両者とも『分かりやすいアタック』にテンションがあがっていた
ここまで大がかりな仕掛け。相手は相当な覚悟があるはず
白銀は思う。四宮はお互いが寄り添い合う状況ぐらい狙ってるはずだと
かぐやは思う。ちゅうぐらい狙ってるはずだと
お互いに『今かつてない程熱烈なアタックをかけられてる』と、隠しきれない高揚感が二人を満たす!!それによって生まれる積極性!!

「もう外は夜ですかね。なんだか肌寒いです……」
こいつビックリするぐらい誘ってやがる!!仕方ないな乗ってやる!!
えっいきなり会長が隣に座ってきた!?もっと前ふりとか……
「四宮、お前もそのつもりなんだよな」
会長はその(ちゅーする)つもりなんだ!!私はそんなつもりじゃ……

マットによろけるかぐや。思わずかばおうと身を乗り出す白銀。かぐやを押し倒した格好になってしまう。二人の顔が近い

あ……怖い……怖い、けど……今……目をつぶったら、どうなるの?

キスがおとぎ話の中だけのものではないと、かぐやは今更ながら気づいた
キスがおとぎ話の中だけのものではないと、白銀は今更ながら気づいた

「備品の点検にいつまで時間をかけて……」
外からは簡単に開いたらしい。彼女が現れた
「伊…野さ……っあり……とぉ…わた……っ怖……ったぁ……」
泣き声で伊井野ミコに抱き付くかぐや
「く…くずめ……!!」
白銀を睨みつける伊井野ミコ

畜生今回は否定できねぇ!!あーもう全部やだ、死にたーい!!

涙目の白銀
本日の勝敗 両者惜敗
次号、かぐや様の体調が…!?