ジョジョの奇妙な冒険 連載中＠2周目 第４部
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週刊少年ジャンプ 1989年16号より「ジョジョの奇妙な冒険第3部 空条承太郎 −未来への遺産−」という漫画がスタートした
この漫画について思う存分語ってください
尚、この漫画は粗筋書きが自らのスタンドに粗筋を書かせることで１日１話のペースで掲載されるらしい
たまにスタンドが害になって変な時期に合併号になったりするが気にしないでくれ
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第１話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●（「第1話・A」とか「第2話・前」等）
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏！ 現代に戻って好き放題に語り合え！
関連スレ等
連載中スレの楽屋裏 第３５幕
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1531910380/
前スレ
ジョジョの奇妙な冒険 連載中＠2周目 第３部
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/csaloon/1669554247/ 犬は焼かれたり串刺しになったりしてたが
この漫画だと今のところ猫はそこまでグロい目にはあってなかったかな
エンヤ婆に殴られたりジョセフに意地悪されたり程度か >>849
最初からその回の話はするつもりがない
腹に穴開いて今にも死ぬってタイミングでの時間の使い方についての感想 へ~エジプトはカフェで女もハンバーガーパクつけるような自由な国なのか？知らなかった 第２５５話
同じタイプのスタンド！
ついに真正面から対峙する、承太郎とＤＩＯ
その後ろではザ・ワールドの時間停止の影響でオープンカフェの客たちが大惨事になっていたが、それはおいといて
ジョセフの胸板に、ＤＩＯの投げたナイフが突き刺さり、その傷口から噴水のごとく血が溢れ出る…
そして、倒れたジョセフが、承太郎に弱弱しくその手を伸ばし―――
「に……逃げ…ろ 承…太郎 や…やつに………近づ…くな… 間…間合い…を とれ…
距離を……… はなれろ………はなれるんじゃ……… かなわ・・・・・・・・・ない」
その言葉を最後に、力尽きるジョセフ…そして承太郎の眼前に立ち
挑発の笑みを向けながら花京院もすでに始末したとするＤＩＯに
承太郎も青筋がたつようにこめかみをﾋﾟｸﾋﾟｸ震わせ…力強く、ＤＩＯへと足を向ける…！
「ほう…向かってくるのか…… 逃げずにこのＤＩＯに近付いて来るのか………
せっかく祖父のジョセフがわたしの『ザ・ワールド』の正体を試験終了チャイム直前まで
問題を解いている受験生のような必至こいた気分で教えてくれたというのに………」
「近づかなきゃてめーをブチのめせないんでな………」
「ほほお～～～っ では十分近付くがよい」
そして両者、互いにスタンドの射程に入り―――
スタープラチナの振るう拳、その出足をザ・ワールドのローキックが止める
その衝撃でアスファルトが抉れ、承太郎の足も傷つけられその体がよろめくが…
「ノロいノロい 『ザ・ワールド』は最強のスタンドだ……
時間を止めずともスピードとパワーとておまえの『スタープラチナ』より上なのだ」
「おれの『スタープラチナ』と同じタイプのスタンドだな……
遠距離へは行けないが………『パワーと精密な動きができる…』」 ＤＩＯに先手を取られ足を傷つけられながらも、それをキズにもならないなでる程度と返す承太郎
そんな承太郎の減らず口にＤＩＯも呆れた声が出つつ、その挑発にあえてのってやるとし…続けてザ・ワールドが仕掛ける！
放たれるワンツー攻撃を凌ぎながらスタープラチナも蹴りの反撃、ザ・ワールドとその先のＤＩＯを狙った攻撃を
ザ・ワールドとＤＩＯ自身が共に飛び上がることで回避、ＤＩＯ背後の道路標識が蹴りの衝撃で両断される
それと共に飛び上がったザ・ワールドはスタープラチナの後頭部へ手刀を仕掛けるが
それをひじうちで弾き落としながら、スタープラチナもオラオララッシュで猛反撃！！
「突き＜ラッシュ＞の速さ比べか…」
「無駄無駄無駄無駄無駄 「オラオラオラ
無駄無駄無駄無駄無駄 オラオラオラ
無駄無駄無駄無駄無駄」 オラオラオラ」
二体の猛ラッシュが真正面からぶつかり合う！！
だが次第に、ザ・ワールドの猛攻に押され始めるスタープラチナ
顔面を殴り飛ばされるスタープラチナと共に承太郎の顔面から鮮血が噴き出す…！
「フフフ やはり我が『ザ・ワールド』の方がパワー 精密さ ともに上田！
もうわかった…満足だ…ここらで遊びのサービス時間は終わりだ… 承太郎 一気にトドメを刺してくれる
１００年前の因縁があるだけに ジョースターの血統の者だけは手かげんせずに一気に殺すと決めていた
トドメを刺すのはやはり 『ザ・ワールド』の真の能力ッ！」
ｻﾞ･ﾜｰﾙﾄﾞ
『世界』ッ！ 時よ止まれ！ ＜＜ ＞＞ ［ ■ ］ ＞ 〇 ―――停止
―――承太郎のオラオララッシュによる抵抗も空しく、時の止まった世界で完全にその動きを停止してしまう
そして承太郎の命も、ＤＩＯの手によって摘み取られ ジョースターの血統もここに完全に途絶えることとなる…
別れの言葉を告げながら、ＤＩＯ自ら承太郎にトドメの手刀を……
だが、その瞬間…！ 承太郎の指が、かすかに動いた…！？
それに気づいた瞬間、ＤＩＯも驚愕の声を上げながらとっさに承太郎から距離を離す
「なッ！ な……なにィ～～～～～ いま…動いたぞ… こいつ…バカなッ！………
こいつの指が動いたぞ！ ま まさか まさか！」
『同じタイプ』……… 『同じタイプのスタンド』……
