何故漫画アニメの主人公は徹底的に血統主義なのか?
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孫悟空・・・・バーダックの息子
犬夜叉・・・・犬妖怪の息子
うずまきナルト・・・四代目火影の息子
黒崎一護・・・・死神の息子
勇者ダイ・・・竜騎将バランの息子
浦飯幽助・・・雷禅の子孫
奴良リクオ・・・ぬらりひょんの孫
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア・・・ブリタニア皇帝の息子 ゴン・フリークス・・・伝説のハンターのジン・フリークスの息子
モンキー・D・ルフィ・・・世界を揺るがす革命家、モンキー・D・ドラゴンの息子
越前リョーマ・・・伝説のテニスプレーヤー越前南次郎の息子
武藤遊戯・・・伝説のゲームマスター武藤双六の孫
夜神月・・・警視庁幹部夜神総一郎の息子 サラリーマン金太郎ですら極道に一目おかれる程の男が父親だからなぁ で、血統が無くて強かったら、
「血統も無いのになんでこんなに強いの? 主人公補正チートキャラ無双かよ」
とか言われるんだろうな。 結局因縁とかドラマチックな展開がしやすいからなんだよな
大昔から童話とかでも王子様とお姫様とか特別な血筋の人物の物語なんて山ほどあるし
ギリシア神話でも英雄ヘラクレスが強いのは大神ゼウスの子供だからなんて話だし 星矢ら青銅メンバーは血統で強くなったわけじゃないよな つか犬妖怪とか死神ってその作品内でそんな特殊な血統か? 2000年前後に流行ったリバイバル漫画なんて血統主義の権化だな
ちょっと強いキャラはドイツもコイツも「あの偉大な父の血を継いでいる・・・」とかいうやつばっかだし >>1
その中で悟空とナルトはちょっと毛色が違うだろ
悟空の実兄は雑魚だし、ナルトの強さの根源は九狐 浦飯幽助は元々生き返った不良で霊能力が強い家系の桑原の方が天才設定だった
それが魔族の子孫という後付け設定が付けられてしまった。 中国は易姓革命思想だから、血統は関係なく天命がすべてを決める話が好まれやすいと聞いた
血統主義否定派は中国人気質 >>12
しかもミナトって歴代火影として見ると柱間を抜いても
ヒルゼン、ミナト以下っぽいしな(人柱力になってやっと同格扱い) >>15
中国こそ血統主義だぞ
曹操や諸葛亮の子孫を名乗る人がゴロゴロ居る そりゃ両親という超重要ポジションなんだから登場するなら物語に意味をもたせるような大物が来るだろう
後付けの場合は特に大物じゃないと出す意味がない 悟空は戦闘民族の血統だけど別に良血では無いな
ただ突然変異で覚醒して
カカロット系という良血を確立させたが 血統の善し悪しはともかく
ストーリーの肉付けをする為にも
また説得力を付ける為にもあらかじめ
キャラクターの出自や身元をハッキリさる事は必要だろう ターちゃんは最後まで出自はっきりしなかったな
格闘家や王族の息子とか出てたけど否定されてるし 物語に関係の無い要素はムダだから作中に描かれない。
トイレに行ったり、毎朝歯を磨いたり、というのを描かないのがそれだ。
無駄なことをダラダラ描かれても、それを読まされるのは苦痛なだけ
だからな。
逆に言うと、描かれたということは物語に関係がある要素だということ。
で、「血統について描かれた」なら、「だから強い」ってことになる。
王位継承の話しでもない限り、普通そうだろ。
そこで、
「先祖が強いのに主人公は弱い」なら、わざわざ先祖の話をする必要が無いし、
「先祖が弱くて主人公も弱い」も同じ。自分の弱さを先祖のせいにしてんじゃねーよ、
と却ってムカつくだけ。
「先祖が弱いのに主人公は強い」だと、先祖を踏み台にして自慢話をしてる。
これもムカつく。
結局、「偉大なご先祖様が強かった、その血統を受け継いで主人公も強い」が
一番すんなり来る。考えてみれば自然なこと。 ポップの父親は有能な鍛冶屋だったが魔法の強さとは全く関係無いので血統と言えないかもしれない ジャンプの長期連載バトル漫画は後付けで特別な出生になるのが当然 >>25
スラムダンクも
スポーツ系は親が出てこないまま終わるのも多いかな まあ球技系漫画の主人公は一般家庭の子が大半だな
親がプロ選手の設定と言えば
「巨人の星」と「メジャー」ぐらいか
逆に格闘技系だと親も格闘技の選手や達人だという設定が大半だな
主人公の親が格闘技関係者ではない設定なら
「あしたのジョー」「タイガーマスク」「空手バカ一代」
ああ、梶原作品ばかりだな。しかも主人公は天涯孤独で親が何者かも不明だが まあ異能バトルのインフレには血統でもなんでも理由付けできそうなものは使いたくなるわな
連載長くなると特に >>28
部活系漫画は学校漫画自体が親を出しづらいというのが理由かも シティーハンターは実の父親らしき男出たけど銃とは関係ない職業だった
キャッツアイは父親画家でも娘は怪盗 特殊な出生だから主人公だってのは、それこそ神話の時代から枚挙に暇がないからなあ
何か大きなことを成し遂げる理由付けがあったほうがやりやすいってだけだろう 子供の頃から修練を積み重ねてないのに、いきなり始めていきなり強いなんて、
そんなの納得できない! 主人公補正! インチキ!
