昨夜の近鉄大阪線三本木駅は名張市の男子高校生が助からなかった。
産経新聞

25日午後10時40分ごろ、奈良県宇陀市の近鉄大阪線三本松駅で、男性が大阪難波発松阪行き特急にはねられ、その場で死亡が確認された。奈良県警桜井署によると、ホームに三重県名張市の高校生のものとみられるリュックサックが残されており、遺書とみられる文書も見つかった。同署は自殺を図った可能性もあるとみて、身元の確認を急ぐ。

運転士が線路上にいる男性を見つけブレーキをかけたが間に合わなかったという。リュックには本人のものとみられる定期券などが入っていた。文書にはいじめをうかがわせるような記述はなかった。

近鉄によると、乗客約90人にけがはなかった。大阪線の一部区間で上下線計9本に運休や遅れが生じ、約900人に影響した。