かれこれ15〜16年くらい前に友人が運営していたサイトが
置いてある作品を根こそぎもっていかれるという無断転載の被害にあった
…ここまでは当時はわりとよくあった話なんだけど
その犯人の狡猾なところは、無断転載がばれる前に先手をうって当時の2chに駆け込み
このサイトが私のサイトの無断転載をしてるから助けて、と泣きついたところだった
瞬く間にサイトの掲示板とメールフォームは2ch住人からの糾弾と罵詈雑言で溢れかえり
怯えた友人が即座にサイトを閉鎖して別URLに同一内容で建て直すも
念のためしばらく様子をみようとリンク集への登録もしていなかったのに
なぜか1〜2日程で即座にURLがバレて、あの犯人がここに逃げたぞ叩き潰せ!と祭になって再び殴りこんでくる
それを何度か繰り返した後、友人はすっかり心が折れて結局サイトはそのまま畳んでしまった
今となっては、相手が言ってる事が100パーセント嘘なのはこっちにはわかってるんだから
落ち着いて対応すればいくらでも相手の嘘を暴くことが出来たんじゃないか
弁明せずに即座に逃げて別の場所に開設するなんていうのは最大の悪手だったってわかるけど
その頃まだ高校生だった私達にとっては2ch=悪の巣窟のイメージで、ただ怯えて逃げることしか出来なかった

今でも、本来蚊帳の外のはずの第三者が嬉々として正義の代理執行をしている姿を見ると
その被害者の言葉って本当に信用できるの?って思ってしまう