時の止まった世界の中で確かに動いた承太郎の指、その姿にＤＩＯの脳裏には先程の承太郎の言葉が反芻されるのだった
＜続く＞ スタープラチナの精密さは時止めの副次効果であった可能性
はさすがにちょっと苦しいか まあまだ一応、承太郎のハッタリな可能性もあるが
こんくらい盛らないとＤＩＯの時止めに対抗できんしな さすがにＤＩＯ強くしすぎたんじゃなかろうか >>「どうしてこうジョースター家は負けず嫌いなのだ？」
それはお前もだろと言いたい ここまで余裕綽々だったDIOが時止めの中で動いたかのような条太郎に気づいたとたん、一気に狼狽えだしたな
自分一人だけに許されたはずの「世界」が崩れそうになって動揺するのは一部でのディオ様人間時代を思い出すわ
吸血鬼として１００年以上を生きてても中身は一部の頃の攻められるとモロいティーンのままなのかもしれんw そういやポルナレフはいずこ？いつの間にか居なくなってるが 定まった命の人間はいずれ死ぬ代わりに成長する
不老不死の吸血鬼は若さは永遠だが本質的に前に進まない
対照的だ 伏線かアドリブかはどうでもいいが
高性能だが固有の特殊能力が無かった主人公のスタンドが
ラスボスと全く同じタイプだったという
開示は劇的で素晴らしい
北斗の拳の無想転生の如く同じ土俵に立ったことで有利不利が一切解消された
真の決戦に雪崩れ込むか DIOのいたずら被害
ひどいといえばひどいが1部ほどガチな描写じゃないのに作風の変化を感じた
人の不幸をポップに楽しめるテイスト 正攻法でも上位互換の世界が実にいいラスボスしている これで最後だから強気に押し出していけるというのもあるんだろうな
チマチマ温存やバランスを考慮せず
主人公とラスボスのタイマンを突き詰めて描けばいい >試験終了チャイム直前まで問題を解いている受験生のような必至こいた気分で教えてくれたというのに
DIOもジョースター御一行様の中で最近流行のレトリック合戦に染まってるのか
100年前の若いDIOがそんな受験状況にあったとも思えないし
ちゃんと現代の感覚にアップデートしてるとは
今の世をちゃんと謳歌しようとしてるな
（作者がキャラや立場気にせずやりたい演出やってるだけだと言ってしまえばそれまでだが）
>「無駄無駄無駄無駄無駄 「オラオラオラ
確かに吸血鬼DIOの口癖に無駄無駄、貧弱貧弱というのはあったが
オラオララッシュと同じタイプにうまいことピッタリはまったなｗ
しかしDIOもまた承太郎を挑発してしまってるが
節制や恋人、ダービー弟のような溜めてカタルシス演出になった場合
承太郎は曾祖父さんのボディをボコボコにすることになるのか？
頭部だけに絞ってボコボコというのも絵的にかっこわるそうだが… >>859
チート臭いアドバンテージが揺らぐと取り乱すのは
ダービー弟のかっこわるさに通じるものがあるな
戦いやスペックでは弟のほうが上といっても
不利が分かっても策を弄して粘る兄のほうがサマになってた
（実際は百戦錬磨のギャンブラーの割にはひねりのないブラフ１つで負けた上に
賭けるチップの多さにあぐらをかいて余裕こいてたのが
いざリスクある賭けにさらされるとあのざまだったから
兄もそこまで勝負師という印象でもないけど弟よりはマシ）
さすがにDIOはラスボスだし
まだポルナレフも残ってるし
ここから精神的にもうひと進化してくれるだろう >>864
３部の途中で大きく変わったな
深刻さをほとんど引きずらなくなった
アヴドゥル死なせた罪悪感もどこへやらで
直後に女口説いてたりするし
２部だとカラシかけまくったりしても
雰囲気があんま笑えるテイストになってなかった >>867
ジョナサン「わっだれだ!?」
承太郎「やあおじいちゃん。ぼくはきみの孫の孫の承太郎。プラえもんの能力で100年前に来たんだ」
プラえもん「君は1年後にはDIOに殺されて体を乗っ取られる。100年後にはボクらにボコられる」
ジョナサン「えーっ！」 第２５６話
時の止まった世界で見える！？
時の止まった世界でわずかな動きを見せる、承太郎の指先
その姿にＤＩＯは承太郎の言っていた 『同じタイプのスタンド』との言葉が浮かび上がる…
さらに承太郎のその『停止した』眼差しに、踏み込むことができないＤＩＯ…
「こいつ………くっ "見えているのか"ッ！それとも意識せず手を動かせただけなのかッ！」
…そうしているうちにザ・ワールドの停止時間が限界、ここはＤＩＯも仕切りなおすしかなく―――
＜＜ ＞＞ ■ ［ ＞ ］ 〇 ―――再生
再び時間が動き出し、スタープラチナは何もない空間に向けオラオララッシュを仕掛けるが
そこで承太郎も背後に回ったＤＩＯの姿に、そちらをふり向きながら鋭く、貫くような眼差しを向ける
「……… "見えて"………"いるのか"？
"見えているのか"と聞いているのだ！！ 承太郎ッ！」
「さあな……… なんのことだ………？わからないなＤＩＯ」
声を荒げるＤＩＯに、すっとぼけたようにそう返す承太郎
その様子だけではとぼけているのか、本当に何もわからないのかは伺えないが…
すると承太郎、ここはＤＩＯと距離を取る作戦で行くようで
勢いよく市街の屋上部分から飛び上がり、スタープラチナで壁を殴り真横へとすっ飛ぶ承太郎
「いいだろうッ！どっちでもよかろうッ！
時の止まった世界で見えていようと見えていまいと………！
我が『ザ・ワールド』と同じように動けるのなら動けるところを見せてもらおうではないかッ！」
ＤＩＯも承太郎を追いながら、その脳裏には自らが初めて時を止めた時のことが思い返される… 時の止まった世界で見える……
そう………我が『ザ・ワールド』が初めて時を止める経験をしたのは半年前のことだ………
スタンドのパワーとスピードを試そうと 部下に散弾銃を撃たせ弾丸をつまみ取ろうとした瞬間… 一瞬……
何もかも静止したように見えることに始まった……… 最初は幻覚だと思った………
訓練されたボクサーは相手のパンチが超スローモーションで見え……
事故に逢った瞬間の人間は体内や脳でアドレナリンやらなにやらが分泌されて
