アシガール 第81戦

殿様と若君、建築中の新居を見下ろしながら語らい中
殿様「あと7日もあればあらかた仕上がる。さすればいよいよ奥方と暮らせよう。少しの辛抱じゃ。若い身では辛かろうがの。ん?」
いやらしい顔の殿様に、無表情の若君
小垣で祝言済みなのは知ってるけど、羽木御一行のためにも再度祝宴を張ってはどうかと言う殿様
これ以上迷惑をかけられないと若君は辞退するが、頼もしい倅と孫たちが一度にできたようで嬉しいから、と殿さまに言われて承諾
というわけで「8日後の来月3日」に婚礼のお披露目をすることに

ある夜、月を見上げていた唯のもとにおふくろ様が
「若君の奪還ようやりました」などあれこれ話をする
唯は「黒羽城で若君との婚礼を待っていたあの日にやっと戻って来れたんだ」と実感
「おふくろさまあぁあん」と抱きついて泣く

ある日、唯は阿湖姫とおにぎりを握りながら成之との恋バナをら聞き出す
阿湖と成之がまだ祝言を上げていないのは、唯と若君の帰還を待ちたかったからという話になる
阿湖「我等が今こうして無事にあるのは、こなたと若君のおかげじゃもの。成之様もきっと若君をお待ちになりたかったはずじゃ」

そして当日
とてもとてもかわいいかわいい唯。
天野家の男どもは「すでにかなりの親バカフィルター」がかかっているため、「三国一の手弱女」「吉野ほどではないが誰にも負けぬ」とべた褒め
「唯の足ならば10秒もかからない嫁ぎ先」に輿で運ばれていく
若君の両親の前で、つっかえながら「父上様母上様、ふつつか者ですがいく久しくお導き下さりますよう、どうかよろしくお願いいたしまする」と挨拶
その後侍女に手を引かれて祝宴会場へ
ようやく正装した若君と対面