと命名して上げざるを得ないのです。
このバランスシートにおける貨幣の流れを見ると、以下のようになります。まず、日銀が77.4兆円の貨幣発行を行います。
この会計処理は、貸方(負債の部)に「発行銀行券」を立て、借方(資産の部)に「貨幣」を立てます。
この「貨幣」は、もともと日本政府のものですから、日本政府にポンと渡せば済む話です。
ところが、日本には日本銀行法があり、ポンと渡せば済む話ではなくなっています。話はもっとややこしく、
まず、政府は国債を発行して民間の金融機関等に買い取らせなければなりません。政府は貨幣を民間から借りるわけです。
その後、日銀が、金融機関等から国債を買い入れ、金融機関に貨幣を支払います。
その手順を踏んで、ようやく、日銀は、日銀の資産である「貨幣」を、政府に引き渡すことが出来ると言う仕組みです。
つまり、政府は、日銀の発行した貨幣を、わざわざ金融機関を迂回して手に入れなければならないのです。
こうして、平成21年現在、日銀は、日銀の資産である「貨幣」を金融機関に引渡し、金融機関等から国債73.1兆円分と
外国為替の内4.3兆円の引渡しを受け保有しています。日銀の、「発行銀行券」(貨幣発行と言う行為)の結果出来た「貨幣」77.4兆円という資産は、
国債73.1兆円分と外国為替の内4.3兆円という資産に交換されたと言う、帳簿上の記録となったわけです。
外国為替も証文としての価値はあるものの、必ずしも外国為替である必要は無く、国債と代替してしまったほうが判かりやすいのですが、
国債も外国為替も日銀が貨幣を引き渡した証拠となることは同じですから、外国為替でも構いません。
日銀が政府に貨幣を渡したことを確認するまでを、貨幣発行者の役割とすれば、日銀の仕事はここまでとすることも出来ます。
この場合、日銀のバランスシートの負債の部に「貨幣発行」77.4兆円、資産の部に「国債」73.1兆円と「外国為替」の内4.3兆円を立てればそれで終わりです。
これを日銀の第一の役割とし、以下、その機能を第一部門(貨幣発行部門)と呼ぶことにします。 第一部門のバランスシートには、負債の部に「発行銀行券」77.4兆円、資産の部に政府に引き渡した証拠である「国債」73.1兆円と「外国為替」の内4.3兆円が立っているだけです。
その後の政府や金融機関との間の貨幣のやり取りは、貨幣の発行を伴わない貸借の繰り返しによって行われます。
このやりとりは日銀の第二の役割とし、以下、その機能を第二部門(貨幣貸借部門)と呼ぶことにします。
日銀と、政府や金融機関との間の貨幣のやり取りとは、つまり、預けたり預けられたりのことです。この預けたり預けられたりは、
貨幣発行とは全く別の独立した行為です。
当座預金の金額も、貨幣発行権とは別要因、例えば、金融機関が融資しないで当座預金に預けようとする意思も関係するものであり、貨幣発行の必然ではありません。
金融機関が預金がある限り融資を繰り返すのと同様に、日銀もそこに貨幣がある限り国債の買取りを繰り返しますから、資産の部に「貨幣」はほんの少ししか残りません。
日銀が金融政策を行おうとして、まず、100万円を印刷します。日銀は金融機関から国債100万円分を買い取ります。
金融機関は日銀に開設している当座預金にその100万円を預け入れます。日銀は預かった100万円をそのまま現金で預かっているわけではなく、
再び、金融機関から100万円分の国債を買い入れます。金融機関は、また、その100万円を日銀に預けます。
