デフレが貨幣需要と貨幣供給の関係から生じることを説明します。

きわめて単純に言ってしまうと、
インフレは貨幣で物を購入することで生じるとするならば、
反対にデフレは物で貨幣を購入することで生じると言えます。
この物で貨幣を購入すると言う事は
中々イメージしにくいかもしれません。この事がデフレを理解し辛いものにしていると思います。

例えば八百屋さんAがいて、リンゴ1個100円で売っていたとします。
次に不動産屋さんBがいて土地1坪100円で売っていたとします。
更に電気屋さんCがいて、パソコン1台を100円で売っていたとします
この世界では貨幣がDさんが持っている100円だけになってしまったとしましょう。つまり貨幣供給は100
円です。
そして、Aさん、Bさん、Cさんは貨幣100円を手に入れたいとします。
つまり貨幣需要は300円です。