一瞬が何秒にも何分にも感じられるという あれだと思った
だが…… 我がスタンド『ザ・ワールド』はその静止している空間を
"弾丸を回り込んで体全体で動くことができた" そして"弾丸をつまんだ"…… "幻覚ではなかったのだ"………
息子を失って復讐への怒りで冷静さを失う前の あのエンヤ婆はこう言った
―ＤＩＯ様ッ！ あなたは必ず時を支配できるッ！ もっと！ もっと！ 静止した時の中を動けると思いなしゃれッ！
空気を吸って吐くことのように！ ＨＢの鉛筆をﾍﾞｷｯ!とへし折る事と同じようにッ できて当然と思う事ですじゃ！
大切なのは『認識』することですじゃ！ スタンドを操るという事は できて当然と思う精神力なんですぞッ！
あなた様はこの世の帝王ッ！ 時を支配して当然ですじゃあああああ―――ッ ケケケケケケケケケッ―
あの日時の歯車が ガッシリと『ザ・ワールド』とかみ合ったのを実感した
暗闇に光がさし込むような 実に晴れ晴れとした気分だった…… 「このＤＩＯは全ての生物やすべてのスタンド使いをブッち切りで超越したのだ！
そして今では5秒とだんだん長く時を止めていられる！
承太郎ッ！ きさまのパワーがどの程度のものかとくと拝見してやろうッ！
ｻﾞ･ﾜｰﾙﾄﾞ
『世界』ッ！ 止まれいッ！ 時よッ！」 ＤＩＯの宣言と共に、世界が暗く暗転する―――！！
＜＜ ＞＞ ［ ■ ］ ＞ 〇 ―――停止
停止した時の中で、やはりわずかな動きを見せる承太郎の指だが…
動いている、というよりも…何かに反応しているかのようなその様子に気付くＤＩＯ
―――そして、そのカラクリに気付いたＤＩＯの高笑いが響き渡る！！
手首をひねると自身の腕輪に丸い何かがくっついているのに気づくＤＩＯ
それを取り外し、承太郎の指に近付けると、ガクラン袖のボタンへと勢いよく張り付けられる
「磁石をつけていたな…… ﾁｯ さっきの力比べの時に私のそでにつけていたというわけか……
財布か手帳の止め金から取った磁石のようだが…近づくとおまえの手が動くようになっているとは…
ﾌﾝ!まんまとだまされたよ ヌケ目のないやつだ クールで度胸もなくてはこんなハッタリはできんがな………ほめてやる
しかしッ！ こんなイカサマのトリックは！ きさまのスタンドが時の中を動けぬという証明ッ！
寿命がほんの数秒伸びたにすぎぬわッ！ 今度こそッ！死ねいッ！承太郎！！」
承太郎の策も見破り、今度こそトドメを――――― その、瞬間！ 握り込まれた承太郎と、スタープラチナの拳が！！ ザ・ワールドの胴体を貫く！！！
「なにィィィィィィッ！！」
ザ・ワールドを通じてＤＩＯのどてっぱらも大穴が空けられ、思わず驚愕の叫びが出てしまう
そう、承太郎の磁石のトリックは、動けないと見せかけてＤＩＯをひきつけるためのワナだったのだ
だがそれと共に、再び動きを止める承太郎…
それでも止まった時の中を動いてみせた承太郎に、ＤＩＯも苦悶の声が洩れ出るのだった……
＜続く＞ 時の止まった世界で、なにがどう作用して動けるか、なんてディオ自身にも分かるはずないよなー
この場は条太郎のハッタリと機転が勝ったな、流石ダービーに一杯食わせたハッタリの達人 久々のエンヤ婆
冷静さを失う前からこんなテンションなのかよ 普通のスタンド使いならこれで死んでる
吸血鬼は不死身だからガンガン気軽にダメージを与えられるのが
演出的なアドバンテージだが
あまり重ねると「生身なら何べん死んでるかわからないくらい不注意なうっかり野郎」にしか見えなくなる
DIOなんて散々用心深いフリしてるんだから
余計ヒヤリハットによるやらかしが目立つ 本当にタイミングが悪いというか
ピクッとしたときに「関係あるか死ね！」ってぶん殴らず飛び退いちゃうし
裏の裏をかかれているのに
「もう怖くないもーん！」って無用心に突っ込んで腹にトンネル開通させられちゃうのにはコント的な笑い要素を覚える スタンドのフィードバックで
ダメージも入っちゃうわけだが
スタンドの防御力っていまいち表に取り沙汰されないパラメーターだから
世界が代わりに殴られるのが
DIOにとって有利なのか不利なのかが
現段階ではまだわからない DIOの腕輪って鉄なのか…金だと磁石にはくっつかないし 歯車と合体する世界、イメージ図にしては
絵がしっかりしていてなんだかそういう仕様に見えてくる 時間停止に目覚めたのが半年前ってことは
例えばアヴドゥルや花京院に接触した時には
スタンドは持ってるが時は止められない状態だったってことか
頑張れば返り討ちにできたかもね 日光浴びたら即死の身の上なのに
いい気分の例えが「闇に差す光」というのにたとえようもない皮肉を感じる 素直に答えるわきゃないし
ダービー弟風に言うなら「ウソをついてもいいのですよ」って話なのに
焦って見えてるか聞いちゃうDIOの
小物オーラが凄まじい 時間停止→離れて適当なものぶっつけるだけで完封できるはず
さっきジョセフの波紋法だってそうやって
安全かつ一方的に攻略できたろうに >ＨＢの鉛筆をﾍﾞｷｯ!とへし折る事と同じようにッ
回想のエンヤ婆までレトリック合戦に参加か…
>877
能力バトルの元祖ともいうべき山田風太郎作品にもいたな
ネタバレになってしまうが
不死身ゆえに何度もマヌケな死に方するやつ
これの場合はマヌケだろうと
相手に死んだと認識させて要所で意表をつく意味はあったが ん？腹貫かれてもそれが何か?じゃなかったかな2部までは 「こともあろうに！…… このジョースターの末裔が………
『我が………止まった時の世界に………』入門してくるとは………！」
時を止めた時のエンヤ婆の言葉を思い返しながら
承太郎が自分の『ザ・ワールド』に対抗する力を身につけたことに、苦悶の声をもらすＤＩＯ
そして胸板を貫かれたＤＩＯの体が、勢いよくブッ飛ばされる！！
…それと共にザ・ワールドの時間停止も解除されたようで、吹っ飛ぶＤＩＯの姿に気付いた承太郎が、ひとり呟く
「一瞬は動けた………一瞬はな…… しかし……ﾊｧ…ﾊｧﾊｧ…ﾊｧ…ﾊｧ…
