部活ものの大半。具体的には作中時間における1年以内に完結しないもの

経験があり、実力があり、ドラマが作りやすい3年生というポジションのキャラはだいたい魅力的に描かれるだけに
そんな魅力的な3年生が早々に引退してポっと出のどうでもいい新入部員がメインの話に以降していく、
という構造そのものがコンテンツの欠陥だとしか思えない

主人公とライバルはだいたい物語開始時点で1年生であることが定番のように思うけど、
2年生になって後輩が出来た途端二人揃ってウザキャラ化するパターンが凄く多い
そして物語開始時点で2年生だった生徒は動かしやすい1年・3年に食われ気味で
全然魅力や個性がない、いてもいなくても同じみたいな数合わせ的ポジションに収まることが多いようにも思うので
そんな地味キャラが新年度になって部長の座についたり「俺達にとってはこれがラストチャンス」とかほざいても何の感慨もない

新年度編で、新入生・2年生になった主人公・主将になった元2年生、卒業した元3年生、を全員魅力的に描けてる作品知らない
新入部員と新生◯◯部には一切愛着持てないまま切った作品いくつあるかわからない
「綺麗に終わる」こと不可能なジャンルじゃない?とすら思っている