統合失調症患者の心の内面の酷さからくる、
統合失調症患者特有の酷い感情を伴った間違った発言は、
他者からすると了解できず、
「あなたの心はおかしい」
という結論に至ります。

「統合失調症患者は何もわかってないし、気付いていない、
あなたの内面の心が間違っていることに、自分で気付かないと治らない。
第一あなたは、自分の心の何が間違っているのかを、
理解しようとはしていないじゃないですか?!
自分で気付けば治る。」
という心理学的な間違った理論を統合失調症患者に押し付ける人もいますが、

統合失調症患者は20歳で成人になるまでの、
成長期の脳の発達の過程でエラーが発生して、

それに伴って、
同時に一般的な大人としての心に完成していくまでの、
心の発達の過程で障害が生じていたのです。

結果、成人の年齢になった段階での、
完成した脳に構造的なアンバランスな脳の障害が固定されてしまい、

アンバランスな脳の構造が原因となって、
脳内伝達物質のバランスの乱れが生じて、
それが感情的に不安定な心という精神症状を引き起こすのです。