この時点で、何が起こっているかというと、日銀が印刷した貨幣は100万円、買い取った国債は200万円分です。
金融機関は、保有する国債が200万円分減り、金融機関の保有する日銀当座預金は200万円に増えました。
その結果、マネタリーベースも200万円に増えました。マネタリーベースは必ずしも貨幣の印刷だけで増えるわけではありません。
日銀のバランスシートは、最少の貨幣の印刷で最大のマネタリーベースが生まれたように記録されるので、保有している現金の数量が少ないということになるのです。 では、日銀が、預金の貨幣を使わずに、印刷した貨幣のみで国債を買い取り続けるとどうなるかというと、
日銀のバランスシートにおいて、負債側の「発行銀行券」と、資産側の「現金」が増えるだけです。
よって、バランスシートとしてはどちらでも良いので、保有する現金が少ないほうを採用しているだけにすぎません。
こうした預かりと貸出しを繰り返し、結果的に、金融機関が法定準備金2.6兆円、超過準備金23.5兆円を、
金融機関や政府が日銀側にとっては売現先(買戻特約付)となる11.7兆円を、政府が政府預金3.0兆円を当座預金に預けたという状態が出来ます。
退職給与引当金0.2兆円、債券取引損失引当金2.2兆円、外国為替等取引損失引当金0.8兆円はいずれも予定金で、
必ずしも現在時点で負債勘定に上げなくても良いものですが、ここでは上げられているということです。
これらは純資産の部の法定準備金2.6兆円、当期剰余金0.4兆円と合わせてバランスシートの負債・純資産の部になります。
負債・純資産の部の合計額が44.4兆円です。
第二部門は預かったと黒字部分の合計額44.4兆円で、「国債」73.1兆円と「外国為替」の内4.3兆円以外の部分、
つまり、金地金0.4兆円、現金0.3兆円、買現先勘定5.0兆円、社債0.2兆円、金銭の信託(信託財産株式)1.4兆円、
貸出金35.8兆円、外国為替の内0.7兆円、有形固定資産0.2兆円、その他資産0.4兆円を買い取ったという記録です。
これで第二部門のバランスシートが出来上がります。 第一部門(貨幣発行部門)のバランスシートと、第二部門(貨幣貸借部門)のバランスシートを合わせれば、日銀全てのバランスシートになります。
マネタリーベースとは、市場に流通する貨幣の量であるマネーストックを調整するために、日銀が唯一その増減を管理できる手段とされるもので、
現金(国民や金融機関が財布や金庫などに持っている紙幣と硬貨)と準備金(金融機関が日銀内に解説している当座に保有している法定準備金および超過準備金)の合計を言います。
市場に流通する貨幣の量であるマネーストックを増やそうとする時は、マネタリーベースを増やすのですが、
マネタリーベースを増やす時は、まず、貨幣を発行し、負債の部に「発行銀行券」を、資産の部に「貨幣」を立て、
その「貨幣」で金融機関の保有する国債を買い取り、その代金として「貨幣」を金融機関の預金口座である当座預金に振り込みます。
金融機関はその当座預金に存在する「貨幣」が準備金となることで融資を増やすことが出来、信用創造によってマネーストックが増えるという仕組みです。
金融機関が日銀の思惑通り融資しないので、この仕組みが機能しなくなっていることは別の問題ですから、ここでは触れません。
また、念のために言っておけば、金融緩和がムダだということではありません。
既存の企業の債務についても金利が下がるのですから、金融緩和はやったほうが良いに決まっています。