と言われるのを防ぐ為に、子供の頃からやってた設定にする。
古ければ古いほどいいわけだから、物心ついた時から=家庭環境=親がやってた、
となる。
この時点で血統無関係ってのは不可避になる。
その上で親が弱かったら、「親が弱いのに主人公は強い、主人公はスゲー! と
主人公を持ち上げるために、親を踏み台にしてるのかよ。作者は性格悪いな」
と、こう言われるのを避ける為に、親もちゃんと強いですよ、とする。
すると、強い親の子で強い主人公、というのができあがってしまう。
必然の積み重ねだな。血統にするか、しなくて上記のようなツッコミを受けるか。
結局どうしたって文句つける奴はつける。 身体能力はもろに遺伝だからな
室伏とか親父が日本歴代で二位の記録保持者とかだし スポーツ選手の親の誰もが優れた成績残したわけじゃないし
門戸が広い分野だと埋もれた才能が発掘される可能性高いし教育環境の用意も難しくないからなあ
マイナーだったり金がかかったりするスポーツだと親の影響は無視できないだろうが >>39
優れた成績は残してなくてもそれなりの成績は残してるし、
子供に英才教育を与えてるよな大抵 長嶋とか野村の息子もプロとしては二流レベルだけど普通にプロになれるだけの能力は有ったからな 親が優れた成績を挙げてるってことは、
先天的な面では優秀な遺伝子が子に来るし、
後天的な面でも「適切なトレーニングメニュー」を
親が実体験で知ってるわけだからな。
あと野球やサッカーならまだしも、ゴルフとかフェンシングとかクレー射撃とかだと、
真面目に練習すれば金メダル取れる素質があったけど、
一試合どころか一瞬もプレイしないまま生涯を終えました、なんて人が
どれだけいるかわからんし。
家庭環境=親がどうか、は重要だわな。 野球やサッカーくらいメジャーだとリアルでも幼少期から触れる機会が多い分、作劇上親の環境はあんま気にしないでもいいんだろうな
まあ英雄だろうがスポーツ選手だろうが、一番最初は何の後ろ盾もないところから実力と運で這い上がった人たちなわけで
その辺の一般人が何かの拍子に生まれ持った才能に適した分野に巡りあって大成功なんてのは決してあり得ない話ではない
が、やっぱ背景があった方がドラマチックに話を回せるし、才能の説得力という面ではやはり親が優れてたりした方がわかりやすいし、ネタを広げやすい
特に完成してない年齢の少年が主人公だったりしたらなおさらと
ただそんだけの話だわな 引き伸ばしでネタに困ったから特別な血縁にして話を作るんだろう 後付けじゃなくて初めから特別な血筋もかなりいると思うが あとで使えるように伏線というか前フリ仕込むのは基本だわな
人気無かったら回収せずに打ち切りでいいし ダイ大のポップがその辺にコンプレックス感じる話は良かったな。
「他の奴は皆エリートなのに俺だけは単なる武器屋の息子だ。俺だけが違うんだ。」
みたいな 自分で特別な血統を作った初代ジョジョ・ジョナサンは凄いね ポップのはドラクエの血統至上主義があるからこそ映えたな
天空シリーズは特殊な血統じゃないと伝説の武器は使えないだしロトシリーズも初代でも親が伝説的な戦士だし るろ剣は血統主義じゃなかったな
剣心だけでなく他の強豪も血統で強くなったわけでないし 宗次郎・志々雄・縁のボス格も血統でなく九死に一生の経験で独自の能力体得したんだよな 剣心はむしろ、血統=先天的なもの=体格や筋力など、
は不利だと断言されて、実際に体を痛めてたからな。
バキや九十九などよくある、「小柄だけどパワーも強い」ではなくて。
そう考えると随分珍しいパターンか。
カズキなんかは、パワーに優れてるとか技が鋭いとか
特に何も言われてないのに、短期間でえらく強くなってたが。