やれやれ パンチ一発程度の一瞬だけだ……ﾊｧﾊｧﾊｧ」
第２５７話
何十本ものナイフ！
そのまま吹っ飛ばされたＤＩＯの体は、片足がちぎれ食器店の窓をぶち破る
突然の出来事に店員の女性も悲鳴を上げるが… どてっぱらに穴が開き、足がちぎれながらも起き上がるＤＩＯの姿に
店員の女性も、困惑に悲鳴が止まる そしてＤＩＯはその女性に落ちている脚を拾って持ってくるよう命ずる
「ひいいいいいいいいいっ ひいいええええええ―――っ」
「早く持ってこいッ！ スチュワーデスがファーストクラスの客に 酒とキャビアをサービスするようにな………」
……そして承太郎も、吹っ飛んだＤＩＯを追いその店へと乗り込みながら ぼやく声をもらす承太郎
「動けるところを動けないと見せかけるため そでにつけた磁石のトリックで
十分引きつけてパンチをブッパなしたまではよかったが……
頭を木っ端みじんにブッ飛ばさなきゃあいまいち効果が無かったようだぜ……」
いまいまし気にぼやきながら、その店から現れたのは、女性の血を吸いつくし、足の傷も腹の傷も完治したＤＩＯの姿…！！
「どうやらきさま……… "エネルギー"の補給はすでにできたようだな
カラカラだった腹が…いっぱいになってるもんなァ………」 「目で追ったな………止まっている世界で… はっきりこのＤＩＯの動きが見えるらしいな…承太郎…
花京院は大したお手柄だったよな…… 花京院が我が『ザ・ワールド』の能力の謎を解いたおかげで
おまえは止まった時の中で動くことを『認識』し…… 我が世界に入門するすることができた
そこでこのＤＩＯは考える………
はたしておまえはどの程度止まった世界で動けるのかと？ 2秒か？3秒か？
ひょっとするとわたしと同じ5秒は動けるのに動けない"フリ"をしているのだろうか………とね フフ…どうなんだ？」
時間停止と再生によるテレポートを幾度も挟みながら、そう承太郎を問い詰めるＤＩＯ
その追及に承太郎も僅かに表情が強張る もう少し時間をかけ慣らしていけば時間停止も長く使えそうだが
今は一瞬が精いっぱい… ここはＤＩＯに悟られないように、なんとか時間稼ぎに努めたいところであるが・・・
「フフン！ 言いたくないのは当然 おまえはわたしの思うに たぶんまだ一瞬しか動けない…
だが……おまえは静止した時の世界に入門して来たからには
おまえという男をあなどっておまえに近付くのは賢いもののすることではない
まだわたしの方が圧倒的に有利としてもだ……
そこで承太郎！ きさまが何秒動けようと関係のない処刑を思いついた……」「！！」
ＤＩＯがその宣言と共に、懐から先程の店で拝借した大量のナイフを取り出す！！
その姿に承太郎も思わず表情が青ざめる…！ それと共に、飛び上がってその場を逃れようとするが
「フン！ 逃れることはできんッ！ きさまはチェスや将棋で言う『詰み』＜チェック・メイト＞にはまったのだッ！」
ザ・ワールド
『 世 界 』！！ ＜＜ ＞＞ ［ ■ ］ ＞ 〇 ―――停止
ザ・ワールドの力で停止した時の中、５秒のカウントダウンが始まると共にＤＩＯは無数のナイフを投げつける！！
飛び上がり空中で静止した承太郎を取り囲む、放たれて停止する無数のナイフ 「時が動き出した時 いくらおまえのスタープラチナの『突きの連打』＜オラオララッシュ＞で防いでも
そのナイフの数 はたして全部の本数をはじき飛ばせるかな……… あと4秒！」
そのままさらに追加のナイフを投入、承太郎の目の前で停止する無数のナイフに、苦悶の声を押し殺すしかなく…
「フフフ 見えてしまっていることが逆に恐怖だな
今のうちに動いてこのナイフをはらわないと時が動き出してから苦労するぞ……承太郎！！ あと3秒………」
すると承太郎は、スタープラチナの拳の一振りでそのナイフを払い落とす！
―――が、拳を一振りしたところで、停止した時の中を動くことができなくなる…！
そんな承太郎にＤＩＯは残酷に、口端を歪めた笑みを向け、カウントダウンを宣告
そしてカウントゼロ 時は動き出す…！！
＜＜ ＞＞ ■ ［ ＞ ］ 〇 ―――再生
次の瞬間、雪崩のごとく迫りくる無数のナイフ 承太郎もオラオララッシュでそのナイフを叩き落すが
やはり捌ききることができず、承太郎の体にナイフが次々に突き刺さってしまう……！！
＜続く＞ ＞ 訓練されたボクサーは相手のパンチが超スローモーションで見え……(ry
＞「早く持ってこいッ！ スチュワーデスがファーストクラスの客に 酒とキャビアをサービスするようにな………」
いちおう100年前の人なのにずいぶんと現代文化に詳しいですねＤＩＯ様ｗ 時の止まった世界がよくわからんな。
承太郎が一瞬動けるのは良いとして、DIOが近づいて来るのを認識できるのはなぜなのだ？
止まった世界に入門したから、体は動かないけど物は見えるし思考も出来るという状態になったんだろうか？ >>892
本とかで旅客機やファーストクラス、スチュワーデスの存在を知って気になっているDIOのために
搭乗中全く陽の光を浴びないルートを探し出してDIOに快適な空の旅をプレゼントするエンヤ婆が見えた キリがいいから100年前って言い回しを多用してるが
厳密には海から引き揚げられて4年くらい経ってるからな
その間に現代社会の文化文明を覚えたり海外旅行したりはできる 一発しか打つチャンスがないなら頭を狙えばいいのに… 傷が閉じるのが一瞬なのはわかるが
血管をシルシル延ばして切断された腕を引っ張りよせて接合とかやってた
1部の頃に比べるとやっぱり他人のボディは回復も遅いな
体質自体はもうジョナサンのそれじゃなく完全に吸血鬼に上書きされてるようだが ジョセフや花京院はワイヤーで遠心力を使って
緩急ある立体機動をしている感じだったが
承太郎は地面を力づくでぶん殴った反動で瞬発的に加速しての
疑似飛行って雰囲気だな。ドラゴンボールの影響だろうか しかし何に使うナイフなんだろうか？
肉や魚を切るような食器にしては刃の形が尖りすぎだし
