からくりサーカス 連載中
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週間少年サンデー 1997年32号にて連載が開始された「からくりサーカス」
この漫画について色々語りましょう
なお、この作品は人形繰りの技術を駆使することで、１日一話のペースで連載されるようです
たまに操り損ねて変な時期に休載したり合併号になったりすることもありますが気にしないでね
※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第１話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。
●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●（「第1話・A」とか「第2話・前」等）
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。
ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏！ 現代に戻って好き放題に語り合え！
関連スレ等
連載中スレの楽屋裏 第34幕
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1358072497/
連載中スレまとめ
http://rensaimatome.blog.fc2.com/
連載中スレ過去ログ倉庫（更新停止中）
http://rensai.nobody.jp/ 最後の舞台裏（？）のせいでえんとつそうじ君のラストが
勝がせっかくめぐり合えた仲町サーカスとも別れなくてはいけない事を示唆してるようで怖い となるとコミュ症ボッチ状態だった頃の勝がもう一度還ってくるのか… トラック内の部屋にて眠りにつく勝とリーゼ、しろがねの三人
その日の夜、勝は一つの夢を見ていた それは、奇妙な夢だった
勝の見たその夢は…微かに風の音が鳴る荒野の中…
夕陽の下で行進する謎のサーカスの一団があった…
からくり〜男
第１幕 開幕ベル
見たこともないサーカス団のパレード 静かに 静かに…
大きな楽器から銀色の煙を出しながら…
風の鳴る無人の原野を…
踊りながら 渡りながら 遠く遠く…
・・・朝になって、そんな夢を見たとの話をリーゼに聞かせる勝
だがその話に、リーゼもなにやら聞き覚えがあるようだ
「なんでも…死んだサーカスのアーティストが夜のパレードしてるんだトカ…
世界中の夜の…いえ… 海の上や荒野をも静かに――
銀色の煙をまきながら渡っていくんデスって………
長い間サーカスにいるファーザー・ゴーロから聞いた、
芸人＜アーティスト＞同士に伝わる割と有名なお話らしいデスよ」
……その話に、しろがねは僅かに表情が険しくなるが…
リーゼに話を振られて我に返り、しろがねもその話を知っている様で
フランスのサーカスの人たちは、それをこう呼んでいたと言う
ル シルク デ ミニュイ
「Ｌｅ Ｃｉｒｑｕｅ ｄｅ Ｍｉｎｕｉｔ.」
『 真 夜 中 の サ ー カ ス 』と… さて、ここで場面は日本の仲町サーカスから遠く離れ…
凱旋門の立つ、フランスのパリへと移る
…が、そのパリの銀行で銀行強盗が起こる！！
警備員の顔面をマシンガンで撃ちぬきながら、強盗成功と逃げ出す銀行強盗たち
…それと同じ頃、公園の一角では一人のピエロが玉投げをしていたようだが
どうもぶきっちょなようで投げた端からぽろぽろ玉を落としてしまうピエロ
そんなピエロに笑い声を上げる子供達
そんなヘタじゃいつまでたってもおひねりをもらえないとヤジを飛ばす
そのヤジに仮面のピエロはこっちだってやりたくてやってるわけじゃないと返すが…
「だったらなんでやってんだよ？」
「オレら、おっさんがここに立ってから一ヶ月、ずーっと見てるけど、毎日やってるじゃん
ここらあたりはポンビドゥーセンターの広場みたいに、
いろんな芸人達が集まるってコトは常識だけどさ… あんたみたいにヘタなのは珍しいぜー、
笑われながらも毎日ここに来てるのは、ジャグリングの練習のためだろ？」
少年達の言の通り、この公園にはあちこちで大道芸の練習をしている人達の姿がある
しかしピエロはなんだか、なんで自分がこんなことやってるのかもわかんないとか言い出す
なんでも彼は過去に大事故にあい、その影響でなんだか記憶が曖昧なようで
彼を看た医者が言うには、記憶が戻るまでジャグリングをやるようにとのことらしいが…？
でもやっぱりヘタなのはどうしようもなく、ぽんぽん投げたピンが自分の頭に全部直撃してた
で、今日はこのへんでおいとまする少年達 ピエロのほうもおっさん言われてお怒りの声でした
・・・少年達と別れ、そのピエロは
僅かに覚えている自らの記憶を思い出す… 覚えてるコトは、あるぜ… ほんの少しのかけらだけだがな…
燃え上がる…… 炎と…
銀色の目をした 女―――
なんで泣いてる… 誰のために泣いてるんだろう…
そして崩れ落ちる壁と… 水の流れ…
それに、子供…
誰だか思い出せないけど… …スゲエいいツラで笑いやがる…
その時突如、先ほどの銀行強盗の車が暴走し公園内の人たちを跳ね飛ばす！！
さらにその暴走する車の眼前には、先ほどピエロと別れた少年の姿が…！
ころんでしまい迫り来る暴走車に青ざめる少年 だがその前に先ほどのピエロが立ちはだかり
そのピエロは、ゆっくりと拳法の構えを取り…
突っ込んでくる車を、正拳突きで逆に粉砕して見せた！！
そして、そのピエロの仮面が落ち…
「お…おっさん………」
「おっさんじゃねえ… ナルミってーんだ」
その素顔は、才賀屋敷で死んだはずの加藤鳴海であった……！
帰ってきた鳴海と共に、新たに紡がれる『からくり』の物語、ただいま開演！！
＜続く＞ …ゑ？
いや確かに生死不明で鳴海兄ちゃんみたいなキャラなら再登場は当然だろうけど
腕といい場所といい、とにかく詳細が気になる！はよ次週こい！ 2018年2月16日、韓国・ノーカットニュースによると、韓国の元慰安婦イ・オクソンさんが「私たちはまだ解放されていない」と述べ、日本政府に心からの謝罪を要求した。（中略）
イさんは「日本と再交渉しなければならない」と主張している。
その理由として「韓国が勝つべきで、負けてはいけない。（日本は）11〜14歳の幼い子どもまで連行して銃や刃物、暴力で殺したが、今もそれを認めていない。韓国は死んでも謝罪を受けなければならない」と訴えた。
https://news.nifty.c.../china/12181-254002/ 色々怒涛の展開だが今回いえるのはただ一つ
鳴海兄ちゃんおかえり！ 鳴海復帰回の割になんとも×1こじんまりとしてんな・・・
もっとメラメラくるような引き伸ばし方してもええんやで とりあえずツッコミどころとして
鳴海にーちゃん、フランス語できたのかｗ ナルミは神戸の長田とか大阪の西成とかの街並みが良くも悪くも似合いそうｗ 第２幕
ギイ・レッシュ
（目がさめた！ あの衝撃で完全に目がさめたぜ ここはフランスだ
そしてオレは日本人… 加藤鳴海じゃねえか！！！）
苦々しい顔ながらも、その記憶を思い出してフランスの街を歩くナルミ
しかし流石に暴走する車に真正面から崩拳をぶち込んだ影響で、身体が痛むようで
「壊れてねえだろうな…カビ臭えがオレにゃ大切な腕だもんな…」
……失ったはずの左腕を肩から押さえ、ナルミはそう呟く
自分が泊まっているホテルに戻りつつ、ナルミは自分の記憶を一つ一つ確認していた
拳法家になったところや、ゾナハ病にかかったこと、そして人たちを笑わせるために日本へ戻ってきた
・・・が、そこからの記憶がどうにも思い出せない…
何故自分の片腕が無くなって、フランスにいるのか…困惑するナルミだが
とりあえず解らないのはそれだけ、と気を取り直して…
「くっそォオあの医者め…… 何が『記憶を取り戻すにはピエロの練習が一番』だ！？」
ナルミはホテルの一室に入るなりズカズカ乗り込んで叫ぶ
「おい、ギイ！ ギイ・クリストフ・レッシュ！
てめーこのヤロウ オレは目がさめたぜ！
今までは大ケガのリハビリと、おまえが飲めと言ってた薬のおかげでボーッとしてたよ
だからおまえの言うコトも疑いなくやってたんだ だけど二日前に薬はなくなった…
それに今日、体を張るような事件にあって、ようやくアタマがすっきりしたぜ
てめーオレに関して知ってる事を教えやが…」
しかしどうやら、件のギイとやらは留守にしているようで
…ホテルにいないなら、たいていここにいると足を向けたのは薄暗いボロアパート
というわけで改めて怒鳴り声をあけて部屋に乗り込むナルミ
ドアを開けるとそこには…ベッドで横になりながらワインのビンを傾けてグラスに注ぎ…
二人の女をはべらせた、銀髪の青年の姿があった 「シェイクスピア曰く…
『この世は舞台なり―― 誰もがそこでは一役、演じなくてはならぬ』…
だとしたら…僕の演じるのはさしずめ…『生に倦んだバラードを唄う道化＜アルルカン＞』か…
そして道化を邪魔するのは………如何なる愚者か？」
どーにもキザったらしい、上半身半裸の男、ギイ
だがナルミもそんな芝居がかった彼に付き合うつもりは無くさっさと知ってる事を話すよう急かす
だがそんなナルミの言葉もどこ吹く風で、彼のフランス語が大分上手くなったと語るギイ
始めのころは腕を失ったショックが大きすぎて何も話せなかった状態だとか