金融緩和政策においては、金融機関の信用創造と同様に、負債の部の当座預金の預かり金と、資産の部の国債保有高だけが爆発的に増えていきます。
金融緩和政策においても、「発行銀行券」の増加はわずかで、当座預金だけが増えて行くのは、貨幣発行が、印刷ではなく、
日銀と金融機関の間の信用創造のような融資と預金の繰り返しによって行われているからです。
とはいえ、日銀が金融機関と違うところは、正真正銘の貨幣の印刷が出来るところです。当座預金の貨幣に手を付ける必要は無く、
負債の部の「発行銀行券」と資産の部の「現金」ををブタ積みにしておいたままにしておくことも出来ます。
それでも、市場に出回る貨幣の量は全く同じです。日銀は市場に出回る貨幣の量だけを心配していれば良いのであり、
どのような方法でマネタリーベースを増やしたかは問題ではありません。 日銀の国債をはじめとする資産は貨幣発行の口実であったにすぎないものであり、貨幣回収のために大事に持っておかなくてはならないということはありません。
市場から貨幣を回収する口実はいくらでも出来ます。貨幣を発行したからには、もはや、必要なものではなく、すぐにでも紙くずになっても構わないものです。
貨幣を回収しようとするときは、政府が税収を増やすか、国債を発行して貨幣が余っている所に売りつければ良いのですから、日銀が出しゃばって資産を売りつけに行く必要はありません。
そのような中で、日銀の保有する資産価値が下がったらどうするのかとか、日銀のバランスシートが債務超過に陥ったらどうするのかとか、
さあ大変だ大変だなどと、馬鹿のように騒ぎ立てる必要はまったく問題ありません。 日銀が債務超過となっても全く問題ない
日銀の資産は、貨幣を回収する場合に役に立ちます。日銀が貨幣を回収する相手は、政府と金融機関です。
好景気なときに、プライマリーバランスの黒字幅が国債利払いを超えることがあった場合、
日銀が政府から貨幣を回収するということが起こり得ますが、このときは、政府が日銀から国債を買い戻す取引になりますから、日銀の持っている国債が役に立ちます。
日銀が金融機関から貨幣を回収する場合は、日銀が保有する国債を金融機関に売りつけます。これを売りオペレーションと言います。
これは、金融引き締め政策になり、金利が上がります。このときも、日銀の持っている国債が役に立ちます。
日銀の資産は日銀のものという感覚があるようですが、日銀の市場の貨幣の量をコントロールするという役割上、民間企業のように自由に処分することは出来ません。
国家の景気動向次第であり、役割上の必然によって行うものです。
政府の役割としては、景気が過熱している場合、または、インフレが酷くなった場合は、政府は市場への貨幣の供給を減らし、
なお、必要な場合は、市場から貨幣の回収を行わなければなりませんが、この方法として、税金と国債発行という方法を使います。
インフレがひどい場合は、税収弾性値によって経済成長率以上の増加率で税収が増え、プライマリーバランスが黒字化してしまう場合がありますが、
それでも、まだ、景気の過熱が止まらない場合は、そのまま、税収を増やし続けなければなりません。
税収弾性値による税収の増収は法人税や所得税によるものです。これは、富裕層から上がってきた税金ですから、増やし続けても構わないものです。 >>665
「バランスシートの書式で、貨幣発行は、無から有を生み出したということでもなく、> 資本でもなく、負債とするという約束事になっているだけなのです。」
???
負債と債務を混同してる?
