努力して結果を出すことは誰にでもできる。問題は、努力によって出せる結果が人それぞれで異なるということだ。
神経発達障害の運動音痴の子が学校の体育の授業を頑張れば少し体力を向上させることができるかも知れない。ハッキリ言う。誰が何と言おうと、それは努力をして結果を出したということだ。
知的障害の子が学校でお喋りの練習をすれば、少し簡単な単語を話せるようになるかも知れない。ハッキリ言う。誰が何と言おうと、それは努力をして結果を出したということだ。
自閉症で社交不安障害のひきこもりの人がカウンセリングを受けて対人恐怖症を少し克服し、一日だけ日雇いの仕事をしてみることができるかも知れない。ハッキリ言う。誰が何と言おうと、それは努力をして結果を出したということだ。
ただし、それで就職ができるかどうかは別だ。努力をして結果を出すことは誰にでもできるが、その結果が人生で役に立つかどうかは別なのだ。