【名前】
かたくなに名字呼びしない忍者的な理由は「姓を見ず知らずの相手に
口にしないのが忍びの掟」だということが柱間の回想で明らかになった。
おそらく戦ではないときに忍びであること自体をできるだけ隠すためなどの
防衛意識から発生した掟が、慣習として現在にも残っているものと考えられる。

ただし、手裏剣術の手法もあらわに水切りなどしていては忍者だとバレバレであるし、
頭領であり名の知られた父と子をシリーズ名にしてしまう(仏間柱間扉間瓦間板間)など
してしまってはもはや掟の意味がない。

また「訳あって姓は名乗れない」などと自ら口にしてしまうのも論外である。
上記を口にしたとき柱間はすでにマダラが忍びであると見抜いていたので
紳士として「私も忍びですよ」と言わずにいられなかったのかもしれないが、
マダラは水切りに夢中で、柱間が水上歩行を披露するまで忍びだと見抜けなかった。
紳士の気遣いも台無しである。