なんだか持ち手が妙にSFチックなデザイン
ハイカラな包丁？ やっぱり離れて何かぶつけるのは強すぎる
スタンドがいかに速くて精密でも寸分の時間差もなく
一斉に全方位から迫る飛来物を手技だけで全て処理するのはムリ
なんだったら無理して撃墜するより自分の正面にスタンドを仁王立ちさせて
防御刺せた方が広範囲をカバーできるかもしれない これまでは大体承太郎の秘策が図にはまったら
そのまま押し切られて負ける奴ばかりだった
「勝負が二転三転する」といったりするけど
一度ひっくり返されたらそこから今度は自分がもう一度ひっくり返すだけの
踏ん張りを見せる敵がいなかった
不死身による粘りでDIOはそれをやってのけたわけだ >>895
それならそれでいいのに
「自動車、中々のパワーだ……DIOの産まれた時代には……」
とか浦島太郎的台詞も言わせちゃってるのがな 何べん見てもしみじみ思っちゃうツボなんだろう
飛行機は比較対象ないし 第２５８話
完全なるとどめ
承太郎の体に突き刺さる、無数のナイフに血反吐を吐く承太郎に向け
トドメのダメ押しに、放たれたＤＩＯの投げナイフ、とっさにスタープラチナで叩き落そうとするも
拳をかすめ、軌道の逸れたナイフが承太郎の眉間に突き刺さる…！！
無数の投げナイフを受け、力尽き落下する承太郎の姿にＤＩＯも笑みを浮かべながら
自分と同様の、『止まった時の世界』に入ってきた承太郎を早めに殺せてホッとしていると言い放つ
「静止した時の中を動けるのは"たったひとり"でなくてはならない…
思うに自動車という機械は便利なものだが 誰も彼もが乗るから道路が混雑してしまう
止まった時の中はひとり…… このＤＩＯだけだ」
―――そして、無数のナイフに体中を貫かれ、倒れる承太郎・・・
だがその傷口をよく見ると、胴体部分と帽子に雑誌を挟んでいたことで致命傷を免れていたのだ…！
横たわりながらも深く息をつき、帽子をかぶりなおしつつ （やれやれだぜ……） と胸の内でぼやく承太郎
実は承太郎も、飛び道具を警戒してＤＩＯが店に突っ込んだ後に胸と帽子部分に雑誌を仕込んでいたが
まさかあれほど大量の投げナイフを放つとは…… ぼやきながらも自分のダメージを倒れながら冷静に分析
「両肩に三本…… 脚に一本のナイフはけっこうダメージ大きいな
ヤツはおれを仕留めたと思っているからこのまま…『死んだふりをして』やりすごしチャンスを狙うのが
………最上の策のようだぜ………
もう一度あれだけのナイフを止まった時の中で投げられたら 今度こそ…よけきれる自信は……ないぜ
なんとかしてヤツの頭をブッ飛ばさなきゃ… ヤツは死なねえ………」
―――だが、承太郎の前に着地したＤＩＯは 承太郎が"死んだふりをしている"可能性を浮かべ
念には念を入れ、へし折った標識で首を叩き落すことで、承太郎に完全なるとどめを刺しにかかる…！
そして、ＤＩＯが標識をふりあげ、倒れる承太郎へと叩き付ける―――その寸前！！
さらにＤＩＯの背後から、飛び掛かるポルナレフの細剣が、その脳天に突き刺さる……！！
「くたばりやがれッ！ ＤＩＯＯ！ＯＯＯＯッ」 だが次の瞬間、世界が暗転 脳天に細剣を突き刺したままで停止するポルナレフ…
そして背後のポルナレフの脇腹に裏拳をぶち込むと共に、時は動き出し―――
その一撃に血反吐を吐きながら吹っ飛ばされるポルナレフに、嘲りの笑みを向けるＤＩＯ
「惜しかったなあ……ポルナレフ
おまえが……そろそろ背後から忍び寄って襲ってくる頃と思っていたぞ……
ほんの一瞬……あとほんのチョッピリ力を込めるだけでこの脳組織をかきまわして破壊できたのにな……」
その言葉と共に、脳天の傷は一瞬で塞がり跡形もなくなる
そして倒れたポルナレフにトドメを刺すべくＤＩＯはそちらに足を向ける―――
「このＤＩＯを暗殺することはできん………
『ジョースター・エジプト・ツアー御一行様』はきさまにとどめを刺して全滅の最期というわけだな………」
このままではポルナレフの命もＤＩＯに奪われてしまう…！
死んだふり作戦で脳天一撃、大逆転のチャンスを狙っていたはずが…その表情が強張る承太郎
はたして追い詰められたこの状況、打開する手は承太郎にあるのか…！？
＜続く＞ ポルナレフを助けようとすればまた時止めナイフで今度こそやられる
見捨てればポルナレフがやられる
…あれ、これ詰んでね？ ＞さらにＤＩＯの背後から、飛び掛かるポルナレフの細剣が、その脳天に突き刺さる……！！
かっこいい！
時止めの前では役に立たずむしろ足手まといになってしまったけどかっこよかった
しかしポルナレフは今まで何してたんだろうな
承太郎が花京院ダイイングメッセージ（）で時止めを知ったとして
ポルナレフは当時まだ承太郎と同行してて、時止め対策として
直接対峙の承太郎と不意打ちやサポートのポルナレフで戦略的に２手に分かれたのか
でも最初「はさみうちの形になるな」で承太郎がまとめたときには
あれだけ気が逸ってたから説得してもサポートには回らなそう 興奮が収まったら足が痛くなってまともに戦えないことに気付いたとかそんな感じかも
結果的に足手まといになったがポルナイフ目線ならいいタイミングだったと思う あっちこっち飛び回ってやりあってる
承太郎とDIOを追っかけるだけで余力使い果たしそう 時間停止を独占するが
止めてどうするかというとやっぱり
止められない他者にちょっかいかけるのに終始してしまうあたり
どうしても他者を欲してしまうDIOの性分を感じる
支配下に置くにせよ大勢の中から一番になるにせよ
自分だけでは成立しない 仮にヤングジャンプくらいの厚みの本挟んでも
ざっと10センチは刺さるだろ…
DIOのパワーで投げつけた刃物のダメージが
そのくらいの防備で軽減できたら苦労はない なにげにシャツの下に雑誌挟んで
胸の高さで維持するのって難易度高いぞ 両肩に大怪我した男の出す人型のスタンドが
パンチを打つって動作をまともにできるだろうか？
スタンドのダメージが本体に行くなら
