【木ノ葉の結界】
音の四人衆が問題なく侵入できていることから、大蛇丸が抜け忍となってからも「暗号」が変わっていない疑惑が
浮上した結界だが、クシナ回想のなかで仮面の男と相対するミナトのモノローグ、および台詞に恐ろしい一節がある。

(<前略>木ノ葉の結界に引っかかる事なく出入りできる忍び…オレの知る限りでは…一人しかいない)
「うちはマダラなのか?」

なんと里の創成期から変更されていない疑惑が出てきたのである。いくら存命人物の祖父の代という比較的遠くない
時代とはいえ、これはあんまりではなかろうか。仮にも忍び里ならば、5〜10年くらいのスパンで変更していくべきではないか?
そして抜け忍が出たときにも緊急対応として変更するのが普通ではないだろうか。よほど「暗号」の変更がめんどくさいか、
「暗号」変更の通達がめんどくさいかのどちらかだろう。

【ロック・リー】
愛息の名がメタル・リーとわかり、ファンのあいだに「えっリーって名前じゃなかったの」と激震が走った。
NARUTO本編で彼をロックと呼ぶ者はいない。尊敬するガイ先生も、ライバル宣言をしたものの戦争で逝ってしまった
親友ネジも、同チームであるテンテンも、思い人であるサクラも、みんな彼を名字で呼んでいたのである。NARUTO世界では
名字ではなく名前で呼ぶのが常識であるというのに…似た名前のマイト・ガイは普通に名字マイト、名前ガイだというのに…

そしてリーの謎はそれだけにとどまらず、メタルという息子がいるというのに伴侶が誰かわからないという点、さらに言うなら、
テンテンのような空気キャラと違って濃い存在感を放つ彼の両親がいったい誰なのか、生きているのか死んでいるのかすら
わからないという点があげられる。もしかしたら彼は体術、努力、もしくは眉毛の妖精か何かで、息子も自然発生したのかもしれない。