…無論ナルミはショックもあったがフランス語なんて知らなかったので無理も無いが
４ヶ月のフランス生活もあって、ナルミも日常会話程度ならこなせる様になったようだ
「おお、ケーニヒ教授の論文どおりだ！『低能のサルにも反復学習は効果がある…』」 かんぱい！^^
さすがにギイのその物言いにナルミもお怒り
胸倉を掴みあげるが、苦しそうに咳き込むギイの姿にナルミもその拳を止めてしまう
どうにもいつもこの手で誤魔化されてしまっているようで
…そしてギイは胸のペンダントを開いて母の肖像画に語りかける
「ママン…狂喜と倦怠となんでも暴力をふるう『イノシシマン』がいるこの世界で―――
美しいのはママンだけだよ…」 ちゅ
おまけにマザコンなギイの姿にナルミもげんなりしながらもさっさと話すように言うが
…ギイはその喉もとに、ドライバーのような工具を突きつけて鋭く睨む…！
ナルミの喉もとに工具を突きつけながら、おまえの命を救ったのは僕だと言い
失った腕のかわりに特別製の腕もつけてリハビリもさせた
いわば命の恩人、なのだが…ギイのセリフがいろいろ引っ掛かるもんで素直に感謝できない
「フン しょせんはチョンマゲを今もつけている鎖国国民か
ママン〜〜チョンマゲだよ〜〜」
小ばかにしたようなギイの態度にナルミも我慢の限界
ペンダントを横から奪って無理矢理にでも話を聞かせようとするが… …ペンダントを奪われ、ギイの顔色がだんだん青ざめてきて脅えたように震え上がる…
（どさくさまぎれにはべられてた女のおっぱいほむほむほむほむ
ナルミももううんざり気味に頭を抱えるしかないのであった
色々気を取り直して…ギイもそろそろ次の段階に進んでもいいころとして
一言多いけど、自分の知ってる事を話す気になったようだ ・・・だが
「二百年もの昔から…人知れず続いている戦いがある…
自動人形＜オートマータ＞達とそれを破壊しようとする人間達の…」
…突然語り始めた、ギイの突拍子も無い話にナルミも困惑
だがギイも現状を把握するにはこの知識のほうが役立つと言う
しかもギイの語るその自動人形＜オートマータ＞というのはいわゆるゼンマイ式のものではなく
自分で考え、自分で動くロボットのような存在だと言う 流石にナルミも信じられないが…
・・・どこからともなく、キリキリとした音が響き…
二人に突如銃撃が掃射される！？ とっさにギイがナルミをがばって無事ですむが
…その銃撃の主は、ギイがはべらせていた下着の女性二人であった
それも一人は腹が空き、もう一人は首が外れながら、内蔵したマシンガンの銃口を二人に向ける…！
「こ…こいつらいったい！？」
「証拠が近くにある好例だ こいつらが自動人形＜オートマータ＞…
そして自動人形＜オートマータ＞の破壊を目的とする人間――― 得意はマリオネット…」
そのオートマータを前に、ギイは側においてあった大きなスーツケースを勢いよく開き…
その中から現れたのは、あるるかんの様な白い巨大な人形であった…！！
「その人間達を称して…
『し ろ が ね』と言う…」
＜続く＞ 韓国籍の女性7人が1月末、加工した複数の金塊を直腸に隠して韓国から中部空港（愛知県常滑市）に密輸しようとしていたことが20日、空港関係者への取材で分かった。金塊密輸はこれまで、下着などに隠す手口が多かったが、体内に隠す手口が発覚するのは珍しいという。
関係者によると、密輸しようとしたのは50〜60代の女性7人で、ツアー客を装っていた。韓国の仁川空港から中部空港に到着後、金属探知機による検査で分かり、密輸は未遂に終わった。
7人は数センチほどに加工、透明の袋に入れた複数の金塊を肛門から挿入、直腸に隠していた。入国後、トイレなどで出す計画だったとみられる。
https://this.kiji.is/338542733054575713 女のおっぱいほむほむほむほむってギャグなのか
ささやかなエロティオスなのかどっちやねん え、っと…つまり勝くんについている「しろがね」は何者なんだ…？
鳴海の状況が少しでもわかるかと思ったら
ギイの言うしろがねの存在とかオートマータとやらの敵が現れたり
どんどん謎が雪だるま式に増えてきておる というか自動人形は全て破壊されたとか言ってたような
勝の親父が益々怪しくなってきたぞ 追い詰められると仲町のオヤジみたいに火病起こしそう ここまでのからくりサーカス（語り、ナルミ
オレは… 加藤鳴海… オレは何を、してるんだ？
どうやら大事故にあったらしいオレが… 長い眠りからさめた時――
そこはフランスだった…
オレを助けたのは医者と称する妙な男… ギイ・レッシュ…
こいつが何者なのか それにどうして自分がフランスにいるのかや……
オレが巻き込まれたと言う事故の事情すら思い出せないまま…
オレはここにいる！
対峙する、体の中からマシンガンの銃口を向ける女の人形と
それを前に白い４つ腕の操り人形を駆る『しろがね』ギイ・レッシュ…
状況もわからぬままその争いに巻き込まれ、ナルミの表情にはいやな汗が浮かんでいた
第３幕
鳴海の左腕
そもそもなんでギイが目の前の人形？に狙われてるのか
ナルミも困惑のあまり声が裏返るが…その疑問にギイが答える
「それも言ったろう、ヤツら自動人形＜オートマータ＞を破壊する使命をもった人間が、
『しろがね』―― つまりこの僕だからだ
ナルミ、おまえの命を救ったのは僕だ 僕の仕事を手伝え」
「や な こ っ た」
ナルミ即答でべー そしてナルミは一人その争いから逃げ出した！
だがそんなナルミを逃がすまいと、首からマシンガンを生やした女、シベールの銃撃が浴びせられる！ 〔うふふ あら、ダメよオ あなたはあたしといいコトいっぱいするんだから
何してほしい？ あたしはね、ひと息にってイヤァなの ながく、ながーく楽しみたいの
満足させてね Ｍｏｎ ｃｈｉｅｒｉｅ＜いとしい人＞〕
自分は関係ないとナルミが主張するものの、聞き入れられるはずもなく
逃げるナルミをじわじわと追いかけるシベール…
そして部屋ではギイと、腹を開けてマシンガンを向ける女、エレーヌと対峙する
エレーヌはさらに体中から短銃を展開させギイに向け…銃撃の一斉掃射を浴びせる！
だがその一斉射撃を、ギイの操り人形は腕と純白ドレスを振るい容易くはじき落とす！！
「踊れ、僕の愛しい オリンピア」
〔オリ… な、なんですって？ それじゃ…あんた…
あの二百体の仲間を壊した伝説の『しろがね』…〕
そして一気にギイの操り人形、オリンピアがエレーヌに一気に肉薄し、必殺の一撃を仕掛け！
「『オリンピアの恋人』…」
脚にトゲ突きの車輪を展開させた強烈な蹴りが、エレーヌを一撃で粉砕する…！！
…その身体をバラバラに破壊されたエレーヌの残骸は、体内から水銀のようなものが溢れ出ていた…
ここで場面はナルミとシベールの対決に移るが…
ナルミはシベールにその脚を掴まれ、勢いよく壁に叩きつけられていた
人間離れしたオートマータのその力に、ナルミも歯が立たないが…
…そこにエレーヌとの対決を終えたギイが姿を見せ、呆れた口調でナルミに言い放つ
「やれやれだよ、ナルミ
おまえは、バカなりに自分の平時の力を出せば良いのに… 何をやっているんだ？
つまりは見たコトもない敵には萎縮してしまうと… 臆病者め」
そう言い放ち、ナルミの醜態に冷たく嘲笑うギイ
自分のボディガードを助けないで良いのとエレーヌもギイに問うが… 「ふ…体を鍛え戦う術も持つのに、相手がちょっと強そうだったら抵抗もできないヤツを助ける？
下品だがその男流に言うと…『 や な こ っ た 』」
ギイの嘲笑にナルミも怒りの形相で眼を見開き
立ち上がると自分の足を掴むエレーヌの腕を掴み、どうにか振りほどこうとするが
ナルミの力をもってしても、その腕を動かす事ができず…
「ああ、このくらいなら教えてやってもいいか……
おまえの左腕のつけ根につまみがある ひねってみな」
…エレーヌの怪力が再びナルミの身体を振り回そうとするが
ナルミもここはギイの助言に、イチかバチかそのつまみを捻ると
ナルミの左腕から飛び出したのは… 聖ジョージの剣！？ いや…
「『聖ジョルジュの剣』… なかなか便利だろう その義手は…」
「 う う う る せ え え え 」
ナルミの左腕から展開された聖ジョルジュの剣が、エレーヌの腕を切断し！！
ナルミの叫びと共に右腕を振り上げ！その一撃が（ギイごと）エレーヌをぶっとばした！！
＜続く＞ ギイが二枚目なのか三枚目なのかわからんｗ
なに普通に巻き込まれてんだよｗ 日本政府観光局（ＪＮＴＯ）が21日発表した１月の訪日外国人客数（推計値）は、前年比9.0％増の250万1500人だった。
１月としての過去最高を記録した。航空路線の拡充やクルーズ船需要の増加が引き続き追い風になった。
国・地域別では、韓国が28.5％増の80万3800人と最多だった。
単月としての過去最高を記録した。次いで中国が0.3％増の63万2300人。
昨年は１月末だった旧正月休暇が２月にずれ込んだことが響き、小幅な伸びにとどまった。
台湾は0.1％減、香港は13.5％減と中華圏の国や地域で訪日客の伸び悩みが目立った。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕
2018/2/21 16:00
日本経済新聞
https://www.nikkei.c...0000/?n_cid=TPRN0003 原理や理屈はわからんけど、鳴海兄ちゃんはある種のタイムスリップにでも巻き込まれたのだろうか
>>509の通り、自動人形とやらはしろがねが全員壊したってあったし