逆もまたあり得るのでは ［花京院 典明がＤＩＯのスタンド『ザ・ワールド』の前に崩れ去ってから
まだほんの百数十秒しかたっていない… 2分ほどしかたっていない…
―しかし―
あとその半分にも満たない時間で最終の決着はつくであろう…
"彼らをつつみ込む運命を止める事だけは… どんなスタンドにもできないのだ…"］
第２５９話
死の確認
倒れた承太郎を助けるべく参戦したポルナレフだが、容易くＤＩＯの返り討ちにあい その命も奪われようとしていた
ここでポルナレフの首が切断されるのを止めることは簡単だ 自分が生きていることを堂々と示せばいい
ＤＩＯは大喜びでポルナレフを放って承太郎を仕留めにかかるであろう
が――― ＤＩＯは間違いなく、スタープラチナの射程内には入ってこない
先程のように距離を置いての時を止めたナイフ攻撃で、仕留めにかかるだろう
次にあの攻撃を仕掛けられれば今度こそやられる
そうならないためにも ＤＩＯには決して "生きていることを悟られてはならない"…！
（とんでもねー皮肉ってやつだぜ… 止まった時の中では
"必死に動く努力をしたっていうのに" "今は動かねえことの努力をしなきゃあなんねーなんてよ"）
……だが、動かないままでは間違いなくポルナレフがやられる
そこで承太郎は、ＤＩＯに自分が生きているという『疑惑』を植え付けるように わずかに地面をひっかく音を立てる
それに気づいたＤＩＯは即座に飛び上がり、承太郎への警戒心を示す様に鋭い眼差しで倒れた承太郎を睨む―――
「承太郎……… きさま…… 生きているな……… それとも……… ………息をふき返したか…」
するとそこに騒ぎを聞きつけた、カイロの警察がＤＩＯの背後から銃口を向けるが
ＤＩＯは即座に一人を惨殺、一人の首筋に指を突き刺しながら警官の一人に倒れた承太郎を撃つよう命ずる
その銃撃は承太郎の脇腹を貫く、が……倒れた承太郎が反応を示すことは無かった
……もちろん、その銃弾は学ランの中で展開したスタープラチナの指が止め、致命傷に至ることはなかったが
とはいえこれでＤＩＯの注意は完全に、ポルナレフから承太郎へと向けられた
（やつは今『疑心暗鬼』だ オレの死を完璧に確認しにくる "やばいのは…ここからだぜ"） 「やつの呼吸音は……… きこえない………"呼吸はしていない"……
では…心臓の鼓動音は…」
ＤＩＯの疑念に対し――― 承太郎はスタープラチナで自分の心臓を握り込み、無理やりその鼓動を止める！
だが、心臓を止めるという事は自分への負担も甚大… 承太郎も苦悶の声を辛うじて押し殺すが……
（く…く……こ…こいつは…きついぜ… い…いかん このまま意識を失うとマジに…
"い… いっちまうぜ"……… 笑い話にもならねえ このままてめーのスタンドで心臓を止めて
死… 死んじまったら・・・・・・・・・）
そのまま承太郎の瞳は色を失い――― 地面に聞き耳を立てるＤＩＯは、承太郎の心臓の停止を確認
だが念には念を入れ、承太郎の首をはね確実なる安心の形を得るべく、改めて標識を手に取り―――
その寸前！スタープラチナは自らの心臓を何度も握り、強引に心臓マッサージで承太郎を蘇生！
それと共に承太郎の全身に血液が循環！その眼差しが色を取り戻す！！
そして振り下ろされた標識の一撃を、展開されたスタープラチナが反らすことに成功！！
そのまま同時に、ＤＩＯの脳天にその一撃を振るうスタープラチナ ＤＩＯも時を止めてその拳を―――
いや！スタープラチナの拳はそのまま時が止める前に、ＤＩＯの脳天に深く食い込む！！
ついに不死身の吸血鬼に決定的な一撃を浴びせた承太郎が、ＤＩＯに向け言い放つ
「苦労したんだ…てめーが時を止めようが このまま頭を打ちぬかせてもらうぜ……ＤＩＯ！！」
＜続く＞ 実は「吸血鬼は頭が破壊されたら死ぬ」ってまともに実証されたことはなかったりする(そのやり方で倒せたのは屍生人だけ)
だから首から上が木っ端微塵にでもならない限りはまだ死んだかどうか気が抜けない 心不全で意識がなくなる→スタンドも動かせなくなる→死ぬ 二人はいらないから一人減らす！
このさらっと人間をバラす感覚がいい スタンドで心臓マッサージって
人命救助イベントとして先にやっとくべきだったかも ディオは首から上だけで余裕綽々だった以上
極端な話「首から下にいくら攻撃を当てようが吸血鬼が相手ならミス判定」ってことになる
もし今のDIOがまた1部のように胴体をロストしたら
世界も生首だけ残って後は消えてしまうのかな
また新しいボディとくっついたらスタンドも元通りで DIOは慎重派というよりもはやただのビビリにしか見えないw > まだほんの百数十秒しかたっていない… 2分ほどしかたっていない…
> あとその半分にも満たない時間で最終の決着はつくであろう…
あと一分程度で決着か？時止めの間の行動は時間経過にカウントしないとしてもありえん
まあワムウカーズとの決戦の一夜にせよ
今回のDIOの館侵入から今までにせよ
時間経過のいい加減さには定評がある作者だからな…
今回も大人はウソつきではなく、緻密な構想のもとで描いていても間違いをしまくるだけなんだろうな ジェロニモのセルフ心臓マッサージよりはいくらかリアルかな
>確実なる安心の形を得るべく、改めて標識を手に取り―――
だったらナイフみたいに近接じゃなく遠隔でやりゃいいのにな
まあこの漫画はそういう漫画じゃないわけで
DIOに筋の通った行動させるより
今回の見せ場である承太郎のピンチ状況作りのほうがはるかに優先されてるだけなんだよな… 倒れた相手に投げナイフじゃ首は刎ねられないからな…
首を切断すると宣言したならば近づくしかないんだ…！
ナイフの雨で一応殺したつもりにはなってるわけで。 結果論だが
馬鹿力で車でも運んできて投げつけ
→下敷き→爆破炎上のだめ押しの方が良かったな 第２６０話
逃走経路
スタープラチナの拳が、ついにＤＩＯの脳天に食い込み その頭骨を砕く
そしてそのまま、脳天に食い込んだ拳を思い切り振り抜く！！
