経団連は円高で日本が不利と言ってるがそんなことはない

通貨安で欧米や韓国が貿易で有利だと言い張る連中にこれを言いたい
輸出の利益ってのは1年だ
そこに既に保有している資産の為替変動による価値の増減はカウントされて無い

ドイツが貿易でウハウハだというやつはこれをまず見たまえ

ユーロの価値が下がるということは、ドイツで出回ってる全てのものの価値が下がるということで保有資産全体の価値が下がるということだ


例えばとあるドイツ人が30万ユーロの家を持ち、年間3万ユーロの年収を上げたとしよう
2007年7月で日本円では5100万円の家と510万円の年収だったことになる

だがユーロの価値がユーロ安で下がってしまってる(仮として、2007年7月を1ユーロ170円、2012年1月を1ユーロ98円として計算してる)

2012年1月では日本円で2940万円の家になってしまってる(経年劣化を考えず為替変動のみでだ)
輸出好調で大幅黒字で、3万ユーロの年収が、50%UPで1.5倍になっていたとしよう4.5万ユーロだ
一見ウハウハに見える
だがレート換算すると
2012年1月では日本円で441万円の年収になってしまっている

5100万円の家と510万円の年収⇒ユーロで収入50%UPなのに、円換算してみると、2940万円の家と441万円の年収

為替とはそういうものだ

現在のユーロ安の状況下で通貨のユーロで収入が2007年7月比で1.5倍に例えなっていたとしても実際は大損こいてるということだ