おそらくアレに書いてた「しろがね」ってのはギイ達のことだろうし
そうなると鳴海兄ちゃん死にそうでこの先の展開が怖いんだよなあ
あるるかんのもってた腕が、鳴海の形見の左腕、とかそんな感じになったりして シベールとナルミの薄いワンセックス同人本が出てもおかしくない勢いｗ 第４幕
パリを去る
独特な呼吸と体捌きから放たれた正拳突きがエレーヌの胸に突き刺さり
その強烈な一撃が、エレーヌの首を吹き飛ばすと
吹き飛ばされたエレーヌの身体中から、水銀のような体液（？）があふれ出す
…とりあえずエレーヌを撃退したはいいが、まだ状況についてけないナルミ
さらに自分の腕にノコギリ状の刃まで飛び出してもう絶叫するしかない
…と、巻き添えでぶっとばされたギイが立ち上がりその腕に関して解説
「それは『聖ジョルジュの剣』 ドラゴン退治の聖人の名を持つ武器だ…
まったくなんたる無茶、なんたる阿呆！
生身の腕の方で自動人形＜オートマータ＞殴るとは！」
しかしナルミのほうは、自分がぶっ飛ばしたエレーヌもろともぶちあたった姿がツボにはまり大笑い
ギイもそんなナルミに呆れ顔で…自分は当たってなどいないと主張する
ので、問題のシーンをもう一度確認してみましょう
―――ＶＴＲスロー再生―――
首をとばされながらすっ飛ぶエレーヌがギイの眼前に向かっていくが
ギイはその身体を涼しい顔で回避して見せて・・・
腕のほうがギイのおでこにぶちあたった
さらに脚もギイの背中を強打し、ぶっとばされてげしゃ づぼ ｽﾞｼﾞｬｱ
―――ＶＴＲ再生終了―――
「……… つまづいただけだ」
「あたってるよ、しっかりとよ！」
涼しい顔のギイにナルミもツッコみ …ギイははなぢ出しながらナルミ睨み
「ﾏﾏﾝ…」「それももういいっ！」 ……だが、その身体がボロボロになりながらもエレーヌはまだ立ち上がる…！！
その姿にナルミに折りたたまれた聖ジョルジュの剣を手で引き出して戦うようギイがアドバイスし
エレーヌの銃撃が二人に放たれるが
「はずれ」
それを容易く回避し、聖ジョルジュの剣がエレーヌを横真っ二つに両断する…！
その一撃にエレーヌの残骸はアパートの壁を破壊し、外まですっ飛んでしまうのだった
アパートの壁を壊してしまいナルミもちょっと苦い顔
自分の力だけではなく、左腕の剣も凄まじいモノだとするナルミ
だが自動人形を壊すには有効な兵器だとギイも語る
自動人形＜オートマータ＞の頑丈さには銃だけでは対抗できず
一瞬のうちに強い力でバラバラにしなければしとめるコトはできない、とする
「ふん だけどよ、さっき一発目オレが生身の方で打った時も手手応えはあったぜ」
「それだ… それが、僕がおまえに自動人形＜オートマータ＞壊しを手伝ってほしい理由なのだ
いいか、自動人形＜オートマータ＞の動きを止める方法は二つある
ひとつは言ったように、ヤツらの体を一瞬にして引き裂くコト… もうひとつは…
おまえがやったように… 鍛え上げ、練り上げられた『気』を…
自動人形＜オートマータ＞の体内に叩き込んでやるコトだ
万物にあまねく存在する生命のエネルギー…
それをコントロールし、『発剄』と呼ばれる打撃法で、爆発的な破壊力を生む…
中国武術をやるおまえは、それができるのだろう」 ギイはそう語りながら、通路に飛び散った自動人形の水銀のような体液を指す
この体液が自動人形の動力の源、忌まわしい命の血だとして
そして、ナルミのように『気』を打ち込むことでその体液を爆発的に振動させることで
自動人形の身体はバラバラに自壊するとのことだ
…こうして動かなくなった姿をみても、その肌の生々しさはとても人形だとは思えない代物
彼らは自分達で研究を重ね、自分達の外見を人間に近づけるよう改造を続けていた
人形特有の継ぎ目や、関節の形など全くなく、毛穴や体毛まで作り上げる徹底振りである
…だがナルミは生身で自動人形に対抗できる技術をもっている
故にギイもナルミに協力を要請するのだが…
とりあえず腕の剣はどうするのかナルミが苦い顔なので
ギイがしまい方をレクチャーしてあげました
そうじゃなくて、なんでこんなもん義手につけたと声をあげるナルミ
そもそもギイの話が確かなら、こんな装備はナルミには必要ないはずであるが…
ギイはいずれ、生身だけでは『これからの戦い』は切り抜けられない、とする
「な…！？ オレは戦わないって言ってんだろ！！」
「戦うさ なぜおまえが片腕を失い、このフランスで目覚めたか… 僕が教えてやるといったらな
それに… おまえが戦うコトによって…
おまえは、記憶から欠け落ちてしまった大切な者達とさらに深く関わりあうのだ
ははは、ほーら僕と一緒に来たくなってきたろ？」
…さらにギイと来なければならない理由がもう一つ、と外に集まって来た警官達を指す
説明しようにもナルミの立場はパスポートも金も持たないただの密入国者に過ぎない
ナルミに選択肢など無い事を、突きつけるギイであった そしてギイはオリンピアのカバンを開けると、
オリンピアの身体から翼が展開され、ボロアパートの空いた壁から飛び上がる！
ギイとナルミを抱いてひとっ飛びするオリンピア
宙をかっとぶ目の前の光景にナルミも情けない声が出ちゃう
「くそォくそォ、なんでオレはこんなコトになっちまってんだよォ」
「下品極まりないな、ナルミ…」
「うるせえ、ギイ てめえのその、なんでも知ってるっつーもったいぶったツラが気にクワねえ
空飛ぶこのへんてこ人形も大キライだ」
だがギイはナルミの罵声にも涼しい顔で「………それで？」と問うと
……ナルミもバツが悪そうに目をそらして…
「……… ……ちぇっ
行くしか… なさそうだぜ」
からくりサーカス ←
Le Cirque De Karakuri
…いつものタイトルコールをバックに、ギイはナルミにひとまずの目的地として
自分達『しろがね』の生まれた所でつきあうように言う ナルミも生返事で返し
…オリンピアが宙を飛ぶその光景を、一羽のカラスが見て…
・・・いや、そのカラスは真ん中からその身体が裂けて、中のからくり機構が露わになっていた
…そしてそのカラスは何者かに、ギイとナルミがパリを去ることを報告していた… https://headlines.ya...22-00000030-jnn-soci
TBS系（JNN）
２月２２日は島根県が条例で定めた竹島の日です。
２２日午後、松江市で１３回目となる記念式典が開かれますが、政府からの出席者は、内閣府の山下雄平政務官で、韓国への配慮からか、今回も地元が求める閣僚の出席は実現しませんでした。
そして先ほど、竹島の日に反対する韓国の市民団体が会場近くに姿を現すと、それに反対する日本のグループともみ合いになり、周囲は一時騒然となりました。 予想以上にパリ去るの早すぎて明石焼き噴いた
もうちょい満喫してきたかったろうにナルミさん 言っちゃなんだがギイもしろがねお姉ちゃんとは別方向で天然ボケだな
しろがねがみんなこんなんだったら鳴海のツッコミが大変そうだｗ パスポートも金も片腕もなくても西成ならナマポでおｋやで？ 第５幕
大天幕
ベッドの上には… 寝ているオレ…
左腕を根こそぎもぎとられ… 死にそうなオレ…
わかっている… これは、夢なんだ…
いつもオレが見る オレの夢―――
左腕を失い、点滴を指されながら横になり、どうにか生きているナルミ
そして寝ているナルミの前では…オリンピアの巨体が立ち
その手の一つには、黒衣をまとった腕が握られていた
あの腕… どこかで見たような…
オレの思い違いか…
そしてまた、ベッドに寝てるオレ…
横たわるナルミの身体にさす点滴が量を増し…
そして失った左腕には、先ほどの黒衣の腕が移されていた
点滴がナルミに投与される横で、ギイがナルミに語りかける
「ナルミ…これが最後の『生命の水』だ 生命の水＜アクア・ウィタエ＞
我が学問の第一シンボルの不死鳥の如く… この至高の薬によりおまえは死から蘇るが良い
そして僕に… 力を貸せ…」
炎と… 泣いてるキレイな女…
水と崩れる壁… いいツラで笑う子供…
それだけが、フランスで目覚めた時オレが持っていた…
オレが片腕をなくした事故にかかわる記憶…らしかった… …そして、ベッドから目覚めたナルミだが…
心電図の機械に繋がれた身体を起こしベッドに座るナルミ
その姿はやつれきった、生きた屍の如き虚ろな表情を浮かべるのみで…
…その瞳が、自身の左腕を僅かに一瞥し…
・・・
「！ いけね… 寝ちまってたか…」
そこで車でうたた寝していたナルミが目を覚ます
車から下りたその前には、海岸の崖際に立つ古びた洋館があった
…なんでもギイがオリンピアでカッコよく飛びたったはいいけど
さぶいんで結局車で現地まで着いたそうな
そして辿り着いたその場所が『しろがね』生まれたと言う、キュベロンである
朽ち果てた屋敷の庭には、いくつもの簡素な墓が立ち並ぶその寂しい光景…
あまりぞっとしない光景ではあるが…ふと、ナルミは庭にあった井戸に気づいた
・・・場面は変わり、アメリカのイリノイ州、グリーンタウン
深夜の草原では二人の子供がなにやら急ぎ足
なんでもここでサーカスのテントが建つそうで、いっぺん見てみたかったそうな
…地平線の向こうではサーカスの者達と思われる団体の姿が見え…
その瞬間、突如巨大な布がそのサーカス団の前で勢いよく広がっていく！？
さながら悪魔の羽根が広がるかのようなその景色が広がると
さらにそこから地面におびただしい杭が打ち付けられると
・・・何もなかったその平原に、一瞬でサーカスのテントが完成する…
その光景を目撃していた少年二人も、驚愕と脅えの表情が浮かんでいた
そこに一羽のカラスが二人の頭上を通り過ぎるが…
「あ…あの鳥……… まん中からまっぷたつになった中で――― 歯車が回ってた…」 そのカラスはパリでギイとナルミを監視していた、自動人形のカラスだった
カラスはサーカスのテントに入ると、ギイとナルミの二人がパリを去ったとの伝令を伝え
辿り着いたその部屋には、４人の様々な男女の姿があった
…おそらくは全員、自動人形＜オートマータ＞であろうが…
その報告に黒目の無い豊かなヒゲの老人、パンタローネは差し向けたエレーヌとシベールの失敗を悟り
ついでに『生命の水』もその連れの男に使ったであろうと推測する
…その言葉に目の部分に仮面舞踏会でつけるようなマスクの女性、コロンビーヌは
ギイの持っていた『生命の水』が無くなってしまったのではないかと声をあげるが
そんな落胆の声に、始めからそんな物をアテにしてはいないと言うのは
コロンビーヌと同じようなマスクを身につけた、黒服の小男、ドットーレ
どのみち人間が地上からいなくなれば『生命の水』などたっぷり手に入るとして、紳士帽を被りなおし
そうなれば…と弦楽器を奏でながらドットーレに語りかける、白服の男、アルレッキーヌ
……彼の姿は一目で４人の中でも一際異様を放つ部分があった
３人のほうに向けるその視線は、右目の部分に二つの瞳孔が並んだ、何とも異質なその眼差し…
そしてアルレッキーノは、その『生命の水』をもってして
そのとき初めて我々は人間になれる、と語り…
〔その日まで… 我ら『真夜中のサーカス』のパレードは続くのだ〕
・・・四人の座するその奥の暗がりでは、さらにもう一人玉座に座る何者かの姿も見えた
４人が話を終えると、ピエロの仮面を被った者がピアノを奏でる
するとピアノに繋げられたタンク状のモノから煙が一気に吹き出した …遠巻きにテントを見ていた二人の少年も流石にそろそろ逃げようとするが
そのとき突如、二人の少年が苦しそうに咳き込み…
二人は激しく咳き込みながら、ぜひ ぜひ と掠れた呼吸音を響かせていた…
と、ここで場面はナルミとギイのほうに戻る
ギイの話では、ここキュベロンにあった井戸には奇跡の秘薬が満たされていたと言う
すべての病を治し、無機なる人形に生命を吹き込む奇跡の水がここにあり…
同時に、こここそがしろがねの誕生の地だと、そう語る…
＜続く＞ 「平昌五輪・カーリング女子・準決勝、日本−韓国」（２３日、江陵カーリングセンター）
２２日に前日練習が行われ、本番で使用する石のチェックなどを行った。
日本カーリング史上初のメダルを掛けた一戦となり注目を集めているが、“美女カーラー対決”にも期待が集まる。
日本のスキップ・藤沢五月は、韓国代表のスキップ・金ウンジョンについて「メガネを外すと、
すーごいきれいなんです！かけててもきれいなんですけど」と絶賛。プレー面でも「ショットが本当に安定している」とべた褒めし「どれだけプレッシャーをかけられるかが勝負」と話した。
「きれいさでは負けるので、ショットで頑張ります」と藤沢。負けられない一戦へ意気込んだ。https://headlines.ya...222-00000152-dal-spo これ鳴海にいちゃん絶対ナニカされてるだろ…
真夜中のサーカスが当面の敵になる配役なのは間違い無いが
正直しろがねとやらも胡散くささがあって誰を信用して良いのやら… ナルミに投影性同一して読むとマジで四面楚歌状態で同情するわw また露骨な四天王が出てきたな
とりあえずドットーレは一番手で死にそう なんとなくジョジョの柱の男たちを思い出したけど
あいつらは人間を双極性に侮蔑してるから、どちらかといったら妖怪人間に近いスタンスか 冒頭、場面はアメリカ イリノイ州・グリーンタウン
街では軍人達が物々しい様子で終結していた
…どうやら町の人間は全員が、何らかの病を発症したとのことで厳戒態勢が敷かれていた
防護服に身を包んだ一人が、一つの民家に乗り込むと…
その部屋では、ぜひ ぜひ と掠れた呼吸音を何度も響かせて苦しげにその身を震わせる少年
…彼は前回、真夜中のサーカスの展開を間近で見た少年の一人だった…
一晩で九千人もの人間が、全員同一の病気に冒されたその症状に軍医も驚愕の声しか出ない
その病気、他者の副交感神経系、有意状態認識における生理機能影響症
正式名称、ゾナハ病・・・
もはや全住人が病におかされたその街で…一枚のサーカスのビラが宙を舞っていた…
第６幕
生命の水＜アクア・ウィタエ＞
場面はナルミとギイのいるフランス、キュベロンに移り
ギイはナルミに一言「『錬金術』を知っているか」と問う もちろんｼﾗﾅｲ
そんなナルミにギイが芝居がかった口調で馬鹿にするもんだからげんこつぶち込まれた
二人の漫才は置いといて、ギイがその錬金術がなんなのかを解説
簡単に言えばただの金属を黄金に変えることを追求する学問だが、無論それが目的ではない
その最終目的は真理への『到達』だと言う
「『金』を造り出す技術や科学的知識を得る過程において、人間は自己を磨き…
ついには肉体と精神が真理に『到達』できると考えるのだ」
「うわ〜〜なんかおまえそれ、新興宗教みてーだぞ」
「何を言う、新興なんかじゃない！
二千年もの昔から西洋、東洋、アラビア、いたる所で錬金術の化学実験は行われて来たのだぞ！
現在でこそ荒唐無稽、できもしないことに血道を上げる原始科学と見られているが…
錬金術は、物理や薬学、化学や哲学、果ては神学までをも集大成した
超 学 問 であるのだよ！！」 ﾅ､ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ! …そんな話に胡散臭さをかんじるナルミ、ギイ自身も否定はしないが、本物は違うとする
あるものは化学実験に没頭し、あるものは哲学的な部分を探求した
そしてまたあるものは、万能の霊薬の研究に身を捧げ、そしてそこから生まれた霊薬を
『生命の水』＜アクア・ウィタエ＞と言う… そう語るギイだが
ナルミの方はがしがし頭をかいて、そんな面妖なSF話を聞きに来たわけではないとして
自分がなんで片腕をなくしたのかの経緯を問おうとするが
「だからその霊液がおまえの体の中を流れてると言っているんだ！！」
ギイのその言葉に、ナルミも驚愕の表情を浮かべていた
「僕が見つけた時おまえは、失血死寸前だった…
無理も無い、心臓に近い左腕を根元からもぎとられていたのだから
だがな、幸運な事もあった…
おまえが倒れ込んだのは清浄な冷水の中だった
低温の水につかり筋肉と血管の収斂作用（＊ちぢまる動作の意味）が起きて、出血量が減ったのだ
間に合うかどうかのぎりぎりの賭だったが、僕は、 持っていた最後の『生命の水』をおまえに使った
現におまえは生きているじゃないか
おまえは中国拳法を学び、人体にくわしいのだろ… そんな状態でも人は生きていられるか？」
自分は一度死にかけ…そしてそんなわけのわからない薬で蘇ったのか、その事実に青ざめるナルミ
顔面蒼白になりながらどさくさまぎれにギイのロケット奪い そんなナルミの脳天にはさみ突き刺すギイ
＊あいうち状態
ナルミの義手も『生命の水』の効用で生身の体と連動しているそうで
どうりで自分の身体の一部のようにすんなり動くものだと目を丸くするナルミ 昔はその薬がそこの井戸に満たされていたのだが…今はもう枯れて一滴もないそうだ
…『生命の水』が生み出されたその目的は、『永遠の人』を作り出すことだったという
永遠の人、即ち…老いない、朽ちない、傷つかない、痛まない、感じない、死なない
その存在こそ、即ち自動人形＜オートマータ＞ …その言葉と共にギイの雰囲気が微かに鬼気迫るものをまとう
…ナルミ自身、オートマータと対峙したときのことを思い出し…その表情にいやな汗がうかぶ
そしてギイは朽ちた洋館へと案内しつつ話を続ける
最初で最後の、人形を相手に『生命の水』を試したその存在は、フランシーヌと名付けられていた
『生命の水』を投与され、フランシーヌは本当に命ある人間のようになった
自分で考えをもち、話し、洗練された貴婦人のような立ち振る舞いだったそうだが…
・・・それでも、万能の霊薬『生命の水』をもってしても完全な人間にはなれなかった
フランシーヌにあった、ただ一つの欠陥…それは『笑えない』という事だった
そこでフランシーヌは一つの考えに至る
自分で笑えないなら、他人に面白いことをやって笑わせてもらおうと
たとえば人間を笑わせる道化や芸人達 陽気な音楽を奏でる楽隊や動物達
そして自ら錬金術の技術を研究し、自分と同じような仲間を作り上げた
『生命の水』に変わる擬似体液を開発し、粗悪ながら作られた人形に生命を吹き込んだ
おそらくはそれらが、自動人形＜オートマータ＞の原型となった存在であろう…
「……で、フランシーヌとやらは自分の作った人形に笑わせてもらったのかよ…」
「いや…だから今も探している… 奇妙なサーカスを引きつれて…世界中をな…
自分が…いや自分達自動人形＜オートマータ＞が、人間になれる方法をさ」 …その自動人形を壊す役目を背負ったのが、ギイたち『しろがね』という事だが…
誰が『しろがね』なんて役を決めたのか、ナルミがそんな疑問を口にする
そもそも自動人形などほおっておけばいい、こちらが付け狙うから狙われるのだろうとするが…
ギイもそれを説明するものにこれから会わせる、と洋館の一室に辿り着いた
ギイがいうには『しろがね』の先生とも言うべき３人の人物との事だが
