>>987
>この老犬が、流浪の身を拾われたくせに、まるで殊勝さがなく、やわらかく煮た鳥肉しか食べないので、泣く子も黙る帝国軍上級大将が夜中に自ら肉屋へ鳥肉を買いに行くそうな
――とは、勤務の帰途にその姿を見かけたナイトハルト・ミュラーが、提督たちのクラブで披露におよんだ話であった。
>そのとき、ミッターマイヤーやロイエンタールは何か言いたげであったが、結局、沈黙によって節度を守った。

この描写が入ってる時点で、
ラインハルト陣営の中でミュラーだけは珍しくオーベルシュタインに嫌悪を抱いていない、という主張は受け入れがたいよな