「キャプテン翼」と、そして「キャプテン翼2」は、キャラゲーはダメゲーの印象がある原作ありのゲームの中で、とびぬけて秀でているゲームだから。

具体的に何が秀でているかと言うと、ゲームとしてのシステム面での独自性はもちろん、2作目は原作にもない話を織り込んでいるのだが、その内容が原作以上の内容となっており。

後日、原作であるキャプテン翼が連載再開されたのだが、そっちが本編というよりかは、このゲームの「キャプテン翼2」の方が正当な続編と言っても過言ではないくらいのものとなっている。

ストーリー展開が秀逸だったんだよね。

それこそ、ジャンプの作品らしい展開を原作抜きで作り上げたとでも言おうか。

そして、注目は音楽。

アニメのオープニング曲が流れるというのも熱いのだが、それ以外の曲も秀でている。

そうしたゲームだったので、バーチャルコンソールなどで発売を期待していたのだが、どうしても現時点でのゲーム化権などの問題もあってか、再販されることもなく。

だが、それがこうしたジャンプ主導として再び世の中に出るというのはありがたい限り。