・・・ドアを開けた目の前の光景に、ナルミはその目を見開く…！！
そこには倒れた老婆と破壊された糸繰り人形
そしてぶち破られた壁とその側にあった書き置きに、ナルミもギイも嫌な汗が浮かぶ…
『ギイへ 一人だけババアをあずかった おまえをカルナックでぶっ殺してやる フラーヴィオより』
「自動人形＜オートマータ＞などほおっておけばいと言ったな そうはいかないのだよナルミ
ヤツらは人間の血を好むのだから」
＜続く＞ 韓国政府の外交・安全保障関連部処（省庁）はこれまで北朝鮮の金英哲（キム・ヨンチョル）元偵察局長（現在は朝鮮労働党統一戦線部長）を哨戒艦「天安」沈没の主犯とみなし、制裁対象者のリストに上げていた。
ところが最近になってこれらの部処が一斉に金英哲氏の擁護に乗り出した。
まず韓国統一部（省に相当、以下同じ）は23日「金英哲来韓に関する説明用資料」と題された6頁からなるプレスリリースをメディアに配布した。
前日に北朝鮮が平昌オリンピック閉会式に派遣すると通知した金英哲氏について「哨戒艦『天安』沈没の主犯と特定するのは難しい」というのがその趣旨だ。
大統領府、国家情報院、国防部もこの日、同じような趣旨のコメントを発表した。外交部に至っては米国政府への説得に乗り出しているようだ。
（以下略、続きはソースでご確認下さい）
http://www.chosunonl...4/2018022400392.html このばあちゃん、しろがねお姉ちゃんの才賀屋敷での回想で出てきた一人か
なんか重要そうな人だと思ったらさっそく一人脱落かい…まだ残機２あるけど 笑えないのがコンプレックスとなるとフランシーヌって自閉症者の揶揄かなと勘繰ってしまう >>542
おそらくその笑えないと言う部分で思いついたのは
何かしらの形で仲町サーカスが関わって笑顔にしてあげる、とかかなあ 初期の勝のようにメンヘラ気質を乗り越えて成長するんやろな 前回までの、からくりサーカス！（語り、ナルミ
ゾナハ病は苦しかった… 突然 胸がギュッと苦しくなったかと思うと、全身に震えがきやがるんだ
そのまま失神もできずに地獄の苦しみが続く 誰かが… 自分に笑いかけてくれるまで………
そんな奇病にかかったオレは加藤鳴海
日本で、なんとかこのゾナハ病とおりあっていこうとしてた………
ハズだった！
だけど、それからの記憶がなくなってるんだ
なんとフランスで目覚めたオレは、片腕を失っていた
どうやら、あらゆる病気を治す万能薬『生命の水』とやらで命は助かったらしい…変な義手までつけられていた
その薬は、錬金術なんていう聞いたコトもねえ技術で作られたらしい
そいつでオレを助けたのはギイ 謎だらけの、イヤミでスカした野郎だ
それからオレは、戦いにまきこまれるコトになる
ギイと、自動人形＜オートマータ＞という、自分で動いてしゃべる人形との戦いだ
今 オレは、キュベロンという所に連れてこられている…
そこでギイが、オレの質問に答えると言ったからだ
第７幕
「しろがね」になった者
…しかし目の前の光景は、とてもそんな事を聞けるような状況ではなさそうだ
目の前には自動人形にやられ倒れる老婆に駆け寄るナルミ
ギイもついにここまで襲ってきたかと、苦々しい表情を浮かべる…
倒れる老婆を抱き上げようとするが、その体は血もほとんど出ずまるでミイラのように干からびていた
…その老婆、マリーはもはや目も見えないながらギイに語りかける…
もう二人、タニアとルシールの行方を問うギイ
二人はフラーヴィオと呼ばれるオートマータに、ギイをおびき寄せるための人質にされているという 「そうか… ついに…さよならだな…」
「ええ…ようやく…さよならね ギイ…」
ギイの声に、マリーもそう返して微かな笑みを浮かべていた…
すでに彼女の身体は、オートマータに血をほとんど吸い取られてしまったとして
もはや呪わしい『しろがね』の役を、自身に縛り付けてはおけないだろうと語るマリー
…ナルミの存在にも気づいたマリーは、オートマータが人間の血を求める理由を語る
オートマータのリーダー、フランシーヌが『生命の水』を真似た擬似体液は不完全な代物で
そのために人間の血を補給しなければ機能しない代物だとのことだ
…そしてとうとうマリーの身体に、最後の時が訪れようとしていた ナルミが賢明に声をかけようとするが…
「せっかく…死ねるのです 邪魔しないでおくれ…
ああ…長かった… 二百年… 二百年ものあいだ…死ねなかったのだもの…
いよいよ…さよならです… ギイ…
告白するけれど… 私はずうっと後悔しきたのですよ
ゾナハ病にかかった時、『生命の水』など、飲まなければよかったって…」
その言葉を最後に…マリーの身体は、枯木が朽ちるように砕け散ってしまう・・・
マリーのその死の姿に、ナルミも青ざめた表情を浮かべていた
…ギイはマリーの亡骸から人形を繋ぐ指輪を静かに外し、どこか寂しげに呟く…
「うらやましいよ…先生… やっと『生命の水』の呪縛から…自由になったんだもの…」
…青ざめながらもギイに問いただす事が増えたナルミ
即ちギイたち『しろがね』とは、なんなのか… その問いにギイはこう答えた
「そのマリーはゾナハ病だった そして、僕もそうだった…
ナルミ… 自動人形＜オートマータ＞の破壊者『しろがね』は…
みな、ゾナハ病"だった"のだよ」 洋館に空いた壁から奏でる暴風をバックに、ギイは自身の過去を語り始める…
「僕はパリで生まれた… 家は裕福だったがほとんど覚えていない…
なぜなら…僕は幼い時からゾナハ病にかかっていたからだ…
いつも病室の壁ばかり見ていた… 襲ってくる発作におびえながら…
考えることはいつも…楽になりたい… もう死んでしまいたい…
たしかこんな風が吹いていたなァ… マリーが初めて僕の病室を訪れた時も…」
―――――
ベッドで横になる少年の元に、しろがねを名乗る一人の老婆が訪れる
「ゾナハ病になった者はなぜか――― ゾナハ病患者の居場所がわかるのだよ」
銀色の目をしたその老婆の訪れに、少年も脅えた表情を浮かべるが
その老婆は少年に問う
生きのびたいか？ それとも、このまま死んでゆくか？
ほおっておけばいずれゾナハ病で少年は死ぬ
だが老婆が差し出した『生命の水』、コレを飲めばゾナハ病は治るというが…
病からは開放されるが、人生の様々なものを諦めなければいけないとして
老婆はさらに、少年に向けてこう宣告し、その銀の瞳が妖しい軌跡を描く…
「あなたは『生命の水』の、あやつり人形＜マリオネット＞になるのだ」
そしてマリーは、少年に向け二つの選択肢を突きつける…！！
死んでゆく ← → 生きのびる
――――― 当時自分は１４歳、そんな子供がおそろしい選択を任されてしまった、と語るギイ
ついでに言うと利発で愛くるしい少年…それはどうでもいい
…そしてギイはしろがねになる道を選んだ
『生命の水』の操り人形と言う意味はわからなかったが、死ぬよりも遥かにマシだとして…
…それからしばらくたち、病に蝕まれやせ細った体に力が満ちてきていた
起き上がり鏡を見ると、少年の姿は銀髪銀目のものに変わり、その姿に驚く少年
「その時、突然老婆（マリー）の言ったことがわかったんだ」
その瞬間、少年の背後から血塗れの何かがその身体を抱きしめる…！？
そして少年の頭の中では、何度も何度も、同じ言葉が繰り返し響く
自動人形＜オートマータ＞を壊せ と
何度も響くその声に頭を抱えうずくまる少年…
そして自然と、少年はここキュベロンに辿り着き、彼女達から人形を壊す訓練を受けたと言う
しかしナルミには一つの疑問が浮かぶ なぜゾナハ病の患者を自動人形の破壊者『しろがね』に選ぶのか
その問いにギイは、ゾナハ病だったものだけがその病の恐ろしさを知っているから、として
そしてギイは衝撃の事実を口にする
「へっ、自動人形＜オートマータ＞がゾナハ病だとでもいうのかよ」
「おまえにしては鋭いな、ナルミ…
自動人形＜オートマータ＞の擬似体液こそが、ゾナハ病の病原菌なのだ！！
驚いたか、ナルミ こうしている間にも自動人形どもは、あの業病を世界中にまき散らしているのだ
来い、ナルミ さらなる疑問はカルナックで解けるだろう」
そしてギイとナルミは、オリンピアの羽根を広げてカルナックへと向かうのだった
＜続く＞ （ニューヨーク 24日 中央社）カナダの金融コンサルタント会社、アルトン・キャピタル社がこのほど、ビザなし、あるいは到着ビザで訪問できる国・地域の数でパスポートをランク付けする「パスポート・インデックス」の最新版を発表した。
これによると、台湾のスコアは123点で32位。シンガポールと韓国がともに162点で首位に立ち、161点の日本とドイツが2位だった。
昨年首位だったドイツを抜いてトップに躍り出たシンガポールと韓国。
米タイム誌は、両国はウズベキスタンのビザが免除されたことで順位を上げたとするアルトン・キャピタル社の分析を掲載している。
3位は160点で並んだデンマーク、スウェーデン、フィンランド、イタリア、フランス、スペインの欧州勢。台湾はグレナダ、ウクライナ、マカオ、パラグアイ、ベネズエラと同点だった。
2018年2月24日 13時34分
中央社フォーカス台湾
http://news.livedoor...cle/detail/14347636/ 鳴海にいちゃんもそのうちこんなんになるのか…（白目） ナルミならなったらなったでなんだかんだ気に入ってエビリファイした人生を送りそうｗ とある屋敷の廊下に、一人の廊下が這いずりながらその場を逃げようとしていた