防人のコーチ手腕、か? 才能の有無はどうあれ、剣心たちは既に大人で修羅場を潜り抜け何かを成し遂げた後ってバックボーンがあるから血統に頼る必要はないんだろう
カズキは当初は単に高い出力任せだったけど、本格的に訓練を始めたと同時期に身体が変異をはじめてたから
むしろ人じゃなくなっていったことの方が大きかったんではないかと
技量的には本編終了後もまだまだ未熟らしいし 剣心の息子は血統効果で無茶苦茶強くなる裏設定あるんだよな 母親だって女としては最強の部類だし
息子も強くなって当然だろう 血統は説得力と言うより話を動かすのに便利なんだよな
親世代に絡んだ人物とかイベントがいっぱい出せるからな >>60
それもあるな。伝説的に強かった父親とか兄貴とかが敵に殺されて、
その敵討ち、みたいな話にすると、作者としては単に「肉親の仇討ち」として
主人公の戦う動機づけ、同時に敵の強さアピール(伝説的強者を殺せる)が
したかっただけなのに、気づいてみれば「強い父・兄の血を受け継いだから
主人公も強いんだな」と思われてしまう。 北斗は血統主義になったのはファルコが死ぬところから? スクライドのカズマを見てくれ、親が偉大どころか親が誰かなのすらわからない >>62
ケンイチも父親が一般人レベルなら結構強いよ 血統といっても、意味は二種類あるな。
・その世界の最強の人は誰かなと思って調べたら、
たまたまその人の親も強い人だった
・DNAやら神託やら専用アイテムやらの関係で、
○○の子孫でなくてはならないという理由がある(強さは関係ない)
前者の場合、作品に描かれず読者は全く知らないけど世界のどこかに、
主人公よりも強い血統無関係の強者がいるかもしれない。
後者の場合、大魔王に通じる唯一の武器である○○の剣を
掴むことができるのは○○の子孫だけ、と言われたら主人公に任せるしかない。
主人公より強い人がどんなに多数いても、その人らでは大魔王には勝てない。 ドラクエとかゲームでも多いが血統至上主義は日本人が好きなんだろうな 古代英雄は神の息子設定多いな
キリスト教とかイスラム教がでてきたあとはそういうのやりにくいというか潰されるけど てか、リアルでもそうだからな
歴史と神話の境目が曖昧だった頃は当時の有力者が「ウチの先祖は○○!」みたいに標榜してたりするのも珍しくない
だから神話の家系図が凄いことになったりするわけで
まあ大抵どっかしらで断絶して、現在でも神話と直結した家系が続いてるのは日本くらいだけど ギルガメシュなんか神そのものかと思ったら後から実在が有力視されてくるという 大昔は神話と歴史の境目が曖昧だったからな
神や英雄のモデルになった人物とかは結構いそう 神話とか大げさなこと言わんでも、源氏の末裔なり徳川の分家なり、
文字通りの「血」ではないにしろ、「どこの子か」が重視されるってのは、
ずーっと続いてることだけどな。もちろん古今東西問わず。 遺伝子操作やドーピンク、サイボーグ化で強化とかはやらないな >>78
サイボーグのヒーローなら、昔から漫画にもアニメにも特撮なんかにも
多数いると思うが。仮面ライダーとかサイボーグ009とか。 サイボーグとか薬品だとかその辺での強化は
血統とか関係なくもともと普通の人だったのがある日突然超人的な力をつけるっていうことの理由付けって面も大きいな 漫画主人公は母親が美人ばかりなんだから
血統的にモテても良さそうなもんだが 男塾の桃は当初は血統とは無縁だったけど
後付けで父親が塾長の親友になってしまった
しかも国会議員だし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています