東海道新幹線の車内で乗客を次々に刺して逮捕された22歳の男は、愛知県岡崎市に住む祖母に死にたいと話し、自殺願望を記したメモも残していました。

 殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された無職・小島一朗容疑者は、
「むしゃくしゃしてやった」などと供述しています。

 小島容疑者は両親と折り合いが悪く、岡崎市に住む祖母の養子になりましたが、
祖母によれば、去年12月、「自殺をする」と言って家を飛び出していました。

 祖母は「オレは自殺するんだ。こんなことでごそごそしているなら死んだ方がいいと」話していたと語りました。

 小島容疑者が使っていた部屋には「人生においてやり残したこと、
冬の雪山での自殺」などと自殺願望を記した自筆のメモや日記が残されていました。

 また、一宮市に住む容疑者の父親は水筒が欲しいというので、
中古の水筒を与えたら「なんで中古の水筒なんだ」と言って刃物を持って私の方へやってきた。
取り押さえて警察が来るのを待った。
思ったことはまげない、などと話していました。