>>821
>向こうに酷いポカがあった訳でもないが

ここが重要だな。
肉体的な強さも、戦略・戦術的にも、敵には大きな隙は無かったのに、
ただ一点の、ダムのアリの穴を見事に突いて、主人公たちが奇跡の勝利! っての。

その穴が見え見えで大きかったり、
穴を修復できる余裕が敵側にはあったのに不自然に油断して放置してたり、
という要素があると「奇跡の勝利」度が薄れる。

その穴が小さければ小さいほど、読者としては
「そうか! その手があったか! ちくしょー俺には気づかなかった! 主人公凄い!」
となって感動でき、ラス戦勝利のカタルシスが膨らむ。