その一撃に思い切り吹き飛ばされるＤＩＯ どうにか、承太郎も荒い息をつきながらポルナレフの救出に成功
「やっとこさ……… ﾊｧｰﾊｧｰ やっとこさやつの脳天にブチ込んでやれたぜ
危なかった…本当に危なかったぜ…ﾊｧｰﾊｧｰ まさか心臓まで自分で止めることになるとは思わなかった……… ﾌｩｰﾌｩｰ
しかしＤＩＯの野郎は一〇〇年も海の底で生き延びた化け物……… 完全にくたばったとは思えねえ………
まだ安心できねえぜ… ………」
承太郎の懸念通り、脳天に大穴が空けられても鋭い形相で立ち上がろうとするＤＩＯ
だが、体がよろめき足がもつれ、うまく立ちあがることができない…！？
「な………なんだ！？ いったい……… こ…こんな！バカなッ！
あ…脚に…力が…… 脚に力が入らんッ！ たっ立ち上がれないッ！
頭痛がする は…吐き気もだ… くっ…ぐう な…なんてことだ…このＤＩＯが……気分が悪いだと？
このＤＩＯがあの承太郎に頭を破壊されて…立つことが…立つことができないだと！？」
（の…逃れなくては…く くそ！今はとりあえずなんとかして逃れなくてはッ！
なんとかして承太郎をだしぬく方法を考えなくては…！）
そんなＤＩＯに対し、承太郎は淡々と、近くにあったバケツで車からガソリンを抜き 倒れたＤＩＯにぶちまける
「臭いでわかるようにガソリンをブッかけた……… 敗者をムチ打つようでちと心が痛むが………
………いや…ぜんぜん痛まねーか……きさまのせいで仲間や関係のねえ人々までが大勢死んだからな………
このままきさまを焼いちまったあと日の出を待ってこの世のチリとするのが賢明なヤリ方ってところだな」
この絶対的な窮地に対し…ＤＩＯは不敵な笑みで返すと共に――― 『ザ・ワールド』の時間停止を発動！！
＜＜ ＞＞ [ ■ ] ＞ 〇 ―――停止
背後の道路から車が通ったタイミングを見計らい、時間を停止
今だ停止した時間の中では一撃分しか自由には動けない承太郎から逃れるべく、背後の車へとその身を引きずり
後部バンパーを掴んだところで、時は動き出す―――
＜＜ ＞＞ ■ [ ＞ ] 〇 ―――再生
すると車の後部を掴んだＤＩＯは、そのまま走り抜く車に引きずられる形でその場からの離脱に成功！ …と思われたが
承太郎も易々逃がしはしない 自分の体に刺さったナイフの一本を投げつけ、投げナイフが車のタイヤを貫く！
盛大に横転する車と共に、振り落とされ道路を転がるＤＩＯだが、それでも承太郎の追撃を逃れるべく、傍にあったマンホールを開け――― 「ここは満員だ……… 逃げることは………できねーぜ………」
だがそこにはすでに承太郎が先回りしており、蓋を開けたＤＩＯに向けそう言い放つ
マンホールから出て、重いプレッシャーの中しばしにらみ合う両者
そこにＤＩＯが先に動きをみせ、取り出したナイフを―――
「オラアッ！」 投げる前にスタープラチナの鉄拳がＤＩＯの顔面を殴り抜ける！！
そのままトドメのオラオララッシュで、一気に勝負を決めにかかる承太郎だが
ボロボロになりながらブッ飛ばされるＤＩＯが、血反吐と共に承太郎に向け言い放つ
「"かかったな"！ 承太郎ッ！ これが我が『逃走経路』だ…きさまはこのＤＩＯとの知恵比べに負けたのだッ！
オレが吹っ飛ばされてゆくこの通りに見覚えはないか？ 旅行者のおまえにはどの通りも同じに見えるのか？」
………ＤＩＯの言葉に、承太郎も気づく 確かに見おぼえがあるこの通り… この場所は……
そしてブッ飛ばされたＤＩＯが、土煙と共に新たに姿を現した時、そこにいたのは―――！！
「こ…この通りは……… ま…まさか…」
「そうだ ジョセフ・ジョースターの血を吸うための 『逃走経路』だ！」
ＤＩＯの手で血を奪われた、倒れるジョセフと ジョースターの血を得たことで完全復活したＤＩＯの姿であった…！！
＜続く＞ うわああ・・・・・・これはマジで絶望しかない
ジョセフの死がこれで完全確定したのに加えて
ジョースターの血ゲットで、もうスペック100%発揮できるようになったってことだろコレ
時止め５秒でフルスペックで無かったとしたら、さらにパワーアップされたらどうしたらいんだこの化け物 DIOの骨格透視図、額にハートがくっついた頭骨に見える 石仮面は人間の脳に内在する力を引き出す道具
その脳自体に損傷を受けると…ということか
正中線に沿って剣で両断されても平気だったが
鈍器でぶっ潰したら一大事 承太郎の投げナイフで事故った車のドライバーの安否が気になって仕方ない 「ここは満員だ………」の画像
クリニックの右上掲載争いに使えるな >「ここは満員だ……… 逃げることは………できねーぜ………」
>だがそこにはすでに承太郎が先回りしており、
先読みがすごいな
しかもマンホールの中だから
読みが外れたら双方非常にマヌケなことになる
まあ演出したいこと優先のこの漫画にそういうハズレの可能性はないわけだが
>オレが吹っ飛ばされてゆくこの通りに見覚えはないか？ 旅行者のおまえにはどの通りも同じに見えるのか？
だとするとチグハグすぎるんだよな…
>「"かかったな"！ 承太郎ッ！ これが我が『逃走経路』だ…きさまはこのＤＩＯとの知恵比べに負けたのだッ！
なんかDIOもかなりヌケてるから
たまたまめぐり合わせでうまくいきそうなのを
負けず嫌いのお子様よろしく
あたかも最初から狙ってたかのようにすりかえてるだけに思える ポルナレフのDIO戦の見せ場はマジであれだけだったんか…
ちょっと可哀想だが下手にメイン所貰うと花京院みたいに死のコース一直線の危険もあるからな…というか今回で
DIO「ククク…ついにこのジョースターの身体も完全に屈したわけだ
どぉーれそこで延びてるポルナレフの首をはねて、その断末魔でDIOを讃える讃美歌を奏でるとするかあーーーッ！」
みたいなことになる可能性もないとは言えんのが怖い
ホントポルナレフだけはどうか見逃してやってほしい… >>943
でも西洋の大剣って切るじゃなくて叩き割る系なんだよね。
