>>115
アベノミクスが始まる前くらいまで、リフレ論にハマってたんですが、当時一番説得力を
感じたのはドル円レートは日米実質金利差によって主に決まる、というものですね。
金が増えるにつれて経済への興味も薄れてしまって、今の議論には全くついていけないんですが。
それでもこの実質金利差による為替レートの決定は今でも大きなファクターだと思っています。
短期的には要人の発言などで左右されますが、結局はここに収束するんじゃないでしょうか。
現在の日米期待インフレ率がそれぞれいくらかは面倒なので調べませんが、2017年のインフレ率を
見ると日本が0.37に対しアメリカは2.11です。
日銀の国債買い入れペースも落ちていますし、日本の期待インフレ率はアベノミクス当初より
だいぶ低下しているでしょう。
たしかにアメリカの名目金利は上昇していますが、それ以上に期待インフレ率の差が大きく、
最近の為替を見ると実質金利ではむしろ金利差が縮小しているのではないかとすら思いますね。
個人的には資産構成的に円高も円安もどちらがいいというわけでもないので、あまり関心が
ないのですが、もし興味があれば日米実質金利差について調べてみると面白いかもしれません。