岐阜県関市のごみ処理施設で、作業中の男性が心肺停止状態で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 22日午後4時半ごろ岐阜県関市にあるクリーンプラザ中濃で、「施設内で男性が倒れている」と、施設の従業員から消防に通報がありました。

 救急隊が駆け付けたところ、この施設に勤める曽我暉人さん(24)が「粉砕ピット」と呼ばれるごみの保管場所に心肺停止の状態で倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 曽我さんは破砕したごみをクレーンを使い粉砕ピットに移す作業を担当していて、事故当時はピットの中に落とした道具を拾うため自らクレーンに乗り1人で中に降りていたということです。

 「粉砕ピット」は深さ22m、幅6.5m、奥行き20mあり、通常は中に人は入らないということです。

 警察は曽我さんの死因や死亡した経緯などを調べています。

東海テレビ 2023年10月23日 月曜 午前7:53
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