ジョナサンが熟練の剣技を取得していて綺麗に切ってしまったので、気持ち悪くならなかったのかもしれないな…
ジョースターの血を取り込んだDIOの世界は加速度的に時を長く止められるようになるのかな。
時の止まった世界で加速度的にというのも変な話だが、とにかく加速度的にだ。 ＞加速度的に時を長く止められるようになるのかな。
強敵の反則級の能力は戦いを盛り上げる反面
能力バトルの文法の中でうまく攻略するのが難しくなっていく
そうすると能力以外のつまらない落ち度から攻略されることになりがち
この漫画は強敵でなくても
そんな決着が多かっただけに先が心配だ
時を止める能力の見せ方としても
バラバラ猫や多方向からのナイフのセッティング以上の見せ方が
この先できるかどうか
作者は高くなったハードルを超えることはできるだろうか 第２６１話
ジョセフの遺言
倒れたジョセフ…ジョースターの血を得ることで、完全復活しさらなる力を得たＤＩＯ
目の前の光景に青ざめた形相が浮かぶ承太郎にむけ、ＤＩＯも口端を吊り上げた満面の笑みで返す
「うむむむむ〜〜〜んんんんん 予想どおりジョセフの血は"なじむ"
"この肉体に実にしっくりなじんで" パワーが今まで以上に回復できたぞ
"なじむ 実に なじむぞ" フハハハハハ フフフフ フハフハフハフハ」
高笑いと共に自らの頭をかきむしろＤＩＯ
その指がＤＩＯの頭皮をやぶり頭から血が溢れ出ながらも、歓喜の高笑いとその指は止まらない…！
「フッフッフッフハハハハ この肉体は１００年前のジョナサン・ジョースター…
今吸い取ったのはその孫ジョセフの血… そしてわざわざここまでオレを逃がしてくれたのは承太郎…おまえ自身だ…クックックッ！
ジョースターの血統というのは我が運命という路上にころがる犬のクソのようにジャマなもんだったが…
最後の最後は このＤＩＯ利用されるのがジョースターの宿命だったようだ…フハハハハハハハハハ」
嘲りの高笑いを上げるＤＩＯ…そしてその下で倒れるジョセフの姿に、承太郎もその表情を険しくさせ
ＤＩＯの前へと足を向けようとするが――― その瞬間、倒れるジョセフの体から、何かが姿を現す
それは、白い煙のような体で作られたもう一人のジョセフ… ジョセフの魂、なのか…？
高笑いを上げるＤＩＯはその姿に気付かず、承太郎はその姿に困惑が浮かぶ そんな承太郎に、ジョセフの魂はこう告げる
これ……から これからＤＩＯが下にあるわしの体になにをしようと …決して…逆上して冷静さを失ってはいけないぞ…承太郎
わしのことはもう気にするな… "なるべくしてなったことなんじゃ"
花京院はＤＩＯのスタンドの謎を解いた……
わしはそれをおまえに伝えた……… "なるべくして なったことなんじゃ"…
もしみんながいっしょにＤＩＯと戦っていたなら 一気にわれわれは全滅していた
おまえは時の中で少しは動けるようになっている２秒か３秒…その時間を大切につかえ
これからＤＩＯがなにをしようと決して怒ってはならん… 怒ってお前の方からの攻撃は自分をまずい事に追い込むぞ
承太郎…… この旅行は…実に楽しかったなあ…… いろんなことがあった…
まったく フフフフフ… 本当に…楽しかった… 50日間じゃったよ
そう、微笑を浮かべると共に――― 街灯に照らされたジョセフの魂は、そのまま静かに掻き消えるのだった・・・ 「おい どこを見ている？承太郎 フン！」
そこへＤＩＯが承太郎へ声をかけると共に…倒れるジョセフにその指を突き刺し、残った血も全て吸いつくす…！！
見る見るうちにすべての血を奪われたジョセフは、ひからびたミイラのごとき姿と化してしまう
……そして目の前の光景に、承太郎も怒りの形相でその目を見開く…！！
（じじいは…… 決して逆上するなと言った… しかし…それは…無理ってもんだッ！）
「こんなことを見せられて頭に来ねえヤツはいねえッ！」
頭の中の理性がプツンと切れる承太郎 それが二人の最終ラウンドのゴングとなる
承太郎が高く飛び上がると共に、ＤＩＯも併せて『ザ・ワールド』発動！ 時が止まる！！
＜＜ ＞＞ ［ ■ ］ ＞ 〇 ―――停止
ウリイイイイイイイイイイイ
「ＷＲＹＹＹＹＹＹＹＹＹＹＹ―――ッ」
時間を止め、承太郎の攻撃を誘うように目の前に立ち…４秒を経過したところで承太郎が身構え！
スタープラチナとザ・ワールドの乱打戦が展開！ そして二人の拳が真正面からぶつかり合い―――
打ち勝ったのは承太郎のスタープラチナ！ ザ・ワールドの拳を砕き割る！！
さらに追撃のワンツーでＤＩＯを吹き飛ばすが…打ち負けながらもＤＩＯの顔には余裕の笑みが浮かぶ
それを示す様に、時間停止は5秒…6秒を過ぎてもまだ解除されない…！！さらには砕かれたＤＩＯの手も、一瞬で再生されてしまう！
「7秒経過！まだまだパワーを感じる…まだまだ止めていられるぞ… やはりジョースターの血はよくなじむ！
ところで承太郎…おまえはもう動けないはずだな… フフフクククククククク」
「じじい… あんたのいうとおり 怒ったことで少々やばくなったようだぜ
しかしな…… こんなもんじゃあねえ……… まだ怒りたりねえぜッ！」
＜続く＞ ＞フハハハハハ フフフフ フハフハフハフハ
絶望の開幕がなんかあつがりながらラーメンすすってるみたいなＤＩＯの笑い声で台無しだよwww 「ジョセフ・ジョースター死亡」が出てないからギリ可能性はあるかもしれんが
アヴドゥルも終わってから死亡出たし
何よりここからどうやって生き返るのかという問題が あんなミイラみたいな状態になったら
失血死どころの話じゃないな
幽霊も出てきたし 一代の主人公がじいさんになって
サクッと死亡退場とはな
ドラゴンボールみたいな死人を蘇生させるシステムもないし ＞我が運命という路上にころがる犬のクソのようにジャマなもんだったが…
当分たとえ合戦は続きそうだな
しかしジョセフまで死亡確定したか…
終盤だけやたらシビアな部だな レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。