貨幣って負債以外に有り得ないけど? 逆に、たとえ、景気の過熱期といえども、低所得者や貧困層から貨幣を回収してはいけません。
景気循環によって、景気後退したときに、低所得者や貧困層が生きて行けなくなるからです。
日銀の役割としては、インフレ時に、金融の緊縮で長期金利を上げることがあります。
この時、日銀保有国債などの資産を金融機関に売り付けることで可能とになりますので、日銀保有資産が役に立ちます。
しかし、これら日銀の資産が無ければ、金融の緊縮が出来ないということではありません。
金融の緊縮の定義は、長期金利を上げることですから、そのための政策金利を強制的に上げるとか、
法定準備率を上げるとか等のルールの変更を行えば良いのです。
日銀のルールの変更を行わなくても、景気の過熱などによって、どうしても、市場から貨幣を回収する必要の生じたときは、
市場から貨幣を回収する方法もまたいくらでもあります。
市場からの貨幣の回収は、日銀よりも政府の得意分野です、例えば増税です。
黒字企業にかかる法人税や、富裕層にかかる所得累進課税が望ましく、低所得者と貧困層から取れば、経済のみならず社会の根幹を滅ぼすことになります。
または、政府が国債を増刷すれば良いのです。このように、市場の貨幣の回収(税金)や凍結(国債)は簡単に出来ます。
国債であろうと、社債であろうと、外国為替であろうと、市場から貨幣を回収するとき以外に役に立つことはありません。
そして、市場から貨幣を回収する時は、政府において、税金と国債という手段を持っているのです。
たとえ、日銀の資産が無くなっても、例えば、それらが紙くずになったところで何も問題ありません。
貨幣は、政府の政策だけでも、しっかり回収出来ます。
日銀の保有する国債の資産価値が下落し、日銀が債務超過になったら大変なことが起きるとか言って、
大騒ぎしたがっている連中がいますが、日銀が債務超過になっても何も問題ありません。 日銀が今程度の貨幣を出している結果起こっているのが、今程度の物価水準であり、為替相場です。
それでも、デフレから脱却できないのですから、日銀保有資産の役割は、もはや無いと言って過言ではないということなのです。
日銀の資産は貨幣を発行したというだけの意味しかありません。印刷した貨幣を出すときに、仕方なく増えるのが日銀の資産です。
日銀のバランスシートとは、政府のバランスシートと同様に、物々交換が金額によって表示された企業のバランスシートとは異なります。
どうなっても、何の意味もないようなバランスシートなのです。
債務超過になっても、政策がやりづらくなるような問題は何ひとつ無く、よって、日銀のバランスシートの黒字を守ることに意味はありません。
わけのわからない何人かの国会議員が騒ぎ、財政緊縮派の国会議員の誰かに恥をかかせたという理由で、
日銀総裁の首が飛ぶといったドタバタ喜劇が演じられるかも知れませんが、茶番にすぎません。 >>675
多分そっちが政府負債と民間負債を混同してるんじゃないか?
バランスシートの書式上、貨幣は負債に入るけど、政府の通貨発行は担保や返済義務があるものじゃないからな。
まず負債と債務をどの観点から考えてるのか教えてくれ。
負債
企業が外部の第三者に対して負う支払い義務の総称。企業が利用する資金調達源泉には、他人資本と自己資本とがある。
負債は前者にあたる。外部から調達した資金で返済義務のある借入金・社債は、その代表例。
負債と資本は、合わせて貸借対照表の貸方をなす。負債は営業循環基準(資金調達源泉の差異)と
ワン・イヤー・ルール(1年基準)によって流動負債と固定負債に分類される。
返済期限が決算日の翌日から1年以内に来ない負債を固定負債あるいは長期負債、
1年以内に支払期限の来る負債を流動負債あるいは短期負債と呼ぶ。
通常の営業取引から生じる諸営業債務、例えば支払手形、買掛金、前受金などは
営業循環基準によりすべて流動負債とされる。固定負債に属するのは、普通社債、
新株予約権付社債、長期借入金などと、退職給与引当金などの長期性の引当金。
負債
1 他から金銭や物品を借りて、返済の義務を負うこと。また、その借りたもの。借金。債務。「―を抱える」
2 企業会計で、支払手形・買掛金・借入金のような法律上の債務と、期間損益計算上の費用配分の要請から
計上される賞与引当金・退職給与引当金のような負債性引当金などを合計したもので、企業の総資本から自己資本を除いた部分。
債務
ある者 (債務者) が相手方 (債権者) に対して一定の行為 (給付 ) をすることを内容とする義務をいう。
権利である債権に対応する義務。債務を負う者が債務を発生させた契約などの内容、法律の規定、取引の慣行、
信義則などに照して当然に期待される履行をしないことを債務不履行という。 >>677
日米の金利差の維持という至上命題はどうなる?
