愚痴じゃないけど。

自分は非常にムラっ気のある方で、書けるときは大量に書くけど、書けないときは年単位で殆ど書けない。
最近、年単位のスランプを脱して再び書き始めた。
そうしたら、自分の昔からのフォロワーさんの一人が何年も前にプロデビューしてたのを知った。昨今流行りのなろう系異世界モノだ。
遙か先に行かれて正直悔しい気持ちがある。でも、自分が仕事の忙しさを言い訳にして創作しなかった間もその人はずっと書き続けていたわけだ。創作を続けていたその人を本気で尊敬するし見習いたいと思う。
昔、自作を褒められた返礼として、取り敢えずその人の既刊数冊を購入して読もうと思う。

以前プロの文筆業の人に「文章力とアイディアが良い」とかって言われたこともあるが、また別の人に「作品の良し悪しはともかく、一般とは致命的にセンスがずれている」と酷評されたんでプロになるのは無理だと自覚している。
でも、その人に負けたくはない。
世間ウケは完全に無理だけど、量だの質だのでは絶対負けたくない。人気はなくても、努力して研鑽してマイナーならマイナーなりに高みに到達したい。
尊敬するからこそ、その人のいる高みに到達したい。マウンティングとかじゃない、かつて自作を褒めてくれた人に恥じない存在になりたい。