パナソニックが洗濯機やエアコンなど白物家電の一部を、中国など海外から国内工場での生産に
切り替えることが22日、分かった。円安で輸入コストがかさんでいるためで、日本市場で販売する製品は
ことしの夏以降、国内生産に移行する。円安を背景にメーカーの国内回帰の動きが広がりそうだ。
 パナソニックの電磁誘導加熱(IH)の調理器具は神戸市の工場で、洗濯機とエアコンは滋賀県草津市の
工場で生産することになる。これまでは主に製造コストが安い中国などで製造し、日本へ輸入していた。
 パナソニック幹部は「円安傾向をにらんで準備を進めたい」と話しており、他の商品でも国内への移管が
進む可能性がある。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140522/biz14052213460025-n1.htm