日本の金利が米国より高くなると、恐るべき結果にならないか。
日本から米国に向かうお金の流れが逆流すれば、米国経済は崩壊。
世界経済の危機となならないか。
日本が高金利に出来るとすれば、米国の景気が加熱して高金利にならないと無理ではないか。
日米金利差はああるのが前提で、下のサイトも話をしている。
ドル円相場と日本株の相関について - みずほ総合研究所
https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/mk140331.pdf >>680
アメリカに金政策の自由がある以上、金利を上げ下げするのはアメリカの自由です。
それに金利差だけで、為替が動くわけではないですから。
金利差ができたら具体的にどんな恐ろしい事態が起きるんですか? 外国人投資家は、金融緩和で低金利なった日本円を日本の銀行から「借りて」、レバレッジをかけて数倍から数十倍の規模で売り、投資利益が見込める国の通貨を買います。
この時の通貨売りの動きが大きいため通貨安に振れるわけです。
これを元手に世界中の通貨や株式、債券、不動産、先物などの金融商品が売買されます。これが俗に言うマネーゲームです。
この流れによって生じた円安が、後々金融バブルが崩壊した際にそのまま円高に結びつきます。
この円安の動きを受けて株高が起きます。ではなぜ円安株高が起きるのか?
それは日本の株式市場売買シェアの6、7割を占める外国人投資家が、日本の銀行から緩和マネーを「借りて」それを元手に日本の株を売買しているためです。
株も為替同様、レバレッジ取引で証拠金を担保に何十倍もの取引を行っています。
ドル建てで見た日本株は円安が起きると割安になり、投資利率が高くなるため日本株が買われるのです。
しかしこれは裏を返せば、円高が起きるすると外国人投資家にとって割高になって投資率が下がるため、株安になるということです。
※1ドル100円の場合、一株100万円の株は1万ドルで買えますが、ドル円が200円になれば半額の5000ドルで100万円の株が買えることになります。
逆に1ドル50円になったら、100万円の株が倍の2万ドルになってしまいます。このため投資利率が下がるわけです。
参考URL
〔焦点〕外銀の資産圧縮で調達通貨の円が御用済み、邦銀のドル資金繰りも窮地に 2009年 02月 17日 11:32 JST
http://jp.reuters.com/article/idJPnTK023537520090217
【クレジット市場】在日外銀が黒田氏支える、円キャリー6年ぶり活況 2015/03/17 14:16 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NLBRYK6JTSEC01.html 今回のアメリカ利上げで円高に振れたのは、中国バブルの崩壊で景気先行きが不安視されたのに加え、アメリカ利上げによって、
アメリカ経済の減退が見込まれたため、アメリカや中国の旺盛な消費に依存していた新興経済諸国の景気先行きが不安視され、
投じられていた資金が引き上げられたためです。アメリカ利上げによるドル買い円売りの動きもあるには、あるのですが、
それよりも円建て負債の返済と「安全に儲けられる」日本国債を買うために、金融バブルの影響で膨れ上がった外貨建て資産が売られ、日本円が買い戻される動きの方が遥かに大きいのです。
※実際にマイナス金利導入の憶測に反応して、2016年1月28日に118円台まで円高進んでいたのが、翌日に一気に121円まで進みました。
しかし、わずか3日後の2月2日には120円台をあっさり割ってしまいました。
参考URL
アメリカ ドル / 日本 円【USDJPY】:外国為替 - Yahoo!ファイナンス
http://info.finance.yahoo.co.jp/history/?code=USDJPY%3DX&sy=2016&sm=1&sd=1&ey=2016&em=2&ed=29&tm=d 日本の場合、金利を上げられないのが政策の選択の幅を狭めている。
バブル期でも日米金利差は維持していた。
金利だけを考えると、米国が苦境にあるかぎり、デフレ脱却すると都合が悪い。 一言で言えば、金を借りている人間が通貨量とその流れをコントロールしている状態です。 >>684
日本がデフレ脱却すると米国にとって都合が悪い?消費税増税してデフレに突っ込んだのは日本の判断ですよ? >>684
まさかとは思いますが、金融政策だけで景気動向がコントロールできると思ってませんか? 景気はコントロールできなくとも
人口とGDPはコントロールできるってことか
日本の人口とGDPを抑え込む必要性がよくわからんけども
黄禍論? >>679
その負債の説明文が如何に間違ってるか以前に指摘したよね?