だが次の瞬間、その背後の暗闇から大量の手が男の身体を掴み上げ、暗闇へと引きずり戻す…！
そして暗闇の部屋に何かを勢いよく吸い出す音と、その光景に脅えて震える子供と女性の姿
さらにキリキリ音を響かせる、何か三叉の顔をした者達の姿と…
〔おびえるんじゃねえ、ガキども おめえらはあとでゆっくり吸ってやらァ
そいつらじゃなくてさ… この… フラーヴィオがじきじきによ〕
そう告げる筋骨隆々の、首に風車のような飾りをつけた大男の姿があった
第８幕
吸血機械群
フラーヴィオの右腕の腕輪には、子供達との首輪を繋げる鎖が伸び
左肩には、老婆の胸を串刺しにしたままその身体に繋いでいた
…三叉の頭達はフラーヴィオになにやら報告しているようで
その報告に、フラーヴィオもそいつらはおまえらにくれてやると言う
［カルナック （フランス北西部）］
屋敷の周囲には多数の警官隊が包囲し、警官隊が一斉に突入を開始する
どうやら警官達は屋敷に立て篭もっているのが連続バス襲撃犯だと思っているようだが
今まで乗客の身代金を要求してきたことは無く、警官隊のリーダーも困惑の表情が浮かぶ
「…だとしたら、ヤツらに誘拐された８０人近い観光客や乗客は…どこへ…？」
「…… 今はそんなことを言ってる場合じゃない！ 行くぞ！！」
先ほどもスクールバスが襲われ生徒４人と先生、運転手が運び込まれたとの情報を受け
警官隊も迅速な対応で犯人の周囲を取り囲むが…
…次の瞬間、首を切り落とされた警官達が屋敷の窓から投げ出される！！ さらに破られた窓から、警官達の前に現れたのは…
頭が三叉のクロー状になり、中心に注射針の様な物が伸びる、異形のオートマータ達であった…！
その異様に警察のリーダーも表情が歪みながらも、仲間達が現れた者達に発砲するが
それを前に三叉頭のオートマータ達は、一瞬で飛び上がり警官達の眼前に立つ…！
「は…はや…」
…そして頭のクローで警官達の頭を掴み、額に注射針を突き刺すと勢いよくその血を吸いだす…！！
・・・場面はその現場へと急行するギイとナルミへと移る
オリンピアが宙を駆けながら、ナルミはギイに、自分と接触した経緯に関して問う
ナルミもまた『しろがね』達と同じゾナハ病だった、つまり自分も『しろがね』にするつもりだったのかと
その言葉にギイも平然とあたりまえと返す 素手でオートマータを仕留められる『しろがね』ならかなりの戦力になろう
問題はどうやって『生命の水』を飲ませてナルミを『しろがね』に仕立て上げるかと思っていたが…
考えるまでも無く、その時のナルミは瀕死の重傷
ギイも助かったと笑い顔だが、とうのナルミも黙っていない
勝手に『しろがね』にされて挙句、オートマータとの戦いを強制されるなどまっぴらごめんとあっかんべーだが
「ならナルミ、おまえは死にたかったのか？」
……そう返されると、ナルミも言葉に詰まってしまう
ナルミはもともとゾナハ病で遅かれ早かれ死ぬ運命
仮にギイがゾナハ病を治すと持ちかけた時、ナルミは『生命の水』を飲まなかったか？
そう問われ、ナルミも苦悶の表情を浮かべてしまう…
「ほーら見ろ 大ケガの治療のため体内に『生命の水』を注射したけれど、
結局、ゾナハ病も治るコトに変わりはない 喜べよナルミ いや…し・ろ・が・ね」
どっか嫌味なギイの言葉にナルミも怒声を上げるが
そんなナルミを前に、ギイもわざとらしく咳き込んでみせてﾏﾏﾝのペンダントを取り出す 「ママン〜 恩知らずがいるよ〜恩知らずだよ〜
燃える炎と爆発の中…死に瀕したおまえを助けるため、オリンピアと僕は命をかけたというのに
それを…それを踏みつぶして、なかったコトにしようとしてるんだよ…
この日本人は〜〜 ママン〜」
ギイのその嘆きにナルミもバツが悪そうに目そらししながらも、ナルミはぽつりと洩らす
「まったくよ… 人から言われて―――
何かと戦うなんざ… 最低なんだよ…」
そうこうしているうちにオリンピアは、カルナック名物のメンヒルと呼ばれた巨大列石群に入り
ギイをおびき出すフラーヴィオが潜伏する家が見えてきた
…屋敷の前では、ただ一人残った警官リーダーが必死の抵抗を続けていたが
拳銃による攻撃をものともしない、三叉頭の人形達に震え上がるリーダー
そしてｷﾘｷﾘと音を響かせてじわじわとリーダーへと近づき… リーダーも死を覚悟してしまうが
そこへ間一髪！ナルミの廻し蹴りが三叉頭を一掃する！！
「ほーら、ナルミ、口では言ってても…」
「てええい やっちまった〜〜〜！！」
警官を助けるために、つい手を出してしまいナルミも叫び声をあげ
ギイもどこか笑みを浮かべて、ナルミにそう言うのだった
＜続く＞ http://japanese.yonh...180226004000882.HTML
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭義溶（チョン・ウィヨン）国家安保室長（閣僚級）と北朝鮮の金英哲（キム・ヨンチョル）朝鮮労働党副委員長兼統一戦線部長が２６日、
ソウル市内のホテルで昼食会を行い、平昌冬季五輪後も朝鮮半島の恒久的な平和定着や持続可能な南北関係の発展、
国際社会との協力がバランス良く進むよう協力していくことで一致した。
韓国青瓦台（大統領府）が明らかにした。
両氏は平昌五輪が平和・団結の五輪精神を実現し、朝鮮半島の平和や南北関係の回復にとって意味のある契機になったと評価した。
この日の昼食会は文在寅（ムン・ジェイン）大統領と金氏が２５日に会談し、米朝対話の必要性を確認し合ったことを受け、
実務レベルの措置を講じるため設けられた。
米朝対話や南北首脳会談の推進などについて議論したとみられる。 量産型のオートマータ軍団は視覚的な恐怖を与えるためにああいう形にしてるんだろうけど
もうちょっと効率的な血の吸い方は幾らでもあるとおもうのに、なんでどたまから吸うんだよｗ ギイって根は悪い奴じゃなさそうだけど
ボダっぽいしリアルにいたらめっさウザいだろうなｗ フランスでもやっぱり鳴海はおせっかいの性分は抜けてないようだな
そんな鳴海をからかうギイとの凸凹コンビも見ていて楽しい まぁ躁鬱展開に移籍してアップダウン入るぐらいが丁度いいのさ 第９幕
戦う男
冒頭、ナルミの一撃がオートマータを吹き飛ばす
ナルミもやっちまったとちょっと後悔しつつ構えを取る
…三叉頭達は、ナルミの側にいるギイの姿にも気づき…
〔ギ…イか？〕〔ギイだ…〕〔殺せ…〕
〔しろがねヲ 殺せエエエ！！〕
三叉頭達が、一斉にギイへと襲いかかろうとするが
そこにナルミの拳が三叉頭のどてっぱらに突き刺さり
その一撃に、三叉頭の背中から一気に擬似体液が飛び散る！！
さらに返す一撃でもう一体の三叉頭に手刀を浴びせると、その身体が痙攣をはじめ
三叉頭の注射部分から、その擬似体液が溢れ出る…！！
…ｷﾘｷﾘと怪しい駆動音を響かせる三叉頭達を前に、ナルミは堂々と名乗りをあげる
仲間の三叉頭達も怒りを露わにしながら（？）ナルミに突撃をかける
生き残った警官リーダーとギイが、ナルミに襲い掛かる三叉頭達のアドバイスをするが
なんだかナルミは苛立ち気味に叫び声を上げる
「オレはなァ、ここに来る時、絶対に人形どもとなんて戦わねえって誓ったんだよっ！
それがなんで…！」
まくしたてるナルミだが、その背後から三叉頭がつかみかかろうとする…！
だがナルミは冷静に、その胴体に肘打ちをぶち込み、さらに独特の呼吸と共に裏拳を浴びせる！
倒れる三叉頭の後から、その仲間が飛びかかろうとするが
それよりも早く、ナルミはその眼前に飛び込む…！
とっさに仕掛けた三叉頭の一撃はナルミの頬を掠め、そして三叉頭の胴体に掌低を叩き付けた！！ あっというまに４体の仲間をやられ、残った三叉頭は一旦屋敷の中へと退く…
警官隊がかかっても歯が立たなかった奴らを容易く倒した事に、生き残った警官リーダーも驚きをあらわにするが
生き残った彼にギイは、報告書には『しろがね』とだけ書けば上層部は納得すると語る
「『しろがね』…聞いたことがある
国を越えて… ひとつの目的のために戦う集団…
その活動内容は不明だが…各国政府は、彼らが目的遂行のためにとる全ての行動を不問にするという…
あんたらが…そうなのか？」
・・・しかしナルミの方はなんで戦っちまうのか自分でも震えて悲鳴をあげちゃう
そんなわめきたてるナルミの姿にギイもためいき
…とにかく警官リーダーも応援を要請することに
生き残っている生徒と先生も心配…との言葉にナルミが反応する（胸倉掴んだギイの身体ぽい
オートマータは人の血で動く、即ちその子供達もオートマータ達の犠牲にされようとするその事実に…
・・・ナルミの脳裏には、一人の少年の笑顔が浮かぶ・・・
少しだけ覚えている… 記憶の断片…
あの子供…どうなったのかな…
くずれる壁… あの水の中で……
―――死んだ！？
まさか…オレの目の前で……
崩れ落ちる壁と共に、少年の笑顔が掻き消える
その脳裏の映像に、ナルミは苦悶の表情を浮かべ…… ・・・そしてナルミの身には、独特の構えと共にほとばしる闘気が立ち昇る…！
ナルミは単身、その屋敷の中へと乗り込もうとするが…さすがにそれを警官リーダーが止める
せめて応援が来るまで待つように言うリーダー
ギイもせめて自分が裏から侵入するまで待つよう作戦案を提示するが
「待てねえな」 ナルミは二人にただ一言、そう返す
「…… なぜだ…」
「オレの記憶はあいまいさ… だがな…これだけはわかってんだ
オレは子供（ガキ）の悲鳴にだけは、ガマンがならねーんだ！」
