不幸な人生の人間が死ぬまで何一つ良い事無かったり落ちぶれて悲惨な死に方するのに安心をする
「ほら、やっぱりこうなったじゃないか!」という様式美を感じてホッとする
逆に「壮絶な過去だけど今は幸せ」な人を見ると心底気色悪いと感じる
壮絶な人生を送ってきた人間が色んな意味でまともな人生を歩めるわけ無いって思う
借金まみれだけど宝くじ当たって借金全て無くなりましたとかならわからなくもないけど、昔虐待されてた奴は自分の子供にもやるし犯罪に巻き込まれた奴は死ぬまで犯人にされた被害や裁判に縛られる
冤罪で理不尽に罰せられた人間は死ぬまで噂されるしレイプされた奴は死ぬまで男を信じられない
黒いものが残り続けてもうまともな人間には戻らない
それなのに幸せな人生にヘラヘラしてやがると「本当は無理していて、いつか本性が爆発するのでは」「コイツは頭がおかしいのでは」「なんでコイツばかり救済されるんだ」と怒りがわいてくる
人生が滅茶苦茶になるのを望んでしまう
私は犯罪に巻き込まれたが、未だに引きずっているし犯人も捕まってないからいつ報復されるか怯えて暮らしてるわ
だから不幸な人間は死ぬまで不幸だとわかっている