なんで繰り返すの? 負債とは経済的原資の流出を伴う将来に対して行う事を約束した行為を数量化したものだから、将来の約束には様々なバリエーションがある
担保や返済義務の有無では負債性は決まらない
貨幣がかなり特殊な負債であるってのは或意味正しくても、だからと言って負債では無いってのは間違いだよ 中央銀行預金としての貨幣の負債性は、顧客の依頼に基づいて払い戻し・振替・納税の代行を預金額面を上限に行いますよって約束なんでどう考えても負債だよ
また、国定貨幣としての負債性は、国家が強制的に国民に課した負債を国定貨幣と交換で債権放棄する事を約束してる(租税制度の事)んだから間違い無く負債になる 言ってる事の大筋は間違いじゃあ無いんだけど、負債とは何か?とか中央銀行の具体的な実務レベルの細部がもう少し詳しく調べると良いと思うんだよ >>690
政府の場合は、永延に借り換えできるから負債と言っても、
民間の負債とは全く性質が異なると言ったら間違いかな? >>693
借り替えするのって貨幣では無くて国債だよね?
貨幣を中央銀行の負債、もしくは統合政府の負債としてみた時に通常の感覚でイメージする負債(例えば借用証文や手形、小切手)の様な将来に対する約束(多くは期日内での償還義務)は無くて、それとは異なる将来に対する約束をしてるってところが特殊な負債って話だよ >>695
あ、そうか。永延に借り換えできるのは国債だな。
これだと貨幣=負債の説明になってないし、何が違うのかも説明できていない。
う〜ん。 銀行券が日本銀行のバランスシートにおいて負債に計上されているのはなぜですか?
https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/outline/a23.htm/
歴史的にみると、日本銀行が設立された当初、日本銀行の発行する銀行券は、
金や銀との交換が保証されていました。こうした制度の下で、日本銀行は、銀行券の保有者からの
金や銀への交換依頼にいつでも対応できるよう、銀行券発行高に相当する金や銀を準備として保有しておくことが義務付けられていました。
このような銀行券は、いわば日本銀行が振り出す「債務証書」のようなものだと言えます。
このため、日本銀行は、金や銀をバランスシートの資産に計上し、発行した銀行券を負債として計上しました。
その後、金や銀の保有義務は撤廃されましたが、一方で、銀行券の価値の安定については、
「日本銀行の保有資産から直接導かれるものではなく、むしろ日本銀行の金融政策の適切な遂行によって確保されるべき」という考え方がとられるようになってきました。
こうした意味で、銀行券は、日本銀行が信認を確保しなければならない「債務証書」のようなものであるという性格に変わりはなく、現在も負債として計上しています。
なお、海外の主な中央銀行においても、こうしたバランスシート上の取り扱いが一般的となっています。
日銀のHPだとこうなってるけど、なんか納得出来ないなぁ。 「銀行券は、日本銀行が信認を確保しなければならない「債務証書」のようなものであるという性格」
苦しいなぁw まぁ、日銀券にはなんの価値もないってのは確かなだけどね。
あくまでお金は物やサービスとの交換手段にすぎないし。
物やサービスに価値があるから、お金に価値が出てくる。
更に物やサービスの価値を担保しているのは、その国の生産能力だしね。 >>694
先ず@に一点
政府が国債を発行する行為が民間金融機関が保有する流動性の高い負債(貨幣)と流動性の低い負債(国債)の交換ってのは良いんだけど
それを政府が支出したら再度流動性の高い負債(貨幣)は民間金融機関に保有されるんだから、民間金融機関が保有する流動性の高い負債(貨幣)を凍結する事にはならないよね?
