社会不適合者は田舎より都会に住んだ方がいい理由
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人の多さが強みになる

都会の魅力はなんと言っても人の多さだ。
特に東京は首都というだけあって、全国から人が集まり、住んでいる人の性質も様々である。
それはつまり、社会不適合者の数も多いということだ。
木を隠すなら森の中。
この言葉が示すように、自分が社会不適合者であっても都会なら目立たないのである。
実際、私が今まで働いた職場にも、必ずと言っていいほど社会不適合者と思われる人物はいた。
何十社の職場を見てきたが、例外は一つもない。
そのおかげで、私は今まで特に疎外感を感じずに生きてこられた。
だが、人口の少ない田舎ではこうはいかない。
私には、田舎に住んでいる友人が一人いる。
彼もまた本人も認める社会不適合者だ。
そんな彼から田舎の現状を聞くと、田舎では閉塞感が漂っているのがわかる。
皆働いているのが当たり前であり、「ニート」や「引きこもり」の存在など皆無に等しい。
もし平日の昼間にぷらぷらと外を出歩いていれば、それだけで奇異の目で見られるようだ。
人口の少ない田舎では、人と人との繋がりが濃密であり、噂が広まるのが非情に早い。
少しでも周囲と違うことをすれば、すぐに後ろ指を指されることになる。
悪い意味で村社会なのだ。
田舎には老人が多いことも関係しているのかもしれない。
老人達の価値観は、昔の時代のまま止まっているのだ。
仕方のないことかもしれないが、社会不適合者にとっては、老人達の価値観は生きづらさを増幅させる要因でしかない。
ただでさえ疎外感を感じやすい立場なのに、そのうえ常に周囲の目を気にしなければならないとなれば、ますます塞ぎこんでしまうだろう。
こういったことから逃れるためにも、社会不適合者は人口の多い都会に移住した方が良いと考える。