性に直結する文化は広まる。
シャンプーのほのかな香りは、男性の性欲を掻き立てる。思春期前から刷り込む事により、大人になってもシャンプーの香りで勃起する男性も多い
それらを本能的にわかっていて仕掛ける女性。シャンプーで男を誘うのだ。
香水と違い、あくまで衛生観念という事にできる事が、本音を隠したがる日本人にマッチ。
幼い小学生から化粧っ気のない主婦までこぞってシャンプーの虜に。

色んな要素が重なって出来た
日本は高温多湿かつ、人口過密な国である事
ケバいイメージのある香水は香害にもなるためいまだに日常に普及していない。
その点シャンプーはさっぱりさせつつほのかに香りを取りれられ、両方を満たす。周りへの気遣いからなかば強制的にマナーとなる。
これは後に柔軟剤市場でも見られるようになり、同じように定着。

朝髪を洗うという、それまで日本になかった文化
朝シャンが台頭した時代は、男性がオシャレするようになってきた時代。
激しい癖毛の場合、必死で直してセットするより朝シャンしてしまった方が時短になる。
また、リンスインシャンプーにより、洗髪の面倒臭いイメージを解消。
これにより老若男女がシャンプー人口となる

朝シャンはバブルの象徴と言っていいほど、はバブル景気と重なっている。
将来的な薄毛や体の害など関係なく、ただただ刹那的に洗う。その場が快適でその日のセットが決まればいい。水道代、シャンプー代などお構いなしに、消費行動が美徳なのだ。洗面台の髪が詰まったり、面倒な事も多いが流行に乗っている事こそがステータス。
しかしバブルの終焉とともに人々は冷静になり、朝シャンブームも終焉。バブルの残りカスのようにダメージヘアになり、朝シャンの害も問題視。
朝シャン派も定着したが、そのぶん夜に風呂入らないなど無駄な行動はなくなっていく。
そのぶん国民は草食化