政府支出のメカニズムとしてベースマネーとマネーストックが両建てで同額増加するって事を押さえて無い様な気がするんだけど? >>694
細かく指摘するのは取り合えずおいておいて
このブログの作者の人は貨幣を負債では無い何かとして扱ってる感じするかな
で、銀行が預け入れられた貨幣を他の誰かに貸出して運用するって解釈してる感じもするかな >>697
日銀といえども、貨幣理論や会計理論としては主流派の経済学の間違いに引っ張られるって典型例みたいなもんだと思うよ
貨幣は歴史的に誕生の時から変わらず負債であったって解釈は正直経済学としてはきわめて少数意見だからね
考古学や史学からはかなりの程度認められてるんだけど >>700
> それを政府が支出したら再度流動性の高い負債(貨幣)は民間金融機関に保有されるんだから、
> 民間金融機関が保有する流動性の高い負債(貨幣)を凍結する事にはならないよね?
この点に関しては、ここで答えてますね。
政府支出は民間への貨幣の供給を意味しますが、同時に、同量の民間の流動性の高い貨幣を凍結(政府債務の拡大)を行って、
市場の貨幣の量は増やさないようにすれば、インフレになりません。対民間の政府債務の拡大もインフレ防止策なのです。
日銀が民間保有国債を買い取る金融緩和政策は、政府債務の返済であり、一旦凍結していた貨幣の流動性を解除することですから、
通常は、それだけで、民間の流動性が増え、これはインフレを招きます。
金融緩和(日銀による国債引き受け)と積極的な財政支出(政府債務を拡大して行う財政支出)を同時に行えば、流動性の凍結なしで、
単純に貨幣発行によって政府支出を行うということになりますから、市場の貨幣の量がダイレクトに増え、積極的なインフレへの誘導政策になります。 銀行なんかも、預金発行するに際して何等かの原資なんて必要無いってのは世界中の中央銀行が言ってるんだけど、普通に銀行のパンフレットとかだと、皆さんの預け入れた預金を他の誰かに貸出してますみたいな事書いてるからね >>701
> このブログの作者の人は貨幣を負債では無い何かとして扱ってる感じするかな
この点は、この記事かな。
@お金とは何か
http://ameblo.jp/reisaiouen/entry-11875327683.html
> で、銀行が預け入れられた貨幣を他の誰かに貸出して運用するって解釈してる感じもするかな
この点に関しては、この記事がいいかと。
@信用創造とは何か
http://ameblo.jp/reisaiouen/entry-11892689084.html >>703
民間と市場って別なのかな?
凍結ってのもいまいちイメージしにくいんだけどどうゆう意味かな? >>706
政府が国債で民間金融機関や保険会社から貨幣を調達した場合は、民間は高い流動性の貨幣(現金預金)を取り上げられ、
代わりに、政府から交換で得た流動性の低い貨幣の国債を持たされることになります。そうして、政府は流動性の高い貨幣を手に入れて使えるようになります。
これは、一見、民間の保有する貨幣を回してもらっているように見えますが、単に、民間の流動性の高い貨幣の流動性を凍結し、
そのスキに、政府が流動性の高い貨幣を印刷し、財市場に支出しているという見方も出来ます。
ここですね。流動性の高い負債から、低い負債に変えることを凍結と言ってるんじゃないですか? >>705
うん
それを読んでそう感じたって事だよ
で、ちょっと違うって思うよって事 >>707
だから、金融機関が保有する貨幣と政府が発行する国債を交換する事を凍結って捉えてるんだよね?
だけど、政府が支出したら金融機関に貨幣が振替られて凍結終わらないかな?
