【飛段・角都戦】
相手を倒しに行ったら武運拙く小隊長が殺されたので作戦を練り直し戦力を補充して再戦しに行きます、
ではなく、師が殺されたんで、とりあえず仲良し三人組で復讐に行きます、という理解に苦しむ話。
シカマルは飛段を生き埋めにする際に「俺が信じてるのは火の意志だ」というが、その意志は「忍び耐えること」
であって「センコーやられたんでェ、俺たちでズェッテーやり返すッス」というのはただのヤンキーの意地である。

また、角都はともかく、何をしても死なない上、呪術とドロン以外に忍術を使おうとしない(使えない?)
飛段は非常に確保しやすく、暁に対する忠誠心もないことが伺えるためよい情報源となりそうなものだが、
IQ200のシカマルは彼の持つ暁の情報が役に立たないと看破、あえて復讐を敢行し、生き埋めとした。
そしてこの後、自来也は暁の情報を得に行って死亡し、ペインが木ノ葉隠れの里に襲来して、ナルトが
「復讐はダメだってばよ」を聖典の文言に加えた。シカマルの復讐は、ギリギリ滑り込みで戒律破りを
免れたのである。やはり切れ者…

ちなみに飛段と角都は文句を言いあう互いに短気な22歳の若造と91歳の老爺ながら、なかなかいいコンビを
しており、息の合った連携攻撃を行い相手に向かう攻撃にも注意を払い、角都が飛段の忘れていきそうな
額当て(とおそらくジャシン教の紋も)を回収してやっていたりしている。そこに注目してみると、この戦いも
ほほえましく見えるかもしれない、そう信じる心を持つんだってばよ。

【ブービートラップ】
ガイVS鬼鮫後に、ガイが開いた巻物から水牢の術が発動したときにも、アオバが「仕掛け用の
ブービートラップって奴です!」と発言している。開けるように促したモトイ、素直に開けたガイを
アホだと言っているのだ。アオバは島亀編ではガイに対してやたらと口が悪いので本気で言って
いるのかもしれない。しかしアオバお前、仕掛け用のブービートラップってなんだ?仕掛けない
トラップとは…?お前も十分アホだ。