鋭い眼差しでギイを睨み、そしてナルミは一人でその屋敷の中へと入っていく…
「バ…バカな…」
「…そう、そのとおり だが… それ故に僕は、ナルミを選んだ」
そしてギイもオリンピアを操りその宙を舞う…！
屋敷の中ではフラーヴィオがナルミに関する報告を受けていた
その報告にフラーヴィオもニヤリと笑みを浮かべていた
…そこに、フラーヴィオの左肩に刺さりぶらさがる老婆が口を開く
「フラーヴィオ…早く尻尾まいてお逃げ…
あんたが、おびき寄せたつもりでいる『しろがね』は、
とても、あんたが歯のたつ相手じゃないよ」
しかしフラーヴィオはその胸に刺さった杭を深く食い込ませて無理矢理黙らせた
そして子供達を引きずって、フラーヴィオも侵入者を返り討ちにせんとする
…その場においていかれようとしていた先生の元に、ひらりと一枚の紙が落ちてきた
落ちてきた紙にはこう書かれていた
［私がこいつの気をそらす みんなをつれてお逃げ］
＜続く＞ http://img.yonhapnew...27001900882_01_i.jpg
【ソウル聯合ニュース】日本のＡＶ女優、三上悠亜、桜もこ、松田美子によるユニット「ハニーポップコーン」が３月１４日に韓国でデビューする。所属事務所のキュンクリエートが２７日、発表した。
同ユニットは韓国でミニアルバムをリリースし、活動する予定だ。所属事務所によると、メンバーの三上悠亜は私財を投じてアルバムを制作するほど、韓国での活動に熱意を示しているという。
hjc@yna.co.kr
http://japanese.yonh...180227001900882.HTML ナルミにやられた雑魚たちの死に様と相まってオートマータが北斗の拳のモヒカンにしか見えん…ｗ
フラーヴィオも露骨にモヒカン親分な見た目だけど大丈夫かなあ 隻腕だから鳴海はガッツのイメージで見てたわ…ocn ｶﾞｯﾂのアニキほど復讐の鬼じゃないしなー、鳴海にいちゃん
…あ、でもしろがねとしての鳴海は『しろがね』の運命に飲まれてそういうルートにいくかもしれんな ガッツは自殺したりメンヘラ化しないのが不思議なくらいの壮絶な過去の持ち主だからな 第１０幕
風と光
生き残った警官リーダー、ジャン・モークレール警部は本部への支援を要請
上に状況を報告し、そしてその事件には『しろがね』の介入があることを伝える
そしてナルミは薄暗い屋敷の中で、身構えてオートマータの襲撃を待ち構える…
（暗いな… でも…いやがるな
７ひく４…残りは三体か… こんな時は向こうの出方を待つ…）
そんな中、ナルミはふと中国での修行を思い出す…
―――（回想）―――
「鳴海（ミンハイ）よ、闇は怖いだろう
今から、この者らをおまえに襲わせる… 前後左右どちらからでも白刃は飛んでくる
だがな、おまえは目を開かずに戦え」
ナルミの目の前には眼鏡をかけた中年の師匠と
何人ものナイフや斧を持った男たちの姿があった
だが目を開かずにでは、戦いようが無いとナルミも反論するが…それに感じて師匠がこう語る
「闇の中きらめき、攻撃の的になるのは『目』だ
それを閉じれば 闇さえおまえの味方になるだろう
聴くのだ 鳴海（ミンハイ）
敵の骨のきしみと血の流れを聴き… 空気の流れを聴け」
そしてナルミは目隠しをしながらも、無数の刃を持った男たちの攻めをさばいてみせて…
―――（回想）――― そして暗闇の中、ナルミに襲い掛かろうとするオートマータだが
その攻撃を耳でとらえ、容易く払いながら胸に強烈な一撃を突き刺す！！
そしておもむろにナルミがその場にしゃがみこむと、背後に潜んだオートマータの攻撃が空を切る
後蹴りを顎にぶち込み返り討ちにする！！
これで二体も潰し…再び修行時代の事を思い出すナルミ
―――（回想）―――
息を切らせながらも、無数にいた男たちをひとり残らず撃退してしまったナルミ
その姿にさしもの師匠も、天才とはナルミの事を言うのかもな、と声を上げる
師匠の言葉に、ナルミも天才なんかじゃないと謙遜し、勝てたのはラッキーだったとするが
「ま、それもあるだろうし、私から見りゃまだまだな所もいっぱいだがよ…
鳴海（ミンハイ）、おまえは私の教えたことを全て注意深く聞く
そして、ひとつひとつそれをなんとかしてものにしようと努力した」
それは足運び一つ、呼吸法一つとっても真剣に取りくみ
そしてどれだけ時間をかけようとも、必ずできるようになった
だが天才にしても自分より才能のある兄弟子もいる、という鳴海だが
師匠の言う天賦の才とはそういうものではない、と語り
「歩んだ一歩一歩を、完全に自分のものとし、しかも、おごらず努力し続ける
おまえのように、これほどあたりまえで、しかも難しいことをできる者が真の才ある者なのだ
ま、私はな… おまえの迷いもしっているがな…
『強くなったから どうだというのか』だろう？」
……その言葉にナルミも僅かに師匠から目をそらす…
日本にいた頃はいじめられていたナルミだが、今、彼は強くなった
だからこそ今、ナルミは強さに対する疑念を抱き始めていた… ……確かに、小さい頃は弱い自分がいやだった
だが強くなって、日本に帰ったとき…その考えがナルミに浮かぶ
格闘技の大会に出て出世したいと考えていたわけでもないし…
そんなもやもやした気持ちからか、ナルミは中国に戻ってからムチャな騒動ばかり起こしていたそうで
ナルミも危険と戦うことで何かをつかみたかったそうだが…
…そんなナルミに師父はぽつりと呟く
「心の中に…吹く風か…
おまえのような者の心の中に吹く、少しさびしい透明な風のことだよ
強い力を持ちながら、その力の使い道がわからない男のな
鳴海（ミンハイ）、その風はいろいろな英傑の心にも吹いていた風だが―――
結局その風を止める方法は、各々が見つけるしかなかったのだ」
―――（回想）―――
…何故か余計な部分まで思い出してしまったナルミ
おそらくは屋敷に入る前に、あの少年の顔を思い出したからだろうか…
記憶こそないが、片腕を無くした事故に関わっているであろう、その笑顔の少年…
…おそらくはあの少年の存在こそが、自分の心に吹く風を止めるための存在なのかもしれない
それだから、オレは戦ったのじゃないか…
あいつのために… いや、オレのために… だけど…
…そこに残っていた三叉頭が、壁をぶち破りナルミに奇襲を仕掛ける！！
一瞬の隙を突かれ、首をつかまれて振り回され、壁に何度も叩きつけられるナルミだが
そんな中でナルミの脳裏には、少年との別れの記憶が浮かんでくる
そうだ…！ それなのにきっと… あの水と炎と… 崩れる壁の中で…
オレはあいつを…守りきれなかったに…ちがいねえ！！
なぜ守れなかった！ なぜ守れなかったナルミ！！
おまえは 強かったのだろう！？ その眼を見開き、首を掴む三叉頭にその拳を叩きつける！！
…息を切らしながらもナルミは起き上がり、ジャン警部の言葉を思い出す…
…今度こそ…そう呟くナルミの前に拍手を叩く者の姿があった
オートマータのリーダー、フラーヴィオがナルミの前に姿を現すが
その右腕に鎖で繋がれた子供達の姿、ナルミは激昂する…が
子供たちを人質に取られ、ナルミの突撃が止まってしまい
そこにフラーヴィオの強烈なパンチがナルミを吹き飛ばす！！
さらにもう一撃ぶちこまんとするが、突然そのパンチの勢いが何かに遮られる
左腕を見ると、自身の肩に突き刺さっていた老婆が
その両腕を天井に突き刺しフラーヴィオの動きを妨害せんとする！
さらにその背後からは、人形を操り奇襲を仕掛けようとする、もう一人の老婆の姿があった…！
＜続く＞ 危険運転で立件する方針。神奈川・横浜市の横浜横須賀道路で、2018年1月、
韓国籍の52歳の男が運転する車が、ごみ収集車にあおり運転して横転させ、運転手にけがをさせていたことが、FNNの取材でわかった。
神奈川県警は、 容疑が固まり次第、男を逮捕する方針。
52歳の韓国籍の男は1月13日、横浜市保土ケ谷区の横浜横須賀道路で、車を運転中にごみ収集車に接近したり、
前に割り込むなどの危険運転を繰り返し、ごみ収集車を横転させた。
ごみ収集車の運転手は、腰などにけがをし、
男は現場から逃走していた。
https://headlines.ya...28-00000950-fnn-soci ああ…違うんだよ鳴海…
鳴海が救えた子供は今も立派にがんばってるんだよ… 鳴海もいじめられっ子だったのかよｗ
口調的にまったくボッチ感ないのに意外 さすがにこのばあちゃん３号は生き残りそうかな
善戦空しく全滅してしろがねの運命の凄惨さを見せ付ける役どころもありそうだけど それにしてもフラーヴィオって言いにくい名前だな・・・ダイエー系列の商業ブランドにありそう 第１１幕
フラーヴィオとの戦い
フラーヴィオに囚われた子供達の名を心配げに呟きながら、先生がフラーヴィオの後を追う
老婆から受け取ったメモにはどうにかスキを作るから子供達を助けるように書いてあったが
…隙ができても力のない自分ひとりでは、逃げ切れないが…
……そこに通路の向こうにフラーヴィオの巨体を目にし、先生もその身が強張る…
フラーヴィオはナルミを返り討ちにし、高笑いをあげていた
子供達を人質に突きつけられ、ナルミも手を出す事ができないが…
…肩に突き刺さった老婆が、新たな『しろがね』ナルミに命ずる
だれが人質だろうと『しろがね』ならばオートマータを破壊せよと…
それでもナルミはどうにか、子供達を離すよう懇願するが聞く筈もなくもう一撃ぶち込まれた
さらにもう一発！と行こうとするが、肩の老婆が天井にその腕を突き刺しフラーヴィオの一撃を妨害する！
「今だよ！！ ルシィィル！」
老婆の叫びに即座に仲間の老婆、ルシールが人形と共に飛び出す！！
左腕の動きを老婆に抑えられたフラーヴィオは、人質と繋がれた右腕を振り上げようとするが
だがその鎖を、ナルミが渾身の力で抑えつける…！ 両腕を押さえられ動けなくなるフラーヴィオだが
しかしフラーヴィオも黙ってはいない、左腕を振り天井に突き刺さる老婆をふりほどこうとし
その抵抗に、天井に腕を突き刺す老婆の腕が、ボギンと嫌な音を立てて胴体もろとも砕けていく…！
それと同時に、ルシールはフラーヴィオの腕につかまれながらも
彼女の操る人形の剣が、子供達を繋ぐ鎖を断ち切った！！
…フラーヴィオの左肩から外れた老婆の上半身が、その場にいた先生の目の前に落ち
へたりこむ先生に、早く子供達を連れて逃げるように言う老婆
だが先生も恐怖に震え、立ち上がる事ができない、が…
「しっかりおし おまえは教師でしょう
子供らのためなら、なんだってできる！」 老婆のその言葉と強い眼差しに…先生も自らの指を噛んで気付けをし子供達に駆け寄る
ナルミも先生に子供達と早く逃げるように言って
…どこかで、これに似たような光景を目にしたような…
などと考えてるヒマはない、フラーヴィオが子供達を逃がすまいと向ってくる…！
だがそこに、捕まっていたルシールの嘲笑う声が響き
彼女の操る人形の刃が、フラーヴィオの顔面に刺さる…！！
だがその刃は顔面に僅かに食い込んだのみ、怒りのフラーヴィオがその眼を見開くが
…ナルミは、ルシールのその巧みな戦いに思わず感心
（この狭い場所でうまく、敵の退路を断ってる 戦いに…慣れてんだ！）
…と、上半身を真っ二つにされた老婆がまだ息があったようで
ナルミがしろがねで無いのなら、ルシールが戦っている間に早く逃げるように言うが
…戦いの巧みなルシールの方が勝てそうだと見るナルミだが、老婆の見解は違った
年老いたルシールでは、人形操りに必要な集中力が持たない、として…
その言葉どおり、ルシールの操る人形『ムジンニイ』の刃はフラーヴィオに断たれてしまい
ムジンニイはそのまま押し込まれ、追撃のタックルと強烈な拳の一撃にやられてしまう…！
「だから…お逃げ… 人形も持っていないおまえじゃ、勝てるわけも…ない」
「ああ…逃げてえなァ…」
老婆の言葉にナルミは拳を握り締めてそう言うが…その後ナルミはこう続けた
「だけど…あんたらは、子供を助けた
最初にあんたが言ったように、子供の命なんざどうなってもいいのが『しろがね』なら…
オレは指一本動かさねえ
だがな… あんたらは、子供を助けたんだよ！」 ……そしてルシールを追い詰めたフラーヴィオは、オレの本当の姿を見せてやる、と言い…
その宣言と共にフラーヴィオの帽子が弾け、頭部に三叉頭と同じクローと注射針が展開され
腕の根元がガクンとしぼみながら、腹から巨大なトゲ付きのトラバサミ状になった肋骨が開く！！
しかしその死の抱擁を遮ったのは、ナルミの聖ジョルジュの剣であった…！
「相手をまちがえてんじゃねーよ、フラーヴィオ
おめーの最初の相手は… オレだろうが！」
左腕から剣を引き出し、不敵な笑みを向けるナルミ
フラーヴィオとの第２ラウンドがいま開幕する！
＜続く＞ 通信
https://headlines.ya...0228-00000091-jij-cn
【北京時事】中国外務省の陸慷報道局長は28日の記者会見で、中国軍用機による韓国の防空識別圏進入に対し
韓国外務省が在韓中国大使を呼び出し遺憾の意を表明したことについて、「中国が行った飛行訓練は国際法に
完全に合致している。防空識別圏は領空ではなく、（抗議は）全く道理がない」と反論した。 本気フラーヴィオの禍々しさええのう、男心がそそられるぜ 死ぬんならあそこでもうやられてただろうしルシールばあちゃんは仲間入りしそうだな 知恵袋的なスポンサーどまりやろな、変に活躍して死なれてもダウン入るし 第１２幕
悲鳴
ギイは屋敷の裏手から壁を壊して進入し
地下に潜伏していた三叉頭達を、根こそぎ殲滅させてしまっていた
ナルミのほうが派手にやってくれてるから楽に仕事ができた、とするギイ
すると上の階のほうで強烈な振動音が響き、その音にナルミの決戦が始まったことを悟る
「さあナルミ、おまえの力を見せてくれよ フラーヴィオは強い…簡単には勝てないぞ」
そしてナルミは、本気を出しその真の姿を開放するフラーヴィオと対峙
子供に悲鳴を上げさせたフラーヴィオだけは許せない、とするナルミだが
フラーヴィオもそれがどうした！と嘲笑い強烈な右フック！！
ダウンするナルミの顔面をフラーヴィオが踏みつけながら、ナルミに向けて問う
〔おまえは人間のくせに腕は立つみてえだ
オレが殺して、血を吸ってやったヤツらの中にもなかなかいなかったぜ
それがなんで子供（ガキ）の悲鳴にこだわる？
なんでそんな青くせえコトで、てめえの短い命をそうも張る気になるんだよ…人間？〕
「さあ…な、オレにもわかんねえよ」
ナルミもそう返しながら…いじめられてた子供時代のことを思い出し…
その両足を振り回しながら立ち上がり、再びフラーヴィオに立ち向かいながら
ナルミの脳裏には、母親との思い出が浮かぶ
お腹を膨らませたお母さんのおなかに、耳を当てる子供のナルミ
もうすぐお兄ちゃんになる、という母親の言葉にナルミも笑顔が浮かび
そんなナルミに、だからいつまでも泣き虫じゃだめよと諭すお母さん… 〔オラオラどーしたァ！ 人間じゃ強えかもしれんが！！ オレの前じゃゴミと同じよ！
弱えなァ！弱えよ、おまえ！！〕
脇腹のクローを振り回すフラーヴィオの猛攻を、聖ジョルジュの剣一本でどうにか凌ぐ
フラーヴィオの嘲りの言葉に、ナルミは初めて拳法を教わる決意をした日の事が浮かぶ
―……ぼく、お兄ちゃんに…なるんだ だから… だから…―
強 く な り た い ん だ
雄叫びを上げて剣を振るうナルミだが、その一撃を容易くかわされ
反撃の一撃が、壁を破壊しながらナルミの身体を吹き飛ばす…！
―さあ、もう元気を出しなさい 赤ん坊のことは、雲がなかったとあきらめよう…―
―奥さんも大変だったねえ―
―本当は母体もあぶなかったってさ―
―もう子供はできなくなったんだって…―
その残酷な現実は、子供のナルミを絶望させるに十分なものであった…
そして倒れるナルミに、ついにフラーヴィオが止めを刺しにかかる…！
〔もうだめだろう 力尽きたろう人間！
オレもそろそろ飽きてきたし、一発で殺してやるよ
そして全身の血を飲みほしてやらァ…
オレら自動人形＜オートマータ＞に命を吹き込んでくれた擬似体液は、
人間の血を入れてやらないと具合良くないんでよ〕
「命…を吹きこむ……？」
〔そうよ…オレらを壊そうと追っかけてくるあの『しろがね』どもにしたって、
ゾナハ病の死にぞこないどもを『生命の水』で無理矢理生かしてこしらえてんだろ
似たようなもんよ〕 ニヤリと口元をゆがめた笑みを見せるフラーヴィオの姿に、ナルミはその目を見開き…
…母親のおなかの子が死んだ後の、中国拳法の師匠の言葉が浮かぶ
―そうか、それは気の毒にな
それで…もう拳法を習う必要もなくなったのいうのか、鳴海（ミンハイ）
だがな 日本の子供よ 万物はうまれ、そして流転する
『命』もまた、この世をかけ巡っている 生まれるはずだったおまえの兄弟の生命もきっと今――
どこかに生まれおちておるのであろうよ
鳴海（ミンハイ）、この世のどこかに生まれたまだ見ぬ兄弟と、いつかまみえる日のために…
強い兄になっておくがいい 強くなっておけ… 命のために…―
「…らねえ…」
ボロボロの身体になりながらも、ナルミは僅かに呟きながら起ちあがる
「気にいらねえ！ おまえら自動人形＜オートマータ＞も… この義手も……
『しろがね』どももみんな…気に入らねえ…
人を殺して血を吸って生きる機械だと…
不老不死の薬で…行き続ける人間だと…
何が錬金術だ！何が『生命の水』だ！ 命をひょいひょい、与えたり奪ったりよ…」
オレは…強くなったハズだったんだよ…先生…
この世のどこかに生まれるはずの兄弟と会った時のために…
―サーカスに、連れていってくれませんか…―
強く… 強くなった… ハズなのに！！
また…また命は… オレをすり抜けて…行っちまった！
「てめーらの命は軽すぎるんだよォ！！」 その右腕を振りかぶり放つ強烈な一撃が、フラーヴィオの右腕を砕き割り！
そのままナルミの拳はフラーヴィオの顎を貫いた！！
ナルミの拳を受けて、体中から擬似体液をあふれ出させるフラーヴィオ
誰かから血を吸わなければその身体を維持できない…
そしてその目の前には、丁度屋敷から逃げ出した先生達の姿が…！！
その姿を見てフラーヴィオは一気に飛びかかろうとする！
ナルミもそれをとめようとフラーヴィオを追い…
そうか、わかったぜ！
なんで子供の悲鳴にオレの心が震えちまうのかが…
「子供達の悲鳴は…オレの悲鳴だったんだ！！」
いじめられ 無力だった弱いオレの…
生まれてこなかった小さな、何もしてやれなかったオレの…
力を得たと思ったのに結局、守るコトさえできなかった、オレの…
「だから！ だからおれはァァ！！」
ナルミがその右腕を伸ばし、フラーヴィオの首を掴むが
左腕の聖ジョルジュの剣を振ろうとするのと同時に
フラーヴィオのプレート状の舌が、先生の身体を貫く……！！
＜続く＞ おいおいおいここまできてまた守れなかったとかやめてくれよ… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