ちょっとよく分からないんだよね >>704
この点は私はあなたの意見に納得できません。
預金創造ってのは所謂信用創造ですね。
例えば自動車ローンや企業への貸出など民間銀行が貸出を行う際、
預金者の預金が減るわけではなく、同額の預金が債務者へ振り込まれた形になることから、
預金創造の際に、預金者の預金が移動するわけではないのは確かです。
しかし、融資をするには担保となる資産が必要になるのでは? >>709
> だけど、政府が支出したら金融機関に貨幣が振替られて凍結終わらないかな?
そうだと思いますけど。これは金融緩和だけでは景気は良くならないってことですよね? >>710
そうじゃなくって、金融機関が発行する預金ってどこからか持ってきて発行するんじゃないよね?
金融機関は預金者から預かった預金なり現金なりを流用して別の誰かに貸出すわけじゃ無いって事
だけど、そのブログだとそう書いてるよね?
担保の話は関係無いと思うよ >>712
う〜ん。私はそんな風には感じられなかったけど、どの部分ですか? >>711
金融緩和の話は関係無いと思うんだけど?
日銀が国債を民間金融機関から購入した分は政府の負債としてカウントするなって理論は貨幣(ベースマネー)は負債では無い何かとして扱ってるって事だからね >>713
100万円を銀行に預け入れて、銀行は他の誰かに100万円を貸出すって捉えてるよね?
最終的な着地点は間違いじゃあ無いんだけどね >>715
国民Aがこの100万円を金融機関Bに預けると、預金100万円となります。
金融機関Bは100万円を預かっているという預り証(預金通帳)を発行します。
現金100万円が預金100万円に変化したわけです。
そして、金融機関Bは預かった100万円を融資資金にして国民Cに融資します。(ここでは、法定準備金を無視します。)
実際には、100万円は国民Cの手に渡り、金融機関Bの手元には100万円はすでにありません。
しかし、金融機関Bが預かっている100万円は、金融機関の場合は統計上において現に預かったままで存在していると見なされます。
金融機関Bが発行した預り証(預金通帳)に記載された100万円と、国民Cが借りて保有している現金100万円の、
どちらも存在するものとして、マネーストックにカウントされます。ここで、マネーストックは200万円になります。
>そして、金融機関Bは預かった100万円を融資資金にして国民Cに融資します。(ここでは、法定準備金を無視します。)
>実際には、100万円は国民Cの手に渡り、金融機関Bの手元には100万円はすでにありません。
ここだけ見ると確かにそう感じるかもね。でも断ってるし良いんじゃないですか? 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:27bf53d07c0340c4b732ad524cd5291a) >>715
やっぱこの説明の仕方だとまずいな。
イングランド銀行の説明と食い違うし。
Money creation in the modern economy
http://www.bankofengland.co.uk/publications/Documents/quarterlybulletin/2014/qb14q102.pdf
Whenever a bank makes a loan, it simultaneously creates a matching deposit in
the borrower’s bank account, thereby creating new money
銀行が貸し付けをする時には常に、借り手の銀行口座に同額の預金を同時に作り出すことで新しいお金を作る。 しかしこうなると一つ疑問がわきます。
預金者の預金によって貸し出しが行われていないのなら、なぜ預金が必要になるのか? >>718
商業銀行が預金を集める(現金通貨を集めるんだけどね)のは、ひとつは中央銀行に持ち込む事で所要準備を(低コストで)積む為
もうひとつは他の顧客からの払戻請求に(低コストで)応じる為だよ
更に言うと、ワントップで顧客との関係を繋ぐってのも最近だと重要視されてるらしいけどね >>719
> ひとつは中央銀行に持ち込む事で所要準備を(低コストで)積む為
これは準備預金制度のことですね。
> もうひとつは他の顧客からの払戻請求に(低コストで)応じる為だよ
これはATMの引き出しと考えていいですか?
> 更に言うと、ワントップで顧客との関係を繋ぐ
これは預金者から見た銀行預金のメリットですね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています